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2011年2月24日(木)

ウォルフと仲間の間に交わされる“誓い”の持つ意味とは? 『最後の約束の物語』

文:電撃オンライン

『最後の約束の物語』

 イメージエポックから4月28日に発売されるPSP用RPG『最後の約束の物語』。今回は、登場キャラクターやゲームシステムについての新情報をお伝えする。

 『最後の約束の物語』は、マルチストーリー&マルチエンディング制でありながら、戦闘で失った仲間の命は二度と戻らないという特徴的なシステムを搭載したRPG。鋼機兵の軍勢に囲まれて四面楚歌の状態にある魔法王国ユグドラの“最後の24時間”を舞台に、“メサイアの騎士”と呼ばれる7人の騎士たちの戦いが描かれる。

 ゲーム全体の概要やパーティキャラクターについては、前回の紹介記事を参照してほしい。

 今回は、ゲーム上で重要な意味を持つ“SP(ソウルポイント)”および“3つの誓い”に関するシステムと、ユグドラの国王であるレクレウルを紹介する。


■キャラクターがロストする緊張感!

 以前の記事でも触れた通り、『最後の約束の物語』ではキャラクターのHPやMPの他に“SP”という値が存在する。戦闘中にHPがゼロになって攻撃を食らったり、メサイアの持つ黄金の武器の力を使ったりすると、SPは徐々に減っていく。そしてSPがゼロになると、そのキャラクターは絶大な威力を持つ最終魔導“イーリアの秘法”を発動。キャラクターは死んで“ロスト”する。

『最後の約束の物語』
▲キャラクターがHPゼロの状態で敵の攻撃を食らってしまい、SPがゼロに……!
『最後の約束の物語』 『最後の約束の物語』
▲SPがゼロになって魂が侵食されると、キャラクターは最終魔導“イーリアの秘法”を発動。その犠牲としてロストしてしまう。
『最後の約束の物語』
▲そしてロストしたキャラクターの墓標が立ち、ひっそりと葬儀が行われる……。

■守るべき“3つの誓い”とは?

 『最後の約束の物語』の大きなキーワードとして、“3つの誓い”というものが存在する。プレイヤーはゲーム中、特定の任務に関連して、キャラクターとの“誓い”を立て、絆(きずな)を深めていくことができる。そしてウォルフの交わした“誓い”は、王国を救うといわれる“最終魔導”にも関係するらしいのだが……。

『最後の約束の物語』
▲ミッションカウンターで受けられる任務一覧。パーティキャラクターに関連した任務は薄黄色で表示され、情報を見ればどのキャラクターに関連した任務なのかもわかる。
『最後の約束の物語』 『最後の約束の物語』
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▲それぞれのキャラクターは、怒り、焦り、思い出……さまざまな“想い”を抱いている。それを受け止め、“誓い”を立てれば絆が深まっていくだろう。
『最後の約束の物語』
▲“3つの誓い”に関連すると思われる画面。キャラクターと“誓い”を交わすごとに、その印が刻まれていく。絆を築いていった先に待ち受ける運命とは……?

■王国のためにイーリアの秘法を使ったセレスの兄

 今回紹介するキャラクターは、ユグドラの王女であるセレスの兄にして、ユグドラ国王のレクレウル。ウォルフにとっては剣の師でもある彼との誓いから、物語が始まるという。

レクレウル CV:安元洋貴
『最後の約束の物語』
▲セレスの兄で、神刀ザナドゥの使い手(=メサイアの指揮官)。早くからウォルフの才能を見出し、直弟子として育ててきた。誰からも慕われており、聡明で頼りがいのある国王。強大な敵を前に正門を封鎖するため、イーリアの秘法を発動させる。

『最後の約束の物語』
▲ウォルフに剣を教えただけあり、襲いかかる鋼騎兵の群れを一網打尽にする強さを見せるレクレウル。しかし、それにも限界が……。
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▲レクレウルの表情は、国王としての決意に満ちている。イーリアの秘法を使う時、その術者の魂は……。

(C)Imageepoch

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