2011年1月22日（土）

映画『みーまー』本日公開!! 新宿の舞台あいさつでは大政さんの受験対策も!?

　本日1月22日より公開開始となった映画『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん（以下、みーまー）』。その初日舞台あいさつが東京・新宿にある角川シネマ新宿で開催された。

　本日の舞台あいさつには、大政絢さん（まーちゃん（御園マユ）役）と染谷将太さん（みーくん役）、田畑智子さん（上社奈月役）、宇治清高さん（菅原道真役）、そして本作の監督を務めた瀬田なつきさんの5人が登壇。公開初日を迎えたよろこびや、撮影で苦労したポイント、そしてファンへのメッセージなどを言葉にしていった。ではその舞台あいさつの模様をお届けしていこう。


▲舞台あいさつに参加したのはこちらの5人。左から宇治さん、田畑さん、大政さん、染谷さん、瀬田さん。

――撮影で大変だったところや印象深いポイントは？

大政さん：あるシーンで、泣いたり笑ったりを急に切り替えなければいけないシーンがあったんですが、そのシーンが大変でしたね。ですが、みーくん（染谷さん）や監督に助けられながら、どうにか演じられました。

染谷さん：撮影中、というよりむしろ撮影前に悩みました。みーくんは“笑う”という表現を使えない役なので、どう演じようかと何度も何度も台本を読んでいました。撮影がスタートした後は、思い切りよく演じられたと思います。

田畑さん：現場での撮影手法や演出が、それまでに経験したことがない新しいものだったので、まずそこに驚かされました。ですが、瀬田監督の説明がとてもていねいだったのでしっかりと演じられたと思います。

宇治さん：ストーリーにも深く関わりがある、しっかりした役をいただいたので「これは頑張って演じなければ！」という思いで演じさせてもらいました。とあるシーンの表情作りにとても悩みました。

瀬田さん：センスのある原作なので、どう映像化したものか……と悩みました。読んだ人もそうでない人も楽しめるような、そして見た後に原作の小説を読んでも楽しめるような映画にしたつもりです。

――今は受験シーズン真っ最中ですが、受験を間近にひかえたファンへ、皆さんオススメの“受験対策”を教えていただけますか？

大政さん：私のブログにも「合格したら『みーまー』見に行きます！」という人がいたので、ぜひ合格してもらいたいですが……。わたしの場合は、大事な仕事の前でも平常心を崩さないことですね。普段通りに過ごすように心がけます。直前になったら、辛口のガムをかんだり、歯を磨いたりして、リフレッシュするように心がけています

染谷さん：まーちゃん（大政さん）に言われてしまいましたが（笑）、直前だからとあせるのではなく、いつも通り平常心を保つようにすることですね。あとはよく寝ること！　これが一番大事だと思います。

田畑さん：試験前にはお腹いっぱいにしないことですね。お腹いっぱいになっちゃうと、どうしても眠くなってしまうので。ですが、何も食べないと頭が働かないので、甘いものを食べるといいかもしれません。

宇治さん：これは僕のジンクスなんですが、大きなことに挑む前には、家を出る時に両親に大声であいさつをします。こうすると、気持ちがリセットされて頑張ろうという気持ちになるんです。

瀬田さん：私は元来、ネガティブシンキングなのでこれ以上ないくらい最悪の予想をしながら行きます。そうすると、ちょっとしたことでも幸せな気持ちになって「頑張ろう！」と思えたりします。

――それでは最後に、大政さんと瀬田監督からファンにメッセージをお願いします！

大政さん：ピュアな恋愛要素だったり、残酷な部分だったり、ちょっとした笑いだったりと、いろいろな要素がたくさん入っていて、とても考えさせられる映画です。初めて見た時と2度目に見た時とで違った考え方ができたり、気付かされることが多い映画なので、1度だけでなくぜひ何度も劇場に足を運んでください！

瀬田さん：私も大政さんにほとんど言われてしまいました（笑）。多くの人に届くよう頑張って作った作品です。本日いらっしゃった方も、もう1、2度くらい劇場に足を運んでくれるととてもうれしいです。

■映画『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』
【公開日】2011年1月22日より全国ロードショー