2011年1月8日（土）

パルテナ様がフリーダム！ 3DSの体験会で『パルテナ』と『ゼルダ』をプレイ

　ども、カネキングです。本日1月8日～10日、千葉県の幕張メッセで開催されている“NINTENDO WORLD 2011 ニンテンドー3DS体験会”。そこに出展されていた、任天堂タイトルのプレイレポートをお届けします。

　今回プレイしてきたのは、『新・光神話パルテナの鏡』と『ゼルダの伝説時のオカリナ 3D』、『顔シューティング』の3本。これ以外のタイトルは、任天堂カンファレンス2010の際にプレイレポを掲載しているので、あわせてご覧ください。なお本日は、サードパーティのタイトルのプレイレポートも掲載しています。

●『新・光神話パルテナの鏡』

　プレイできたのは、任天堂カンファレンス2010の時と同じく、第1章（イージー）と第4章（ハード）の2つ。用意されていた武器も、撃剣（げきけん）、射爪（しゃそう）、衛星（えいせい）と、同じでした。前回はイージーで遊んだので、今回はハードに挑戦！　……の前に、ブースでは並んでいる間に見られる本作の紹介映像が上映されていたので、まずはこれをご紹介します。


▲メデューサの復活を受け、再びピットに出撃を命じるパルテナ様。「ピットもたくましくなりましたね」と、“ヤラレチャッタ”の映像をいきなり流してきます。


▲基本操作は、移動・攻撃・照準の3つ。具体的には、スライドパッドで移動し、Lボタンで攻撃、下画面をタッチ（スライド）して視点（照準）移動です。自身と照準を同時に動かすのは難しく、ピットも苦戦。


▲ものすごくざっくりとしたパルテナ様のアドバイスですが、実際“大きく動く”のは重要です。プレイ前によく見ておくといいと思います。


▲ここでミッションの話に突入。“飛べない天使”であるピットのために、5分間だけ飛べる“飛翔の奇跡”を与えてくれます。その後は「翼は焼け落ちてしまいますが、問題ないですよね？」だそうです。パルテナ様……。まぁそんなわけで、各ステージはまず上空から敵地に侵入し、地上からボスまで進んでいく2部構成になるようです。


▲その後もパルテナ様とピットの楽しいやり取りが続きます。“弾くとダッシュ”するという操作を聞いて、ピットが思い浮かべたのは、おなじみのこのゲーム。パルテナ様はカービィがお気に入りみたい。

　とまぁ、こんな感じでパルテナ様とピットのやり取りが続く、すごくおもしろいムービーになっています。ちなみに、この映像はフルボイスで、ピットを高山みなみさんが、パルテナを久川綾さんが演じています。さて、映像を見て基本操作は頭に入ったので、いよいよプレイに移ります！


▲操作方法と試遊機はこんな感じ。操作は簡単なのですが、左手で3DSを支えるのがちょっと大変かなーと思いました。

　ムービーを見ていて、ピットの周りを浮遊し援護射撃を行ってくれる（？）“衛星”が楽しそうだったので、今回はコレでいくことにしました。第4章は、冥界を進み、ビッグ死神を倒すのが目的のステージです。最初はシューティングのようなパートからスタート。2回目なので慣れましたが、移動と照準を同時に行うのは、最初はかなり難しいと思います。特に照準。地上では、敵を視界に入れるのも大変だと思います。ただ、敵の攻撃もそれほど激しいわけではなく、映像のアドバイス通り、大きく動いていればそうそう当たりません。照準と移動は7：3ぐらいの意識でいいと思いました。

　ほぼノーダメージで空中戦を終え、地上戦に突入。時間が限られていたので、サクサク進むことにしました。一定時間（体感で3秒前後）攻撃しないことで使えるようになる“ため射撃”と、攻撃の威力を高めるダッシュ撃ちを組み合わせると、非常にラクに敵を倒せます。また、敵の攻撃に対してすばやくスライドパッドを弾くと“回避”も行えます。この操作は“ダッシュ”と同じなので、とりあえずスライドパッドを弾きながら移動すると被ダメージを防げるという仕組み……のはず！　要するに、移動はガチャプレイでもなんとかなるということです！

　しかし、さすがはハード。順調にビッグ死神の前までやってきたのですが、HPゲージが残りわずかに。1ミスで終わりなのかどうなのかわからないので、ビクビクしながら、弱点の頭部にダッシュため攻撃を当て続け、ミスすることなく倒せました。敵の攻撃は、ガチャプレイ気味に回避！　これがすごく大事！　わりとかわせます。

　そして意外だったのは、パルテナ様のキャラクター。紹介映像でも天然っぷりを発揮していたのですが、本編でもボス戦中に冗談を飛ばしてきたりと、かなりフリーダムです。紹介映像だからこんな天然キャラなのかなと思っていたのですが、もともと自由気ままなお方のようです。パルテナ様、マジ女神。やり応えのありそうなタイトルなので、早くプレイしたいですね！


▲あと言うまでもなく、3D表示との相性はバツグン！　奥から飛んでくる敵との距離感をつかみやすいです。

●『ゼルダの伝説時のオカリナ 3D』

　前回プレイできなかったので、今回は根性でプレイしてきました。体験版では、

　1.コキリの森
　2.デクの樹サマの中
　3.甲殻寄生獣ゴーマ

　のいずれかのパートから選択し、プレイできました。ゴーマも捨てがたかったのですが、2を選択。結論から言うと、本作の見どころは、3Dに対応した以外では、映像がキレイになったことと、パチンコなどの視点移動がジャイロセンサーに対応したことでしょうか。ジャイロセンサーは、実際に体を動かすので楽しいですね。スタルチュラを下から見上げてパチンコで撃ったりするのは、とても臨場感があります。体験版は、オクタロックを倒し、少し進んだあたりで終了。特にオリジナル版から大きな変更があるわけではなかったのですが、『時のオカリナ』の映像クオリティが向上し、3Dになったとあらば、ファンは買うしかないでしょう。

●『顔シューティング』

　内蔵ソフトがどれもおもしろい3DSですが、この内蔵ソフトもやっぱりおもしろかったです。これは簡単に言うと、飛んでくる敵を撃ち落とすシューティングゲーム。カメラを現実の空間に向けると、そこが戦場になります。ただ、この敵がクセモノなんですよ。ゲーム開始時に自分の顔を撮影させられるのですが、これが敵として飛んできます。つまり、自分の顔を撃ち落とすわけです。とてもシュール……。しかもこの顔が3DS側で勝手に泣いたり怒ったりするんです。挙句、チューをしながら迫ってきたりと、やりたい放題。自分の顔がイヤな時は、適当な理由をつけて別の人の顔を撮影するといいでしょう。バレると、逆に写真を取られてしまうかもしれませんが（笑）。若干出オチ感はありますが、やってみると結構笑えます。とにかく楽しいゲームでした。

■NINTENDO WORLD 2011 ニンテンドー3DS体験会概要
【開催日時】
　2011年1月8日10：00～17：00（入場16：00まで）
　2011年1月9日10：00～17：00（入場16：00まで）
　2011年1月10日10：00～16：00（入場15：00まで）
【開催会場】幕張メッセ展示ホール9
【料金】無料