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2010年12月27日(月)

『GEルネッサンス』大規模アップデートで第4の都市“ヴァイロン”を実装

文:電撃オンライン

 ハンビットユビキタスエンターテインメント(以下、HUE)は12月28日、PC用MMORPG『グラナド・エスパダ ルネッサンス(以下GEルネッサンス)』の大型アップデートを実施。4年ぶりの新都市エリア拡張とメインシナリオの進行、党ミッションなどの新規コンテンツが追加される。新エリア“ヴァイロン島”を中心にアップデート内容を体験してきたので、詳細をお伝えしよう。

『グラナド・エスパダ ルネッサンス』 『グラナド・エスパダ ルネッサンス』 『グラナド・エスパダ ルネッサンス』

■新大陸と旧大陸をつなぐ土地“ヴァイロン島”への上陸

『グラナド・エスパダ ルネッサンス』

 商業都市“オーシュ”の実装以来、なんと4年ぶりとなる新たな大型都市“ヴァイロン島”から見ていこう。ヴァイロン島は新大陸グラナド・エスパダと、旧大陸ベスパニョーラの間に位置する島で、コインブラよりも大きな港町として栄えた土地。しかし、本国の強い支配下にあり、島民も開拓者であるプレイヤーにはひどく冷たい態度を見せる。プレイヤーは過去のアップデート“疾風の暗殺者”で姿を現した宿敵、モントロ子爵と対決すべく島へと乗り込んでいくことになる。

 移動方法はコインブラの街でNPCリカルド船長に話しかけるだけ。高額なチケットを買う必要はない。ただし、今までのメインクエストをすべてクリアしてること、家門レベル20以上が前提条件でベテランプレイヤーが対象だ。推奨レベルはエキスパート以上という話であった。

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 島の中心部には、かつてオポルトの貴族フェロメ家が建てた“フェロメ城”がそびえていたが、フェロメ家没落とともに100年以上も放置状態に。荒れ果てた不気味な城は今や“ルシフェル城”と呼ばれ、どうやら数年前にベスパニョーラの貴族が購入し、管理人として執事だけが住み着いているようだ。この貴族が果たしてモントロ子爵なのか、 執事は一体何者なのかはクエストを進めていけばわかる。

 ヴァイロンは抜けるような青空が美しい港町だが、島民は皆クセ者ぞろい。ベスパニョーラ海軍補給部隊の総司令官ファレルは、どういうわけかドミニオン男爵夫人と“同居”しているし、今まで『GE ルネッサンス』の世界には存在しなかった“錬金術師”のNPCベロニフなどが登場する。そして先述の通り、開拓民であるプレイヤーが話しかても、鼻先であしらうような会話ばかり。うーん、ストレスが溜まる! 

●港町ヴァイロンの街並み

『グラナド・エスパダ ルネッサンス』
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▲乾いた赤い瓦の屋根に白い壁という景色は地中海の街並みをイメージさせる。
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▲どう見ても歓迎ムードではないヴァイロンの人々。しかしファレル総司令官とドミニオン男爵夫人の関係は気になる。
『グラナド・エスパダ ルネッサンス』
▲今後、編入キャストとして扱われるのか否かが、ものすごく気になる錬金術師ベロニフ。もし仲間になるとすれば、一体どんなスタンスを使えるのだろう?

 到着した当初は「行動は町の中だけ、町の外には出られない」と言われるが、クエストを進めるとファレルが賄賂(わいろ)を要求してくる。言われるままにアイテムを渡せば島の中心部へ繋がる森への進入が可能に。賄賂はサンストーン、ムーンストーンなどの有料アイテムか、ゲーム内アイテムのエレメンタルジュエルか輝く水晶100個でも代用できる。

『グラナド・エスパダ ルネッサンス』

→新マップ“ヴァイロン”と新キャストレイヴンを見たいなら2ページ目へ

→ヴァイロンの新ミッションを知りたい人は3ページ目へ

→新システムム“党ミッション”については4ページ目へ

(C) 2003-2010 IMC Games Co., Ltd. Published by Hanbit Ubiquitous Entertainment Inc.

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データ

▼『グラナド・エスパダ ルネッサンス』
■運営:ハンビットユビキタスエンターテインメント
■対応機種:PC(対応OS:Windows 2000/XP)
■ジャンル:RPG(オンライン専用)
■サービス開始日:2010年8月12日
■プレイ料金:無料(アイテム課金)

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