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2011年3月7日(月)

ミッション作成や作戦指揮……頭脳でも戦える『アーマード・コア V』を紹介

文:電撃オンライン

 フロム・ソフトウェアは、現在開発中のPS3/Xbox 360用ACT『アーマード・コア V(以下、ACV)』の新情報を公開した。

『アーマード・コア V』

 機体のカスタマイズ性の高さや、機体を自由に動かす操作感などが人気を博しているメカACT『アーマード・コア』シリーズ。その最新作である『ACV』は、“チームによる領地争い”という新たな遊びを導入したことを軸に、さまざまな新要素が採りいれられたタイトルでもある。

 今回の記事では、領地のカスタマイズにかかわる要素や、新たに搭載されたスキャンモード、機体に乗らず戦うオペレーターモードの情報、一新されたパーツデザイン画を掲載。最後までチェックしてみてほしい。

→鍋島俊文さんへのインタビューはこちらから

■『ACV』はプレイヤーがミッションを作成できる!

 プレイヤー同士が結成したチームで、他のチームと領地争いを繰り広げていく『ACV』。チームは最初、領地を持たない状態から始まるが、戦いを経て領地を獲得すれば、今度は領地を守る必要が出てくる。そこで行うことになるのが、他のチームの侵攻に備えた領地のカスタマイズだ。

 領地の地形を考慮し、敵の戦術などを予測しながら、砲台などのオブジェクトを設置してカスタマイズを行った領地は、“迎撃ミッション”という形で配信され、他のチームがいつでも挑戦できるようになる。そうしてプレイヤーの作成したミッションが配信されることで、永続的に新しいミッションが登場し続けることになる。

『アーマード・コア V』 『アーマード・コア V』
▲ミッション開始前の画面。機体や個人のエンブレム、チームエンブレムが表示されている。また、オペーレーターの存在がいることもわかるはずだ。▲迎撃ミッションへ挑む際の演出シーン。4機のACが輸送機に運ばれて登場するのが見える。チーム戦を意識する画面ではないだろうか。

 なお領地のカスタマイズは、ボイスチャットを使って他のチームメンバーと相談しながら行える。みんなで作戦を立てながら、難攻不落の領地を築こう。

『アーマード・コア V』 『アーマード・コア V』
▲これが、オブジェクトを設置する前の領地。この状態からカスタマイズを行い、24時間、いつ起こるかわからない他チームの侵攻に備える。▲領地のカスタマイズは、上のような専用画面で行う。オブジェクトを選択し、任意の設置場所へと配置可能だ。この画面を開きながらでも、ボイスチャットで会話できる。
『アーマード・コア V』 『アーマード・コア V』
▲オブジェクトを設置した後の領地。侵攻してきたチームに対し、強烈な放火が襲い掛かる。一流のカスタマイズが施された迎撃ミッションは、一筋縄では攻略できないかもしれない。

『アーマード・コア V』

 また領地を持ったチームは、防衛のために領地をカスタマイズするだけでなく、配信したミッションが侵攻を受けた際、ログインしているチームメンバーが直接迎撃に出ることも可能。侵攻チームは、オブジェクトに加えてACも相手にせねばならないため、一気に迎撃ミッションの攻略難易度がはね上がるはずだ。


■情報もまた武器となる『ACV』

 『ACV』では、ミッション中に“スキャンモード”という新モードを発動することで、戦場の情報を入手できるようになる。これまで通り通常は戦闘モードで戦っているわけだが、そこからスキャンモードへ切り替えることで、画面のインターフェースが変化する。

 さらに、新パーツの“リコン”とスキャンモードを組み合わせて使えば、周辺を索敵してさまざまな情報を入手可能。敵をスキャンして、相手の能力を把握するようなこともできる。

『アーマード・コア V』 『アーマード・コア V』
▲スキャンモードとリコンを駆使すれば、相手のさまざまな情報を入手できるので、戦いがかなり有利になるはず。また、リコンの情報はオペレーターにも送信される。ボイスチャットを使えば、臨機応変に作戦を展開できるだろう。

→指揮官の役割とは? オペレーターモードの追加情報を紹介(2ページ目へ)

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