2010年12月1日(水)
まず『MTG』のプロプレイヤーってどういう人たちなんだろう? 野球やサッカーだったら、球団に所属して、そこから給料をもらってる人がプロだよね。 | ||
そうね、最初に言っておくけど『MTG』には「ここまでがアマチュア、ここからがプロ」という具体的な線引きはないの。 | ||
あっ、そうなんだ。 | ||
ただ、一般的には以下にあてはまるプレイヤーをプロプレイヤーって呼んでいるみたいね。 |
プロといってもいろいろなパターンがあるワケか。 | ||
最初のはわかりやすいわよね。プロツアーやグランプリ、あるいは今回の世界選手権みたいな大規模な大会に参加して、そこで得た賞金で生活しているプレイヤーってこと。 | ||
うんうん。ちなみにそういう大会って、賞金いくらくらい出るの? | ||
グランプリなら数十万円、プロツアーや世界選手権なら数百万円ってところかしら。 | ||
えっ、そんなに出るんだ! なるほど~、それならいい成績を残し続ければ『MTG』だけで生活するってのも全然夢じゃないね! | ||
そうね。まぁ、さすがに勝ち続けるってのは難しくて、プロプレイヤーと呼ばれる人もほとんどが別に職業を持っていたり、あるいは次に話すみたいに、カードショップをスポンサーにして活動していたりするみたいね。 | ||
カードショップをスポンサーにする……。それって、スポーツ選手のユニフォームに企業のロゴとかが入ってるのと同じようなものなのかな? | ||
そうそう。カードショップと契約するってのは、海外では結構メジャーになってるみたいで、プロツアーの会場ではみんな同じショップのTシャツを着てた! な~んて話もあるらしいわ。 | ||
カードショップはそのプレイヤーが優勝したら思いっきり宣伝になるし、プレイヤーはスポンサーがバックアップしてくれればゲームに集中できるようになるってことだね。 | ||
ええ。所属してるプロプレイヤーさんが、そのショップのサイトでコラムを書いていたりもするわ。これがなかなかおもしろいのよ。 | ||
なるほど。そのコラムを読むために、一般のプレイヤーがサイトにアクセスするのか。プレイヤーとショップがそれぞれ協力しあっているってわけだ。 | ||
そういうこと。そして、それと同じように『MTG』の発展のためプロプレイヤーをサポートしてくれる制度が最後のプロプレイヤーズ・クラブね。 | ||
プロプレイヤーズ・クラブ? |
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[Text by ねこひげ合同会社/ゆば]