2011年2月3日(木)
カプコンから昨年12月1日に発売されたPSP用ハンティングACT『モンスターハンターポータブル 3rd』の攻略本「モンスターハンターポータブル 3rd ザ・マスターガイド」がアスキー・メディアワークスから2月19日に刊行される。価格1,995円(税込)、A5判928ページ。
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ごきげんよう、攻略本編集部スタッフの木原です。2月19日の発売予定日まで残すところあと17日! 引き続き「モンスターハンターポータブル 3rd ザ・マスターガイド」の制作レポートをお届けします。今回と次回は前後編として、全ページ校了に向けて最終フェイズに突入した編集部の模様をお伝えします。実際日付もズレますしね。そして、本書の見どころについて親方&ゴロー2000才からのコメントもありますよー。
なお、登場するスタッフについては第1回「チームのメンバー紹介!」をご覧ください。
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この日の編集部は、きわめて濃度の高い緊張感に包まれていました。全ページの校了に向けて、スケジュール上最後のフェイズに突入したからです。各所のページリンクは正しいか、サシカエ原稿や画像に不備はないか、もっとわかりやすい解説にできないか。基本的な確認はもちろんのこと、各担当の「もっとよいものを!」というこだわりが飛び交いはじめます。それらを統括し、関係各所の連携をはかることのたいへんさといったらありません。プロデューサーの野村、ディレクターのTTR以下、制作チームはフルメンバー体制で対応に追われました。
深夜、日が変わろうかという時間にようやく校正用紙のとりまとめが終わりました。この段階で「制作チーム」としての、中身を作り込む仕事はほぼ終了。体力的にも精神的にも、持てる力を限界まで絞り出し、ひと息つきたいタイミングです。しかし! ここが本のクオリティを決定づけるもっとも重要なフェイズ。担当のTTRと親方に編集長・M本が加わり、出張校正へ向かいました。この面子なら、現場で何が起きても安心です。さて、この時、残るは野村担当のページのみ。デザイナーに戻す刻限は翌日の朝。そして制作チームの拠点・秘密基地の撤収が始まる――。続きは後編で。
▲校正監督としてフル回転。制作チームを支えた編集長のM本(手前)。 | ▲出撃する水の戦士……じゃなかった、TTR(手前)と親方(奥)。 | ▲静かになった秘密基地で鋭気を養う野村。そんな姿勢で大丈夫か。 |
――そろそろ中身についての紹介をしたいので、親方に話を聞きに来ました。作業の手は止めなくてよいので、簡単にコメントを下さい。
親方:うん(笑)。
――主に【巻頭企画:狩猟の極意】と【CHAPTER2 システム】の担当でしたね。
親方:まあ、派手なページではないし、【狩猟の極意】はネタバレになるんで……。しっかりやりました、と(笑)。個人的には各所のコラムも読み込んでもらいたいです。フィールドの観察ポイントとか。
――なんですか、それ。
親方:フィールドを眺めていると、カブトムシとかカエル、カメとかいるんですよ。それを観察できるポイントの話。
――モンスターに夢中で、気にしたことなかったです。
親方:そうでしょう。
ゴロー:俺から言うとすれば、報酬確定までの仕組みをきっちり解説しているんで、それは自信あります。実際のプレイに役立つかどうかはわからないけど(笑)。
親方:役に立つよ!
ゴロー:役立つというか、普通に遊んでるとわかんないだろう、と思うことは効果の重複についてかなあ。効率よく狩りを進めたい場合に必須の情報だと思う。
親方:意外と知らないことが多いと思いますよ。
――そうなんですよねえ。自分が何を知らないか、ということもわからなかったりします。【狩猟の極意】をざっくり読ませてもらいましたけど、ここ取り外し可能だったらいいのにな、と思いましたよ。……こんなこと言っていいのかな。……ところで、近くにいるので聞きますが陛下的にこの本はどうですか?
陛下:ぼくからいうことはなにもありません。
――それだけ自信があるということですな(笑)。
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電撃の攻略本「モンスターハンターポータブル 3rd ザ・マスターガイド」の制作はとうとう最終フェイズ! 次回以降は、本書の中身についてお届けしていく予定です。お楽しみに!
なお、以下関連サイトのtwitterでは、本書プロデューサーの野村とコーナー担当の木原が結構な頻度で「電撃のMHP 3rd攻略本」の関連ごとをつぶやいています。制作チームへの叱咤激励もドシドシお寄せ下さい。それではまた明日。
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