2011年2月24日(木)
AMG MUSICは、4月よりチバテレビ他において放送開始されるTVアニメ『デッドマン・ワンダーランド』の音楽を担当するアーティストを発表した。
『デッドマン・ワンダーランド』は、月刊コミック誌『少年エース』(角川書店刊)で連載中の、片岡人生さんと近藤一馬さんによる原作コミックをアニメ化した作品。無実の罪で死刑宣告をされ、完全民営化刑務所“デッドマン・ワンダーランド”に収監されてしまった少年・五十嵐丸太の物語が描かれる。
本作のオープニング主題歌を担当するのはロックバンド・fade、エンディング主題歌は『交響詩篇エウレカセンブン』の第4期オープニングテーマ『sakura』などを手掛けたニルギリスがそれぞれ担当する。
また本作のBGMを、作曲家のNARASAKIさんが担当することも明らかとなった。NARASAKIさんは、これまでに“大槻ケンヂと絶望少女達”へ楽曲を提供したり、ももいろクローバーが歌う『ピンキージョーンズ』『ミライボウル』などの作曲・編曲を手掛けたりしてきた。
なお、本作の音楽面を担当するとことなったアーティスト3組からコメントが届いているので、以下で紹介する。
●fadeのコメント 今回fadeがこのTVアニメ『デッドマン・ワンダーランド』のオープニング主題歌を担当することになった。しかも、このような狂気に満ちた世界感を持った作品とのコラボレーションは、俺たちの音楽性を存分に発揮できると確信している。fadeの音楽でさらなる強烈さとエッジをこの作品に与え、この狂った超現実をさらに狂わせていくよ。 ジョン・アンダーダウン(ボーカル) |
●ニルギリスのコメント 今回、『デッドマン・ワンダーランド』のお話がきて、「ついにきた!」という感じでした。片岡人生さん、近藤一馬さんによる原作のアニメ化。この作品はやはり中2病の私たちにとってはとても相性よく、いいお話だと思います。今回もいい形で、TVアニメ『デッドマン・ワンダーランド』vsニルギリスを楽しんでいただけるとうれしいです。 |
●NARASAKIさんのコメント 音楽を作るにあたり、初めて原作を読んだ時に“恐怖、絶望、孤独”をどのように音楽で演出するかを考えました。その結果、沸いてくるイメージを音符として認識できるものではなく、もっと直感的な方法で“音そのもの”がそれらのテーマにむすびつくような生理的な音楽を制作しようと思いました。ギターノイズ、コンピューターのグリッチノイズなどアニメのBGMとしてあまり類をみないものばかり作っています。これは非常に有意義な創作です。作品を見てたくさん気分を害してもらえたら、と思います(笑)。 |
(C)2010 片岡人生、近藤一馬/角川書店/デッドマン・ワンダーランドG棟
■TVアニメ『デッドマン・ワンダーランド』
【放送情報】
2011年4月よりチバテレビ他で放送予定
【スタッフ】(※敬称略)
原作:片岡人生・近藤一馬(『デッドマン・ワンダーランド』角川コミックス・エース刊))
監督:初見浩一
シリーズ構成・脚本:むとうやすゆき
キャラクターデザイン:山田正樹
メカデザイン:柳瀬敬之
プロップデザイン:新妻大輔
エフェクトデザイン:有田周平
美術監督:渡辺三千恵
色彩設定:斎藤裕子
撮影監督:葛山剛士
編集:坂本久美子
音響監督:岩浪美和
アニメーション制作:マングローブ
制作:デッドマン・ワンダーランドG棟
【キャラクター&キャスト】(※敬称略)
ガンタ(五十嵐丸太):朴ろ美(※ろは王へんに路)