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2011年1月8日(土)

ソフト販売ランキング5週連続1位の『MHP 3rd』が圧倒的な強さで年末商戦も制す

文:電撃オンライン

 2011年最初のソフト販売ランキング(集計期間:2010年12月27日~2011年1月2日)は、年末年始をはさんだせいか目立った新作もなく、旧作中心のランキングとなりました。

順位 前週 機種 タイトル名 メーカー 発売日 推定
販売数
累計
販売数
1 1 PSP モンスターハンターポータブル 3rd カプコン 10/12/01 292,994 3,857,473
2 3 Wii ドンキーコング リターンズ 任天堂 10/12/09 104,672 642,534
3 4 Wii Wii Party 任天堂 10/07/08 87,753 1,638,282
4 6 Wii MARIO SPORTS MIX 任天堂 10/11/25 57,844 485,284
5 2 PSP AKB1/48 アイドルと恋したら… バンダイナムコ
ゲームス
10/12/23 55,059 290,372
6 9 DS 二ノ国 漆黒の魔導士 レベルファイブ 10/12/09 52,656 370,783
7 5 PSP The 3rd Birthday スクウェア・
エニックス
10/12/22 45,561 152,568
8 8 DS イナズマイレブン3
世界への挑戦!! ジ・オーガ
レベルファイブ 10/12/16 39,544 335,710
9 15 PS3 ガンダム無双3 バンダイナムコ
ゲームス
10/12/16 39,450 295,073
10 7 DS ポケットモンスターブラック ポケモン 10/09/18 33,244 2,595,461

(アスキー総研調べ)
※本データに関するお問い合わせはアスキー・メディアワークスまで。

 そんな中、PSP『モンスターハンターポータブル 3rd(以下、MHP 3rd)』(カプコン)が推定29.3万本を売り上げ、5週連続で1位を獲得。これで累計販売数は385.7万本に達し、次週にはDS『ポケットモンスターブラック・ホワイト』(ポケモン)の4週間に次ぐ歴代2位の記録で、400万本突破が確実な状況です。店頭では依然として品薄状態が続いており(店頭消化率95%前後)、まだまだ数字の上乗せが期待できそうですね。

 2位以下については、特に目立った動きもなく、『ドンキーコング リターンズ』や『Wii Party』、『MARIO SPORTS MIX』といった任天堂のWii定番タイトルが上位に顔を並べています。

 2010年の年末商戦(集計期間:2010年11月1日~2011年1月2日)は、主要ハードが軒並み3割~4割の減少を余儀なくされる中、『MHP 3rd』の大ヒットによってPSPが84.8%増の118万台と急伸。前年の17.7%から38.9%へシェアを伸ばし、売り上げトップに立ちました。またソフトについても、PSP以外は前年を下回りましたが、PSPは109.9%増の620万本と倍増し、35.3%のシェアを獲得しました。

 ちなみに、年末商戦のソフト市場全体に占める『MHP 3rd』の販売比率は21.9%。PSPだけに限ってみると、実に62.2%を占めるなど他のソフトを圧倒しました。売り上げランキングは1位『MHP 3rd』、2位『ドンキーコング リターンズ』、3位『グランツーリスモ5』となり、2004年以来6年ぶりに任天堂ハード(DS/Wii)以外のタイトルが年末商戦のランキングを制しました。(アスキー総合研究所)

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