News

2011年1月24日(月)

街に観光地にPSPが大活躍! 『xーRadar Portable』で秋葉原探検【前編】

文:電撃オンライン

 昨年末に大幅なバージョンアップが行われ、ガイドブック機能などが搭載されたことによって、使い勝手が大幅に向上したPSP用レーダーアプリ『x-Radar Portable(以下、x-Radar)』。

 すでに使っている人にはおなじみのこのアプリだが、まだ使ったことがないという人に簡単に機能を紹介しよう。

 『x-Radar』は、PSPに搭載されている無線LAN接続機能でキャッチした、街に点在する無線LANアクセスポイントの電波状況から現在地点を特定し、周辺のコンビニや飲食店、駐車場といったさまざまな情報を、ネットに接続することなく調べることができるアプリ。

 無線LANの電波がほとんどない郊外では、PSP用のGPSレシーバーが使えるので、都市部は無線LAN、郊外はGPSといったように使い分けることで、全国どこでも現在地を特定することができるのだ。

『x-Radar』 『x-Radar』
▲システムソフトウェアのバージョンが6.35以上で使用可能。6.35未満の人は今すぐアップデート!▲クロスメディアバーの“エクストラ”列にアイコンがある。まだ持っていなければ、クリックした後自動的にダウンロードサイトに移動する。

 さらに、『x-Radar』は、ソニーの地図情報サービス・PetaMapと連携しているので、事前に行き先が決まっている時は、ネットで行き先の周辺情報をガイドブックデータとして入手しておけば、重くてかさばるガイド本を持ち歩く必要はなくなる。

■いよいよ秋葉原探検しゅっぱーつ!!

 今回『x-Radar』をアフィリア・サーガ・イーストのクルミ・ラーラ・ミルクちゃんに使ってもらって、今最もホットな街“秋葉原”のオタクスポットの数々を探検してもらった。

 JR秋葉原駅電気街口を出たクルミちゃん、アニメや漫画がいっぱいそろっているお店で、今人気の作品を勉強したいということで、第1の目的地はアニメグッズショップの老舗アニメイトの秋葉原店を目指すことに。

 さっそく『x-Radar』を起動してみたものの、初めて使うクルミちゃんは、画面に表示されている情報をどう見てよいのかわからない様子だったので、基本的な使い方と画面に表示されている情報の見方を伝授する。

『x-Radar Portable』の基本操作

 『x-Radar』を立ち上げると、自動的に周辺の無線LANアクセスポイントの検出が行われ、自分の立っている位置を中心に登録されているスポットの数々が表示される。この時の画面は、上が北を向いているのだが、必ずしも自分が向いている方角が北とは限らない。そこで、レーダー画面の外周部分にある太陽を示す黄色い点を実際の太陽の位置に合わせて、自分の向いている方角を導き出そう。

 ちなみに太陽から一直線に伸びているのは影で、PSPを体の正面に構えたときに太陽を背にすると、自分の影がPSPにかかるというわけだ。こうすれば、現在自分のいる場所と向いている方角を簡単にセットできる。

 後は、地図上のスポットの中から自分の行きたい場所をチェックして、詳細情報の画面にある目的地設定を選択すれば、目的地へのガイドバーが表示されるので、ガイドバーの示す方向に歩みを進めれば目的地へ到達できる。

『x-Radar』
▲左下の黄色いマークが太陽、中心から右上に伸びているのが影だ。

ざっくりとではあるが、『x-Radar』の使い方をクルミちゃんに理解してもらったら、秋葉原の探検に出発!

『x-Radar』 『x-Radar』
▲昨年10月に改修が終わり、新しくなったJR秋葉原駅電気街口から秋葉原探検にスタートするクルミちゃん。おじさん(筆者)はこんなかわいい子と秋葉原を歩けてうれしいよ。
『x-Radar』 『x-Radar』
▲アニメイト秋葉原店を目指すクルミちゃんは、地図上に表示されている目印となるUDXを目指して歩道橋へ。

■秋葉原でモンスターを捕まえよう! 『モンスターレーダー2』の使い方

 アニメイト秋葉原店を歩道橋を進んでいると、『モンスターレーダー』に反応が! 『モンスターレーダー』とは、ユーザーが研究員となって、街中に潜んでいるモンスターを『x-Radar Portable』と携帯電話を使って捕まえるという、無料で遊べるゲームだ。

『モンスターレーダー2』を手に入れてモンスターを捕まえろ!

 モンスターレーダーを遊ぶには、まず『x-Radar Portable』のメニューにある“購入・ダウンロード”から“キャンペーンデータ ダウンロード”を選び、接続した先にある『モンスターレーダー2』をダウンロードする。ダウンロードが完了したら、メニューのスキン設定からモンスターレーダーを選ぼう。すると、レーダー画面が通常の青色から緑色に変更になり、モンスターが潜んでいるスポットが表示される。モンスターが潜んでいるスポットの詳細な情報を表示すると、スポットのヒントが表示されるとともに目的地として設定できるのでレーダーの示す方向に進んで目的地を目指そう。

『x-Radar』
『x-Radar』
▲『モンスターレーダー2』は、“キャンペーンデータ ダウンロード”画面からダウンロード。
『x-Radar』
▲『モンスターレーダー2』には、全国に潜むモンスターの情報が詰まっているため、193メガバイトあるので、メモリースティックデュオの空き容量に注意。

 それではさっそく反応のあったUDXを目的として設定してモンスターの捕獲に挑戦だ。UDXの敷地に足を踏み入れ、地図上に表示されているポイントに到着すると画面に“目的地到着!!”と表示された。

 続いて画面に「何かいる!! 携帯にアクセスして、はかせを呼ぼう!」というセリフとともに“2次元コード(QRコード)”が表示されたので、携帯のバーコードリーダー機能を使って読み込んでみたところ、無事に、UDXに潜んでいたモンスターを捕まえることに成功!

 ちなみに、この捕まえられるモンスターは、スポットごとにその場所にちなんだモノが用意されているそうなので、出かけた先で地図上に潜むモンスターを捕まえるというやり込み要素も持ち合わせている。

『x-Radar』 『x-Radar』
▲街中に潜むモンスターは、スポット同じように表示されるぞ。▲秋葉原UDX付近には複数のスポットがあるので、一気に複数のモンスターを捕獲するチャンス!
『x-Radar』 『x-Radar』
▲設定した目的地に到達すると”目的地到着!!”と表示され、画面には2次元バーコードが表示されるので、携帯電話で読み込んでみよう。
『x-Radar』
▲UDXで捕まえたモンスターは“UDX22”。UDXを模した建物の側面にメイドらしきものが描かれているアキバらしいモンスターだ。

→ガイドブックを使ってディープなスポットに到達!(2ページ目へ)

(C)2011 Sony Marketing (Japan) Inc.

1 2

※取材協力
アニメイト
カフェメイリッシュ
アフィリア・サーガ・イースト

関連サイト