2011年1月13日(木)
2010年12月14日、CJインターネットジャパンはPC用オンラインACT『SDガンダム カプセルファイター オンライン(以下、SDGO)』でユーザー対戦イベントを開催した。
このイベントでは『週刊アスキー』(アスキー・メディアワークス刊)の編集者・アカザーが、電撃オンライン編集部のごえモンやライターの斎藤ゆうすけとともに“アカザー連合軍”を結成し、ユーザーとの対戦会を実施した。腕にはそれなりの自信(?)を持っていた3人だが、その結果は18戦して1勝17敗。この記事では、あまりにふがいない結果に落ち込んだ3人が、後日に開いた反省会の模様をお届けする。
アカザー(以下、アカ):それにしても見事なまでの負けっぷりだったなぁ。
ごえモン(以下、ごえ):18戦して1勝17敗……。
斎藤ゆうすけ(以下、ゆう):もう少し勝てると思ったんですけどね。
アカ:イベントをやった時間帯も悪かったんだよ。夕方から深夜にかけてはうまいプレイヤーしかいない! お昼ぐらいにやればそこそこ勝てる……はず?(笑)
ごえ:イベントがお昼ならよかったのに。昼なら勝てた(笑)。
ゆう:ですよね(笑)。
ごえ:僕たちは決して弱くはない!(笑)
アカ:最初に使う機体を発表しちゃったってのも敗因だな。
ごえ:チョキ機体のブルーディスティニー(以下、BD)を使うって発表していたから、みんなグー機体で入ってきちゃう(笑)。
ゆう:イフリート改を使ってるユーザーさんが多かったですね。
アカ:こっちがBDだからライバル機体のイフリート改でってことだろうけど……。チョキ機体とグー機体だから、原作みたいなライバル関係にはならずにこっちが一方的にやられちゃうだけだもんなぁ。
▲奮戦したものの、惨敗を重ねてしまったアカザー連合軍。特にイフリート改にはまったく歯が立たなかった。 |
ごえ:中には律儀にチョキ機体で入ってきてくれる人もいたけどね。
アカ:ユーザーからすると、1回しか対戦できないから全力で戦いたいっていうのもあるんだろうな。あまりにボコボコにされすぎてへこんだりもしたけど、あれはあれで楽しかったよな。
ゆう:本当に楽しかったですね。ぜひ、またやりたいですね。
アカ:あと、もうちょっと大きいイベントができるといいよな。結局、今回は1時間半やって60人ぐらいの人と遊んだわけだけど、参加できなかった人も多かったみたいだし。
ごえ:確かに、もうちょっと多くの人と対戦したかった。
ゆう:初心者限定の対戦会もやりたいですよね。今回は初心者の人が入りづらかったのかなぁって思うんですよ。
ごえ:初心者限定対戦会はおもしろそうだなぁ。
アカ:レンタル機体のみとか、カスタムなしのノーマル機体のみとか、いろんなレギュレーションで対戦会ができたらいいよな。俺はラジコンの大会によく参加するんだけど、やっぱり最初のレディーセット状態でやる大会が一番盛り上がる。“腕だけで勝負”っていうのがいいんだよ。それなら負けたほうも納得がいくし。
ごえ:Cランク限定もおもしろそう。
ゆう:Cはいい機体多いですからね。Cにお気に入りの機体あるけど、Cだと対戦できないから使わないって人もいますもんね。
アカ:Cのカスタムなしとか、2段階までオーバーカスタムとかだと、よさそうだな。
ごえ:CはジムIIIばっかり使っていたなぁ。
アカ:ジムIIIはリロードできる状態を維持できるならいいけど、そうじゃなければすぐ落ちるし、難しくない?
ごえ:難しいけど、でもよく使っていましたね。
▲ごえモンやゆうすけが使用したBD1号機はランクBの機体。ごえモンお気に入りのジムIIIはランクCの名機。ランクCの機体を使う機会はあまりないが、ランクC限定の対戦会ならお気に入りのランクC機体で参戦できるはず!? |
アカ:決められたレギュレーションの中で、そういうこだわりをもって機体を選ぶのも醍醐味になりそうだな。
ゆう:レギュレーションありの対戦会はそのうちにやりましょう!
