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2010年12月2日(木)

『ぎゃる☆がん』はエッチなゲームなの!? ヒロインを演じる新人声優・ZQN☆に直撃

文:電撃オンライン

――演じる際に気をつけたのはどこですか? また恥ずかしかったところはどこですか?

寺本:私は普段かなめちゃんみたいにお姉さんタイプでなく、はしゃいでいるタイプ。役を作りこまないで、自然な感じに演じてほしいといわれたので、その2点を気をつけました。恥ずかしかったのは、やっぱりフェロモンショットを撃たれた時の「はぁ~ん」とか「ひゃ~!」っていうセリフ。すごい恥ずかしかったです。

他の3人:あ~~、わかるわかる!

『ぎゃる☆がん』

内村:晶は怖そうに見えるので、がさつな男の子っぽいのかと思っていました。私ががさつなところもあるので、近いと思っていたら、晶は芯が乙女なので「もっとカワイく演じてください」と注意されました。強気に物事を言うタイプのキャラなので、フェロモンショットの時はどうしようか、ためらいもあり、難しかったことでもあります。

内田:薫子はわがままなお嬢様でキツいあたりもするので、上から目線。口調も荒いかと思ったら、お嬢様なので口調はキレイ。なので、「いい」と「よい」の違いなど、細かい表現に苦労しました。私はお嬢様ではないので、演じる時も近づくのに苦労しましたね。

山本:葵ちゃんは、見た目がかわいらしいロリっ子なので、そういう風に役を作っていったら「もっとロック少女っぽく!」と言われました。でも、「ロック少女っぽく」というのが全然ピンとこなくて、苦労しました。最終的には、男の子を演じるような感じで、見た目カワイく、中身は男の子のようなギャップを持っている感じになりました。

――演じたキャラとの共通点はありますか?

寺本:周りの人からは「雰囲気が似ている」と言ってもらいました! ……が、自分では共通点はあまりないと思います。

内村:晶はいわゆるツンデレで、自分の思っていることを素直に言えない子なんです。私はデレはないですし、思っていることをズバズバ言ってしまうタイプなんですが(笑)、肝心なことが言えない。そういった意味では、核心になかなか触れられず素直になれない部分が似ているなぁと思います。

内田:あんまりないのですが……強いてあげれば泳げないところです(笑)。

山本:葵ちゃんは小さいころからロック一筋で、私も小さいころから声優一筋!! そんな夢に一途なところが似ていると思います。

――自分の演じたキャラ以外で気になっているのは?

寺本:葵ちゃんです! うさ耳の女の子ってどんな感じなんだろうって気になってます。あとライブのミニゲームもとても気になります!!

内村:薫子です。基本的にツンデレ属性が好きなんです(笑)。

『ぎゃる☆がん』

内田:薫子の「SP! SP!」っていうセリフから、なんとなく男性を想像していたんですが、女性と聞いてビックリ! どんな感じなのか楽しみです。

山本:それぞれのキャラクターが個性的なのですべての女の子が気になりますが、その中でもなかなか出合えないレアキャラクターが気になります。

――発表会でお披露目となった本作。かなり大勢の記者が来ていましたが、当日はどんな心境でしたか?

寺本:ああいう発表会が、初めてだったのですごく緊張しました。緊張のあまり、エッチな部分ばかり公開してしまいました。あとで「やっちゃったなあ……」って(苦笑)。

内村:17歳で一番若いのにねえ……。私もすごく緊張しました。あんまりそう見られないんですが、言おうと思っていたことが全部飛んでしまったくらいに。結局、支離滅裂なことを話してしまい、後悔しました。

内田:私も緊張はしていたんですが、場所がここ(今回のインタビューは日本ナレーション演技研究所で行われ、発表会も同じ場所で行われた)だったので、気持ちはリラックスしていました。記者さんたちの顔が見られるように頑張りました。

山本:自分が何を言ったか、正直覚えていませんでした。考えていたことをどこまで言っていいのかわからず、その状態で臨んでいました。

『ぎゃる☆がん』
▲こちらが発表会時のメンバー。初めての記者会見ということでかなり緊張していたようだ。

――発表された後、周りの人の反応はどうでしょう?

