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2011年1月15日(土)

【電撃G’sオンライン】第6回では中澤工さん最新作『ルートダブル -Before Crime * After Days-』に迫る!

文:電撃オンライン

 電撃オンラインとアスキー・メディアワークスの美少女キャラクター誌『電撃G’sマガジン(以下、G’s)』のコラボレーション企画“電撃G’sオンライン”。2011年初回は、『G’s』2月号に独占特報として掲載された、“infinity”シリーズ(『Never7 ~the end of infinity~(以下、Never7)』、『Ever17 ~the out of infinity~(以下、Ever17)』、『Remember11 ~the age of infinity~(以下、Remember11)』)でおなじみの、中澤工さん最新作『ルートダブル -Before Crime * After Days-(以下、ルートダブル)』をピックアップ!

■登場人物紹介■

【電撃G’sオンライン】 【電撃G’sオンライン】
▲電撃オンラインのギャルゲー番長。2011年スタートから新作情報のチェックに忙しい日々を送っている。中澤工さんのファンで、“infinity”シリーズはすべてプレイ済み。▲『G’s』の編集。2011年もカワイイ女の子キャラを追いかけ続けるオタク女子。『ルートダブル』の担当編集でもある。その他『ラブプラス』、『恋と選挙とチョコレート』などを担当。

●中澤工さん入魂の最新作『ルートダブル』とは?

明けましておめでとうございます。2011年はもっと落ち着いてギャルゲーをやりたいごえモンです。
明けましておめでとうございま~す! 2011年もカワイイ女の子キャラを見ていたい!
今年もギャルゲー番長の座を守り通すため、正月から『G’s』をチェックしていたんだが……。中澤工さん企画の新作AVGが出るそうじゃないか! 俺この人のファンなんだが、詳細を教えてくれ。
電撃G’sオンライン
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▲“infinity”シリーズを手掛けた中澤工さんの最新作は、死の灰迫る閉鎖された核融合炉からの、9人の脱出劇!
『ルートダブル』のことですねっ! いいですよー! バッチコーイ! 担当編集は私です♪
しかもこれ、『G’s』の独占特報らしいじゃないか。超じっくり読み込んでしまった。すごい楽しみなんだけど! 詳しいこと教えてよ!
じゃあ一緒に記事を読んでいきますか! 今回は特報として4ページでの紹介記事を組みました。まずは最初の2ページでメインビジュアルとともに、『ルートダブル』のストーリー&世界観を紹介しています。
えっと、ストーリーは……研究学園都市のはずれにある巨大な研究所の原子炉で、突如メルトダウンが発生。駆けつけたレスキュー隊と、なぜか研究所内にいた高校生たち全9人が、事故の影響でシステムダウンしたラボ内部に閉じ込められてしまう、と。完全に出口をふさがれたあげく、放射能がゆっくりと館内を蝕んでいくという、非常に危険な状態だな。システム復旧までは9時間、そこまでのサバイバルが描かれる、と。今回も“infinity”シリーズにあった、閉鎖空間からの脱出モノなんだな。
そうなんです。ここに載せている2点のビジュアルも、女の子が火に囲まれていたり、取り残されそうになっていたり、閉鎖空間での臨場感が伝わってくるものになってます。
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今回のメインキャラクターデザインはみけおうさんか。危険なシチュエーションながらすごくキレイに描かれているな。
炎がキレイですよねー! 実は……この紹介記事には載せられなかったんですが、人が血を流して死ぬイベントCGもあります。登場人物がはっきりと死ぬ描写は、これまでのシリーズにはなかったですよね。
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▲これが死亡シーンの線画。ヒロインの1人、琴乃悠里が完全に事切れてしまっている……。
うわあ、これか……。こうして実際に目にするとドキッとしてしまうな。確かに、人が完全に死ぬ、という描写は以前の作品にあまりなかった気がする。プレイヤー側に緊迫感を否応なしに植えつける、という意味では素晴らしいと思う。
システム的には、主人公が2人いて、2つのルートで物語を進めていくんです。事故現場で記憶を失ってしまったレスキュー隊の隊長・笠鷺渡瀬(かささぎ わたせ)と、研究所に閉じ込められていた男子高校生・天川夏彦(てんかわ なつひこ)の2人ですね。笠鷺渡瀬のルートでは、死の灰が徐々に広がる研究所内でのサバイバルを、天川夏彦のルートでは、生き残るためのカギになる、事故発生の6日前からの記憶をさかのぼっていくことになります。
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▲画像左が笠鷺渡瀬で、右が天川夏彦。記憶喪失ながらアクティブなレスキュー隊長と、クールで無口な高校生という正反対な性格の2人の視点から物語が描かれる。
舞台が研究学園都市だったり、主人公の1人が記憶喪失だったりと、単なるサスペンスだけじゃないぞ、一筋縄じゃいかないぞって香りがプンプン匂ってくるな。いいぞいいぞ。まさに中澤工さんの作品!

●『ルートダブル』にかかわる事象は6と9に集まる!?

そんな謎めいた要素を、登場する6人の女の子たちとあわせて紹介したのが次の2ページ!
ほう! 次のページには大きく“すべての事象は6と9に集う”とあるな。
そう、そうなんです! この『ルートダブル』に関する資料をまとめてみると、ストーリーの発端となる事故にかかわる事象には、すべてなんらかの形で“6”もしくは“9”が関係していたんですよ!
特定の数字がらみキタ! これは、もはや中澤工作品の伝統芸といってもいいな。作品にかかわる設定などを必ず何かの数字に関連させていく。『Never7』の“7”『Ever17』の“17”『Remember11』の“11”といったふうにな。この数字たちがまた、作品内で重要なキーワードになってくるんだよ。
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▲このサバイバルは、まさに命をかけたイス取りゲーム。ということを表したキービジュアル。
まず、事象の1つとして、その事故が発生した時間が“2030年9月16日、午前6時19分30秒”。そしてラボのシステム復旧、つまり脱出できるまでの残り時間は、9時間。事件発生の日時や、タイムリミットの時間に6と9が――!
そして事象の2つ目は“9人の生き残り”か。……あれ? 生き残りが9人と書いているが、『G’s』をよく見てみると、主人公2人と、6人のヒロインたち、合計8人しか紹介されていないようだが?
ギクッ……ここで働いていた正義感の強い研究員・宇喜多佳司(うきた けいじ)さんが9人目です! 美少女キャラメインの『G’s』ということでやむなく誌面にはいなくなっちゃっただけ! えへへ♪
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▲宇喜多佳司……自他ともに厳しい完璧主義で、正義感の強い研究員。9人目の生存者であり、サブキャラクターとして登場する。

イラスト:夏宮ゆず

(C)イエティ/Regista

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データ

▼『電撃G’sマガジン』2011年2月号
■発売日:2010年12月27日
■希望小売価格:990円
 
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