自らをジジイと呼ぶ62歳の老執事が新たな仲間！ 『テイルズ オブ エクシリア』

文：電撃オンライン

　バンダイナムコゲームスは、2011年内に発売を予定しているPS3用RPG『テイルズ オブ エクシリア（以下、TOX）』について、新たな登場キャラなどの情報を公開した。

　『TOX』は、同社の人気RPG『テイルズ オブ』シリーズの15周年を記念して制作されている最新作。キャラデザインに藤島康介氏といのまたむつみ氏の2人が起用され、それぞれのデザインしたキャラ、ジュードとミラが物語の主人公となる。ゲームは“揺るぎなき信念のRPG”と銘打たれ、人間と精霊の共存を軸としたストーリーが展開していく。ゲームスタート時に、ジュード視点とミラ視点を選択してプレイすることが可能だ。

　今回の記事では、新たなパーティメンバーのローエンに関する情報、さらにチャットシステムや戦闘中のキャラクター入れ替えなどについて紹介する。

■最大の武器は“経験”――62歳の老執事がパーティへ

　ローエンは62歳の執事で、純粋な人間キャラクターではシリーズ最高齢となるパーティメンバーだ。仲間の誰よりも経験豊富な人間として、これまでにない味を出したセリフや活躍が見られるかもしれない。キャラクターデザインは、いのまたむつみ氏が担当している。

ローエン・J・イルベルト　CV：麦人

「ふふふ、確かにジジイの時間はとても貴重。立ち止まってはもったいないですね」

性別：男性　年齢：62歳　身長：175㎝　 武器：サーベル　戦闘タイプ：精霊術士

　大国ラ・シュガルの高級貴族に名を連ねる、シャール家の当主に仕える老執事。どんな時も落ちついていて、丁寧で品のある物腰を崩さない。精霊術を得意とし、一行を力ではなく、経験と作戦でフォローするブレーン的存在。また、緊迫した空気でも冗談をさらりと口にして周囲の緊張をほぐす、お茶目なムードメーカーでもある。

　幅広い知識と、卓越した分析力、状況判断力を持ち、1手先を読むことに長けている。時折垣間見せる鋭い眼光には、普段の柔和な表情からは想像もつかない迫力がある。

▲ローエンの言葉や物腰には、豊富な経験や知識からなる深さを感じさせる。“揺るぎなき信念”という点においても、他のキャラクターたちとは異なる形で、それを見せてくれそうだ。

▲戦闘においては、得意とする精霊術がもっとも頼りになりそうだが、武身技もまったく使えないわけではない。中央の画面は武身技“マーシーワルツ”の使用シーンだ。右の画面は通常攻撃をしている場面で、ローエンは、投げナイフを使った攻撃もできるという。

　戦闘時のキャラクター特性もあわせて紹介する。精霊術を得意とするローエンは、発動後の精霊術に対してさまざまな操作を行える“術後調律（じゅつごちょうりつ）”という特性を持っている。

▲たとえば、敵の上空から水流を注ぐ精霊術“スプラッシュ”に、術後調律を使う。これにより、左スティックを使って水流を自由に動かすことができる。

▲こちらは、3本の石柱で敵を貫く精霊術“ロックトライ”に、術後調律を使った場面。タイミング良く×ボタンを押すと、トドメの石柱で突き上げ攻撃を行う。

→戦闘中のメンバー入れ替えやチャットシステムを紹介（2ページ目へ）

(C)いのまたむつみ　(C)藤島康介　(C)2011 NAMCO BANDAI Games Inc.

• 『テイルズ オブ エクシリア』公式サイト