2011年1月6日(木)
セガから、1月27日に発売するPSP用S・RPG『戦場のヴァルキュリア3』。5報は、セルベリアやヴァルキュリア人にスポットを当て紹介していく。
▲プロダクション I.Gの制作したオープニングアニメーションのカットも到着しているので掲載する。OPムービーは公式サイトで見られるのでチェックしよう。 |
『戦場のヴァルキュリア』は、戦場を舞台にしたドラマと、戦術性の高いバトルが人気のアクティブ・シミュレーションRPG。シリーズ最新作の『3』では、『1』と同じ時代・征暦1935年に起きたガリアと帝国の戦いを背景に、新たな主人公クルトが率いる422部隊、“ネームレス”と呼ばれる懲罰部隊の戦いが描かれる。
→メインキャラの紹介(1報)
→ライバル部隊の紹介(2報)
→特殊化とポテンシャル(3報)
→ユニットのカスタマイズ(4報)
今回紹介する情報は、帝国のヴァルキュリアであるセルベリアや、ヴァルキュリアを切り口にした世界観、戦闘中のシステムについて。以下で掲載する。
1作目で、ユーザーを恐怖させた帝国軍指揮官のセルベリア・ブレス。『3』での登場シーンを描いた画像が複数到着しているので紹介する。
▲帝国のマクシミリアン準皇太子直属の指揮官“ドライ・シュテルン”に連なる1人。マクシミリアンに対し、崇拝に似た愛情を抱き、心から忠誠を誓う。征暦1935年のヨーロッパにおいて、伝説といわれたヴァルキュリアの力を解放した最初の人物。彼女の出現によって、ヴァルキュリア人を取り巻く様相は大きく変わっていくことになる。 |
▲征暦1935年。ガリア戦役の最中でヴァルキュリアとしての力を発揮したセルベリアは、相対するガリア軍を恐怖のどん底に陥れる。 |
▲かつて、帝国のヴァルキュリア実験施設からマクシミリアンに拾われた過去を持つセルベリア。彼女の忠誠は、帝国というよりマクシミリアン準皇太子その人に向けられている。 | ▲顔見知りの様子である2人。ヴァルキュリアについて、『1』と『2』をつなぐ重要なシーンであることを予感させるカットだ。 |
▲戦場に立つセルベリア・ブレス。戦闘マップでの画面があるということは、ネームレスとも戦うことになるのだろう。マクシミリアンに下賜された銃“Ruhm”を扱う。彼女が強敵となるのは間違いなさそうだ。 |
舞台となるヨーロッパ大陸には、ヴァルキュリア人を神として崇め、信仰の対象とする宗教“ユグド教”というものがある。ヒロインのリエラやイムカ、ダハウ、グスルグ、セルベリアといった登場キャラクターの存在からも、ダルクス人とヴァルキュリア人について深い描写がなされるであろう本作。ユグド教もまた、メインストーリーにかかわってくるようだ。ここでは、ユグド教と、その枢機卿であるジェンナーロ・ボルジアを紹介する。
~ユグド教~
かつて世界を炎に包んだ“ダルクスの災厄”から人々を救ったとされるヴァルキュリア人を神として崇め、信仰する宗教。ヴァルキュリアを象徴する“青い螺旋円”が信仰のシンボルで、この文様が刻まれた古代ヴァルキュリア人の遺跡の多くは、ユグド教団に管理されている。中世期末を境に大衆への求心力が大きく低下したものの、現在は枢機卿ジェンナーロ・ボルジアが“ヴァルキュリア救世説”という明快な教義を唱え、戦争に疲れた人々の支持を得て復権の兆しをみせている。
~ヴァルキュリア救世説~
ユグド教の枢機卿、ジェンナーロ・ボルジアが提唱する教義。かつて大陸に大いなる災いをもたらしたダルクス人を征したヴァルキュリアこそ、人類を救済するために現れた神であり、世の中が乱れた時、再び現れて世界を救うと説く。人はヴァルキュリアにすがり救済を待てば必ず救われると教えており、民衆にとって非常にわかりやすいため、絶大な人気を誇る。
▲ユグド教の信仰するヴァルキュリアのイメージ。ヴァルキュリアの持つ神秘性を前面に出した姿をしているが、はたしてヴァルキュリアは、世界を救う存在なのだろうか。 |
ジェンナーロ・ボルジア | ||
---|---|---|
▲ユグド教の枢機卿。“ヴァルキュリア救世説”という、庶民にもわかりやすい説を唱え、前の大戦以降、戦乱に疲れた庶民の支持を得てユグド教の復権に大きく寄与している。 |
エイリアスも……
予約特典に含まれる小冊子“ガリアンジャーナル1935”に隠された暗号を解き明かすことで、先行入手できるキャラクター・エイリアス。前作で“ヴァルキュリア”のポテンシャルを持っていた彼女が、『3』では“ヴァルキュリア”の特殊化を使えるようになっている。
▲リエラ以外にヴァルキュリア化できるユニットがいるのは、戦力的にも大きい。早めにエイリアスを使いたい人は、今のうちに予約しよう。 |
ミッション中、マップの中にはさまざまなギミックが仕込まれていることも多い。ギミックは、ステージ攻略のハードルとなるものもあれば、戦術に利用できるものもある。今回は、そんなマップギミックの一部を紹介する。
破壊可能オブジェクト | ||
---|---|---|
▲攻撃して耐久力をゼロにすれば、破壊できるオブジェクトが存在する。隠された安全なルートが見つかるケースも。 |
エレベーター | ベルトコンベア | |
▲高低差のあるマップを移動できるエレベーター。戦車ごと乗ることもできる。 | ▲エリア同士を行き来できるベルトコンベア。戦車ごと乗れる上、拠点のないエリアにも移動することができる。 |
スイッチ式跳ね橋 | ||
---|---|---|
▲橋が上がっていて通れない跳ね橋は、どこかに隠されているスイッチを押すことで移動が可能になる。 |
砲撃エリア | ||
---|---|---|
▲エリア内に入ると、アクションモード中、リアルタイムに砲弾の雨が降り注ぐ。危険な仕掛けだが、塹壕(ざんごう)の中に逃げ込めば砲撃を受けずにすむ。 |
コマンドモード中に特殊な効果を発揮できる“オーダー”も健在だ。オーダーに必要なCPを消費することで、仲間を救助したり、仲間の力を最大限に引き出したり、さまざまな特殊コマンドを発動できる。
▲使いどころによって、戦況を覆すことも少なくないオーダー。クルトだけでなく敵の優秀な指揮官も使ってくる。 |
▲オーダーは、訓練場で経験値を消費して習得できる。他にも、部隊レベルを上げることで習得するケースもある。 |
(C)SEGA
■May’n×ネームレス・スペシャルライブ概要
【開催日時】2011年3月13日16:00~(15:00開場)
【会場】ライブホール・ステラボール(東京都港区)
【出演者】中村悠一さん、遠藤綾さん、浅野真澄さん、May’nさん
【参加方法】ゲームソフト『戦場のヴァルキュリア3』に同梱されている発売記念イベント告知チラシにある応募券を官製ハガキに張り、応募した人の中から抽選で800名が招待される。詳しくは、製品同梱のチラシや公式サイトを参照のこと。