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2011年2月7日(月)

『デモンズソウル』スタッフがPS3のRPGをさらに進化させる!! 『ダークソウル』登場

文:電撃オンライン

 フロム・ソフトウェアが現在開発しているPS3用A・RPG『ダークソウル』のゲーム概要を紹介する。

『ダークソウル』

『ダークソウル』

 『ダークソウル』は、「心が折れそうだ……」というキャッチフレーズとともに、高いゲーム性で人気を博したA・RPG『デモンズソウル』の開発スタッフが制作する、新たなA・RPG。『PROJECT DARK』の名で呼ばれていた同タイトルが、『ダークソウル』としてベールを脱いだことは、2月4日の記事でもお伝えした通りだ。

 自由度の高い成長と、戦略性の高いバトルシステムなど、やり応えのあるシステム。チャットを排しながらも、死に際のリプレイやマップに書き込まれた文字などを通して、他のプレイヤーの存在感が伝わる独特のネットワークシステム。そういった『デモンズソウル』ならではのシステムや、心が折れそうな難易度は『ダークソウル』にも採用され、本作もまたRPG本来のおもしろさと達成感を味わえるという。

『ダークソウル』 『ダークソウル』
▲崖に面した細い道を登り、水路を渡ろうとすると巨大なヘルカイトが行く先をふさいでいる。無策で突っ込んでも、ただ死ぬしかないだろう……。『デモンズソウル』を彷彿(ほうふつ)とさせるシチュエーションだ。

 防具を中心とする装備品のバリエーションは数多くの種類が用意され、プレイスタイルやロールプレイといった個性が出しやすくなる。さらに『ダークソウル』のフィールドは、ステージクリア型に近い『デモンズソウル』と異なり、すべてのマップがシームレスにつながった広大な形となる。その中でさまざまなシチュエーション、アクの強いモンスターたちとの戦いを楽しめる。

『ダークソウル』 『ダークソウル』
▲フィールドはシームレスにつながり、多彩なマップが登場する。森林のようなやや開けた空間や、右の建物の中のように立体的な構造をした場所が見られる。
『ダークソウル』 『ダークソウル』
▲『ダークソウル』の世界は、すべてのマップがシームレスにつながっている。はるか遠くに見える城壁にも歩いて到達することが可能だ。広い空間や立体的な場所が増え、マップがどこまでも続いているため、『ダークソウル』にはフィールドを探索する楽しみもありそうだ。

 『デモンズソウル』と『ダークソウル』で世界観やキャラクターなどは一切関係ない。とはいえ、ゲーム画面や判明した情報からは『デモンズソウル』を進化させたように見える点もある。以下で、さらなるゲーム画面を紹介しよう。

『ダークソウル』 『ダークソウル』
▲巨大な敵に対して、白く光るキャラクターと協力して戦っているシーン。白く光るキャラクターは、やはり他のプレイヤーが操作するキャラクターだろうか?
『ダークソウル』 『ダークソウル』
▲屋根の上で繰り広げられるガーゴイルとの戦い。教会の屋根の上から落ちてしまえは、待っているのはもちろん死だ。▲タワーシールドらしき盾を左手に構え、力いっぱい巨大なメイスを振り下ろす敵。当たれば致命傷となりそうだ。
『ダークソウル』 『ダークソウル』
▲巨大な盾を持った異形に囲まれたプレイヤー。密集隊形をとった異形の防御を崩すのは難しいだろう。▲こちらはプレイヤーが、イノシシのような敵に突撃され、画面の外まで吹き飛ばされようとしている。やはりこのまま死んでしまうのか?
『ダークソウル』 『ダークソウル』
▲緑の多い遺跡の目の前で、ぽつりと座る女性の姿。彼女は誰で、なぜこんな場所にいるのだろうか?▲中世の騎士のごとく鎖かたびらの身を包んだ、胸に描かれた太陽の紋章が印象的だが、何が目的なのだろうか……。
『ダークソウル』
▲石造りの建物の中、その一角を煌々と照らすかがり火。そしてかがり火に祈りを捧げるかのように、キャラクターがひざまずいている。

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