アカ:実現させたいなぁ。レギュレーションを決めればあそこまでボコボコにされることもないだろうしな(笑)。
ゆう:やっぱり、やるからには勝ちたいですもんね!
ゆう:アカザーさんは、対戦会で実装前のBD3号機を使ってましたが、あの機体はどうでした?
アカ:悪くはないんだけど、やっぱりビーム・ライフルがなぁ。普段、BD1号機を使ってるせいか、マシンガンのほうが使いやすい気がするんだよな。
ごえ:ビーム・ライフルはマシンガンよりも当てづらいですからね。
アカ:でも、必殺技はよかった。あれは使いやすいよ。
ごえ:格闘じゃなくて射撃になったんですよね?
アカ:そう、全弾発射になったんだよ。あれでトドメをさすイメージで戦うといいんじゃないか?
ゆう:なるほど。僕もBD3号機を使ってみようかなぁ……。
▲アカザーはBD3号機で参戦したものの、ビーム・ライフルをうまく使うことができずに、何度も撃墜されてしまった。 |
ごえ:アカザーさんはサプライズでサイコ・ガンダムも使っていましたよね。あれはどうなんですか?
アカ:いやー、あの機体は難しいな……。
ごえ:速攻で落とされていましたもんね(笑)。
アカ:とにかく機体の動きが重いのがキツイ。スーパーアーマーがついてるから、格闘をくらってもすぐに反撃できるっていうのがいいんたろうけど、囲まれちゃうとどうしようもないからなぁ……。
ゆう:変形はどうなんですか?
アカ:変形すると少しスピードが上がるから、囲まれそうになった時とか、変形して相手の後ろに回り込んだりできたらいいんだろうけど、いきなりでそんな立ち回りは無理だった。変形するとウイングガンダムみたいなノリで飛んでられるのはおもしろいんだけどな。
ごえ:自分のことで手一杯で、サイコ・ガンダムが飛んでる姿を見ていませんでしたよ。
▲ついに解禁されたサイコ・ガンダム。初見でこの機体を使いこなすのは難しい? |
ゆう:話は変わりますが、プライベートでプレイする時にアカザーさんはどんな機体を使ってます?
アカ:俺はBD1号機やウイングガンダムかな。ウイングガンダムは初心者でも使いやすい機体だから、これから始めようって人は使ってみるといいんじゃないかな。
ごえ:以前の武力介入イベントで使っていたエクシアはどうなんです?
アカ:エクシアはA機体だからつらいんだよなぁ。Bであのくらいの立ち回りができればいいんだけど、Aだと気楽に落ちるわけにいかないのがキツイ。うまい人の動きを見てると、格闘主体は格闘主体なんだけど、うまくポジション取りをして、ビーム・ライフルを混ぜながら戦ってるんだよ。ああいう立ち回りってマップを把握してることが前提だと思うんだけど、俺はまだそこまでやりこめてないから、まだ使いこなせないかなぁ。
ゆう:エクシアは僕も使ってみましかだ、難しいですよね。いろいろな機体を使いながら、自分に向いている機体を探すのもこのゲームの楽しみ方の1つだと思います。
▲アカザーおすすめのウイングガンダムは今回の対戦会でも多くのユーザーが使用していた。ランクA機体のエクシアは撃墜された際のリスクが高いためか、あまり使用者がいないようだが、使いこなすことができれば大いに活躍できるはず!? |
アカ:性能もそうだけど、思い入れもあるよな。俺も『機動戦士ガンダムUC』を観た後、「こいつはユニコーンを使うしかねぇ」と思って、速攻でガシャポンを回したし(笑)。
ごえ:アニメで観たMSは使いたくなりますね。僕もシナンジュとかスタークジェガン、あとは00クアンタとか、今めちゃくちゃ使いたいですもん。
ゆう:これからもどんどん機体が追加されて行くみたいなんで、どんな機体が追加されるか楽しみですね。
アカ:俺はファーストガンダム世代だけど、2人はSDガンダム世代だよな?
