2011年3月1日(火)
セガから2010年12月16日に発売されたPSP用RPG『シャイニング・ハーツ』。本作を彩るキャラクターたちに焦点を当てた企画“しまパン便”の最終回をお届けする。
『シャイニング・ハーツ』は、“ココロ”をテーマにしたスローライフRPG。平和な島・ウィンダリア島に流れ着いた主人公リックが、魔法のパン屋で働きながら島の住人たちと“ココロの交流”をする物語だ。その中でリックは感情を失った少女カグヤと出会い、彼女の感情を取り戻すためにパートナーの少女と奮闘することになる。
“しまパン便”では、本作に登場する個性的なキャラクターたちを、プロデューサー・澤田剛さんとキャラクターデザイン担当・Tonyさんのコメントを交えて紹介してきた。最終回となる第13回のキャラクターは、魔導海賊セイレーンを率いる女海賊ミストラル・ネレイスと、主人公たちの前に立ちはだかる最強の海賊王アイザック・サン・ジェルマンだ。
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■ ミストラル・ネレイス ■
「わらわに従うがよい。さもなくば、この海は紅く染まることになるであろうな……」
CV | 田村 ゆかり |
種族 | ドラゴネレイド(龍血族) |
年齢 | 317歳 |
性別 | 女性 |
身長 | 165cm |
魔導海賊セイレーンを率いる女海賊。強大な魔力を持ち、“海の魔女”として恐れられる。カグヤの持つ精霊石のペンダントを狙う。“三獣士”と呼ばれる3人の幹部を従えウィンダリア島に襲いかかる。
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■澤田プロデューサーのコメント 女海賊ミストラルは、メインストーリーで敵となる“海賊”の象徴的な存在として設定しました。作品の世界イメージの一翼を担う存在として、不敵でカッコよく、そしてかわいいという。 田村ゆかりさんの妖艶なボイスとも相まって、非常に存在感のあるキャラクターに仕上がったと思います。田村ゆかりさんが演じ分ける声のタイプの中では、個人的に一番気に入っています。大人っぽい響きの中に少女らしさが同居している。その微妙なバランスが重要な要素なので、田村ゆかりさんに演じていただくことを想定してキャラ作りをしてあります。 Tonyさんのデザインセンスが極まっているキャラの1人なのもあって、思った以上に人気が出ているようなので、まだまだ彼女には活躍する機会を与えたいと考えています。種族がドラゴネレイドだという設定も生かしていませんからね。 |
■Tonyさんのコメント ミストラルはとにかくゴージャスで華やかなお嬢様キャラとしてデザインしています。金髪ツインテールや絶対領域など萌え記号のオンパレードをふんだんに盛り込んで、配色も派手派手で目を引くものにしてあります。とにかく目立つ、インパクトのある印象的な敵キャラクターというリクエストを最大限意識して描きました。 頭に海賊ハットを乗せた女海賊では単純すぎる感じがしたので、海賊が頭に巻くバンダナをイメージして、腰に海賊旗を巻いたデザインにしてみたのが新鮮な女海賊の雰囲気を出せたかと思います。ワキとフトモモがセクシーアピールポイントなので、常にそれをアピールするポーズにしているのが僕なりのフェティッシュなこだわりです。 |
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