『PSO2』の発表もあった『PSポータブル2 ∞』インフィニティグランプリ決勝レポ

文：電撃オンライン

　セガは、“『ファンタシースターポータブル2 インフィニティ（以下、PSポータブル2 インフィニティ）』全国ファン感謝祭2011”インフィニティグランプリ決勝大会を、本日4月24日に東京のAKIBA_SQUAREで開催した。

　“インフィニティグランプリ”は、PSP用ソフト『PSポータブル2 インフィニティ』のタッグチームナンバー1を決定する大会。各地のファン感謝祭などで行われた予選を勝ち抜いたチームが、この決勝大会に集結する。2月5日から予選大会が行われ、予選を勝ち抜いてきた14チームの精鋭が決勝大会に集った。会場には、選手のプレイを一目見ようと1,000人を超えるファンが集まった。なお、イベント後に発表されたPC『ファンタシースターオンライン2』の発表は、こちらの記事を参照のこと。

　最初に姿を見せたのは、東京会場でもその美声を披露したアネッタ・マリー・コーチョリルさん。今回はギタリスト2名とキーボーディストによる生演奏にあわせて熱唱し、会場を沸かせた。なんと、キーボードを引いていたのはサウンドディレクターを担当した小林秀聡さんだった。

▲途中の“インフィニティ”という歌詞にあわせて、会場に集まった参加者がコール。これに応えるかのごとく、熱いステージが繰り広げられた。

　決勝大会に参加した14チームは、A～Eの5ブロックに振り分けられる。各ブロックで最速タイムを記録したチームと、残りの上位4チームがセミファイナルへ進出。ここで再度A～Cの3ブロックに振り分けられ、トップの3チームがファイナルステージへとコマを進める。そして、ファイナルステージを最速でクリアしたチームが、優勝の栄冠を手にすることとなる。

▲各ラウンドの組み合わせは、くじ引きで決められた。抽選を手伝うのは、地方大会にも足を運んだ能登有沙さんと小倉唯さん。

▲マスコットキャラクターであるラッピーも駆けつけ、イベントに華を添えた。

▲能登さんと小倉さん、14チームのメンバーと会場の参加者が、酒井智史プロデューサーと一緒に開会を宣言した。

▲解説は、酒井プロデューサーと菅沼裕メインプランナーが担当。なお寺田貴治シニアディレクターは、本日早朝に体調不良で入院してしまったため欠席した。

　1回戦は、ミッション“インフィニティグランプリ 1stステージ”を使用。海岸面が舞台で、ゼルーモンやゴルリリー、ココ・メロッダ、そしてボスモンスターとしてギール・ゾーグが登場する。

　配信されているミッションなので、どのチームも難なくこなしていく。フォース2人という組み合わせで、チェインを稼ぎつつギール・ゾーグに攻撃を加え、あっという間に撃破。最速タイムを出したのは、去年行われた“リトルウィンググランプリ”で優勝した“チーム生主”の2人で、タイムは1分48秒だった。

▲セミファイナルに進んだチームのタイムは、2分を切るものもあり、一番遅いチームでも2分31秒という結果。菅沼さんは「まさか2分を切るとは……」と驚いていた。

　セミファイナルで使われるのは、各予選で挑戦した“インフィニティグランプリ 2ndステージ”。ギャランゾ、シノワビート、カオスブリンガー、そしてオルガ・フロウ（第1形態/第2形態）が登場する。Aブロックでは、“ジ”と“チーム生主”がほぼ同時にオルガ・フロウの第2形態を倒す、白熱した展開。結果は“ジ”が2分48秒で、“チーム生主”が2分47秒と、まさに紙一重の勝負だった。

　続くBブロックでも、“怪物兵団”が2分47秒という好タイムを記録。最後のCブロックは、序盤こそ横一線だったが、オルガ・フロウの第1形態を瞬殺した“いぬじる”が3分2秒で、ファイナリスト最後の枠を奪い取った。

▲ニューマンとビースト、もしくはニューマンとキャストの組み合わせを各チームが使った。カオスブリンガーの突進をかわし、いかに早く倒すか。そしてオルガ・フロウをいかに動かさないよう封じるかがポイントとなっていた。

次のページでは、ファイナルステージの様子をお届け！

(C)SEGA

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