ごえ:そうですね。
ゆう:僕はギリギリで『Z』世代です。
アカ:このゲームのいいところは、ファースト世代やSDガンダム世代、『機動戦士ガンダムSEED』とか『機動戦士ガンダム00』でガンダムファンになった若い子たちも一緒に楽しめるところだと思うんだよ。
ゆう:確かにユーザーさんの年齢層は幅広いですね。やり込めばどこまでも深いプレイができるんだけど、アクションゲーム初心者でもチュートリアルをプレイすれば、とりあえず遊べますし、PCとネット環境があれば誰でもすぐに始められるのがいいですね。
ごえ:ミッションモードをプレイすると、うまい人が教えてくれたりもするしね。僕は、他のオンラインゲームでは会話するのが怖いから(笑)ソロでプレイしているんですげと、このゲームだけはマルチプレイを楽しんでます。
アカ:対戦モードは対戦モードで楽しいけど、ミッションモードもいいよな。一番最初にアプサラスミッションをやった時にさ、必殺技はたまったらただ使えばいいと思ってたから、バンバン必殺技を使ってたんだよ。他の人が攻撃してる時に必殺技を当てると、他の人の攻撃が無効になるって知らなかったから。そこで「必殺技やめてください」みたいなこと言われて、チャットで説明を受けてさ、みんな「やりながら覚えればいいんだから、気にしなくていいよー」みたいなことを言ってくれるわけ。みんな優しいなぁなんて思ってたんだとげ、10代の人からアドバイスを受けているのかなぁって考えたら、なんかおもしろくなってきてね(笑)。
ごえ:そういうのいいですね。
ゆう:もしも、この記事を読んでいて、まだ『SDGO』をプレイしていないって人がいたら、ぜひ始めてほしいですね。
アカ:『週刊アスキー』のホビー部に“SDガンダム作ろう会”っていうコミュニティがあるんだけど、そこが結構盛況なんだよ。昔は俺たちみたいなファースト世代はSDガンダムを作ったりしなかったんだけど、今は子どもがいるような人でも、SDガンダムを作ってる人が多いみたいだから、ファースト世代でもこのゲームをすんなり楽しめると思うんだ。
ごえ:SDガンダム世代から見ても、このゲームに登場するMSはずば抜けてかっこいいですもん。さすが『SDガンダム ジージェネレーション』シリーズでおなじみのトムクリエイトが3Dモデルを担当しているだけあります。
ゆう:ゲームの中で自分が使っている機体のプラモデルを買って作ってみるのもおもしろそうですよね。
ごえ:ゲームの中でペイントした通りに、ガンプラもペイントしたりね。
アカ:そういう“俺専用機体”みたいなのっていいよな。
▲自分だけのオリジナルペイントを施し、“俺専用機体”を作るのもこのゲームの楽しみ方の1つ。 |
ゆう:逆もいいですよね。SDガンダムのプラモを買って自分なりに塗装してみて、それと同じカラーリングの機体をゲームの中で作ったり。
ごえ:そういえば、対戦会にアッガイをスパイダーマンカラーにしていた人いましたよね。
アカ:あれ、どうやってやったんだろうな? 実は俺、あの後で試してみたんだけど、全然キレイにできなくて……。
ゆう:そのあたりを試行錯誤しながら楽しむのもいいですよね。
アカ:そうだな。やっぱり、せっかくやるなら“俺専用機体”でプレイしたいもんな。
ごえ:今度はそれぞれMSをデザインして対戦会をしたいですね。
ゆう:いいですね。僕もこれから作ってみます!
アカ:よーし、それじゃあ次の対戦会に向けて、それぞれ“俺専用機体”を作りつつ、腕を磨いて行こうぜ!
ごえ&ゆう:了解です!
(C)創通・サンライズ (C)創通・サンライズ・毎日放送
Produced by BANDAI KOREA
Developed by SOFTMAX / Published by CJ Internet Japan.