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2011年4月21日(木)

【まり探】これぞ安心と信頼のクオリティ『探偵 神宮寺三郎DS 赤い蝶』プレイレポ

文:電撃オンライン

●“復讐劇”って聞いただけで体のいろいろなところがたぎる!

結論から言うと、いつも通りおもしろかったです。これぞ安心と信頼のクオリティ。
まあ、それは否定しないね。個人的に評価したいポイントは2つ。“復讐(ふくしゅう)”をテーマにした濃密なストーリーと、気持ちのよい操作性だな。
復讐劇ね! もう、復讐劇って聞くだけでゾクゾクするよね♪
それは満面の笑顔で言うセリフなのか?
マジメな話、現代の脅迫事件や爆破事件に、20年前の出来事や学生運動などさまざまな要素が絡んでくる複雑なストーリーは、シリアスで読み応えがありましたよ。伏線の張り方や回収の仕方もしっくりきたし。
俺は学生運動に参加したことはないけど、当時の彼らが目指していたものや、自分たちの行動に対しての責任など、いろいろ考えさせられるものがあったな。
わたしもないけどさ。でも、若いころ学生運動に参加していた人たちの“その後”が掘り下げられてて、興味深かったね。
レギュラーキャラクター以外のキャラも立ってて、推理モノとしても人間ドラマとしてもおもしろかったよ。
そうね、個人的に尾崎さんのキャラはやりすぎだろうって思ったけど。
あのおじさんはな~~、ホントに個性強かったよな。俺は洋子さんがあいかわらず美しくて安心したわ。
う、うん。今回も大胆に髪型変えてくれたおかげで、最初誰だかわかんなかったけどね……。
いーんだよ! 美人なんだから! 美人は正義!!
Exactly!(その通りでございます)
ま、シリーズ作品ファンなら間違いなく楽しめるんじゃない?
そうね。私が愛する“古きよきハードボイルドな探偵物語”が今作でも健在で本当によかったです。
【まり探】 【まり探】 【まり探】
▲おなじみのレギュラー陣の中でも、ひときわ目立つのが洋子さん。いくら神宮寺に「洋子君、その髪型も似合うよ」って言われたいからって、髪型変えすぎです。
【まり探】 【まり探】 【まり探】
▲事件の関係者として知り合う人々は、どうもいろいろと隠し事をしているよう。なんだかとってもうさんくさい人ばかりで、ワクワクします。
【まり探】
▲個人的に一番目が離せなかったのが尾崎さん。このドギツイおっさんには、本当にいろいろと振り回されました。
んで、操作性の話なんだが。
なんか特筆するべきところってあったっけ?
ある! 何を隠そう、十字ボタンの“右”だ!!
…………え?
「え?」じゃねーよ! コマンドを選択する時、右ボタンに“決定(実行)”が割り振られているのに気づかなかったのかよ!!
へー、そうなんだ。いつもAボタンばっかだったから知らなかった。へーへーへー。
おいーっ!
いや、でもAボタンで困ってないし……。
違う! 常に両手にDSを持ってプレイするならいいが、電車で立っている時、右手でお菓子を食べている時、片手だけでDSを操作しないといけない局面が日常にはあふれているだろう!
そう……か?
すべてを片手のみでプレイするというのは難しいとしても、十字ボタンの右に“決定”が配置されていて、操作がラクになったのは確かだ。
あー、そう言われると、そんな気が……。
おかげで、俺の通勤ライフがとても楽しいものとなった。ありがとう、開発スタッフの方々、本当にありがとう!
まさか君が、そんなに片手でDSをプレイしたかったとは知らなかったよ……。

→次のページでは、隠れた迷作(!?)『謎の事件簿』を紹介!(3ページ目へ)

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