寺本:両親は「『ぎゃる☆がん』っておもしろいの?」と言いながら聞いてきました。友だちでは、東京ゲームショウ2010(以下、TGS2010)に行った人が「『ぎゃる☆がん』が、すごい盛り上がっていたよ」という子がいました。

内村:周りの友人は、教えているんですがあまり知らない子が多いですね。両親には役が決まった話をしたんですが、特に父は公式サイトが公開されてから毎日チェックしているみたいです。Webラジオの『レレレの錬金術師』に2人(内田さんと山本さん)が出た時も「お前は出ないのか?」って連絡がありました(笑)。

内田:うちも家族でいろいろ見ていてくれています。弟がいるんですが、私のキャラではなくて、寺本さんのかなめちゃんが好きみたいで、わかるけれどちょっと複雑な心境です。お姉ちゃんのキャラも応援してねっていう。

山本:家族が応援してくれています。「『ぎゃる☆がん』が決まったので、ホームページ見てね」とメールしたら、お母さんから文章なしで“(笑)”という返信が来ました。笑いの理由を追求したら、「お父さんにやらせる」という反応があり、娘の演じたキャラをお父さんが撃つのを想像して、ちょっとゾッとしました。兄弟からは雑誌に載るたびに「あの顔はない」とか「なんであの服にしたの?」とかダメだしされつつ、プロデュースもされています。

――TGS2010で、お姉ちゃんに水をかけるという破廉恥なイベントをしていましたが、知っていますか?

4人:(苦笑いしつつ)はいっ!

寺本:いい意味でも前代未聞な意味でも話題になり、一番目立っていたのではないでしょうか?

内村:私は動画を見たんですけど、逆に「そんな水鉄砲じゃなくて、もっと大きいヤツで!!」って思いました。私が水をかけたい、ぜひ撃ちたいと思いましたね。

――カメラを撮っていた人も、「オレが撃ちたい!」と思っていたことでしょう。内田さん、山本さんは?

内田:制作スタッフから「イベントあるけど、行かない方がいいよ」といわれてたので行かなかったんですが、後から見て納得しました。でも楽しそうでしたね。

『ぎゃる☆がん』

山本:なんか、すごくいいなあって思いました。驚いたんですが、「なんで私たちを使ってくれなかったのかなあ、鉄壁の防御をしたのに!」とも感じましたね。

――いろいろな事情があるのだと思います。本作ではオープニングテーマも歌っていますね? レコーディングはどうでしたか?

寺本:レコーディングは、まだ4人で集まる前の時に行われたんです。一緒に2人で歌うパートが多いので、他の人たちはいない人を想像しながら歌っていたと思うんですが、私は何も考えずに歌ってしまいました。あと、あれは自分として歌う曲なんですが、キャラクターのつもりで歌ってしまい、後から聞いて驚きました。

内村:私は寺本さんと同じパートだったんですが、あわせるのが大変でした。歌い方を同じようにする、寄せていく作業が大変でした。でもやったことがないことだったので、楽しかったです。

内田:カワイイ曲なので、すごくテンションが上がって歌いました。完成後に4人の歌っているのが組み合わさっていたのを見て、『ぎゃる☆がん』が始まるのを実感して感動しました。

山本:片思いの女の子を歌ったカワイらしい曲になっていて、ワクワクするような曲です。あわせるのが難しくて、顔も見たこともない真礼ちゃん(内田さん)の声を何度も聞きながら収録したので、すごい仲よくなった気がしました。それで、出会った初日に抱き合ってしまいました(笑)。

3ページ目で、4人の妄想が爆発! 
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