2011年4月28日(木)
ディースリー・パブリッシャーは、7月7日に発売するPS3/Xbox 360用ソフト『EARTH DEFENSE FORCE:INSECT ARMAGEDDON(以下、EDF:IA)』の新情報を公開した。
『EDF:IA』は、『地球防衛軍(EDF)』を愛するUSAスタッフの熱意によって生み出された、新しい『EDF』。スピンオフという位置づけにはなるものの、『地球防衛軍』と同じく、巨大なアリ、クモ、未知のロボットといった敵から地球を守るため戦う、TPS視点のアクションゲームとなっている。
メインのゲームモードは、1ミッションあたりの規模が大きく、次々と指令を受けながらゲーム進めていく“キャンペーンモード”。キャンペーンモードのミッション数は15だ。キャンペーンモードをベースにまったく違う敵配置でプレイできる“キャンペーン・リミックス”、無限に現れる敵と戦い続ける“サバイバル”といったモードも用意されている。キャンペーンとキャンペーン・リミックスでは3人まで、サバイバルでは6人までのオンラインプレイが可能だ。また、画面分割の2人プレイにも対応している。
▲プレイヤーは、“ストライクフォース・ライトニング”の一員として戦うことになる。出撃前に4種類の中から“装備”を選択でき、初期状態の“トルーパー装備”、アップグレード版の“タクティカル装備”、攻撃重視の“バトル装備”、飛行可能な“ジェット装備”と、どれを選ぶかによって戦い方も変化してくる。各装備は、アップグレードする成長要素もある。 |
▲トルーパー装備……機動力を重視したデザインの基本仕様。高性能装備に搭載されているシールドとパワーシステムはないものの、この装備だけの利点もある。 | ▲タクティカル装備……適度なダメージ軽減と機敏さを備えている。電力を使用する装備であるため、標準仕様のトルーパー装備より、かなりの防御力を有している。 |
数千年も昔、高度な進化を遂げた昆虫種族が絶滅寸前に宇宙の彼方へ大艦隊を放つ。それぞれの船には昆虫生命体を繁殖させるための遺伝子素材と触媒が積んであり、生命が存在できる惑星にたどり着いては繁殖を行い続けていた。
いつしかこの銀河系では、生命あるすべての惑星が彼らに支配されており、唯一残されていた地球も、いよいよそのターゲットとなる。
西暦20XX年、地球では主要都市の上空でいきなり具現化されていく巨大宇宙船を多数確認。巨大な昆虫の群れ、未知の巨大ロボット、果てはその両方が混ざったような生命体までもが大量に降ってくると、あらゆるものに襲いかかってきたのだ。
“ラヴェジャー(破壊する者)”として知られるようになったこの宇宙勢力の目的は、地球上の人類全ての滅亡。世界中が恐怖に怯える中、“EDF”が人類最後の砦として立ち上がった――。
▲突如として現れ、破壊の限りを尽くす巨大生物。名前は人類が呼称しているだけにすぎず、その正体は不明のままなラヴェジャー。 |
このモードは、大きく3つのキャンペーンで構成されており、それぞれには5つのミッションが含まれている。1つのミッションの中で、“その場にいるラヴェジャーの排除”、“巣穴の破壊”、“指定場所への移動”といった指令本部からの指示があり、プレイヤーはそれに従っていくことになる。
ストライクフォース・ライトニングが居住区へ向かう。そこで他の防衛軍隊員たちと集合し、街中を暴れまわる巨大なラヴェジャーを見つけ、排除することが目的だ。
プレイヤーは捜索救助ミッションに送り込まれると、防衛軍の着陸船部隊が工業地区で墜落したとの情報を受ける。これ以上訓練を受けたパイロットも着陸船も失うわけにはいかない地球防衛軍。ストライクフォース・ライトニングの出番となる。
最後のキャンペーンでは、街の中心からラヴェジャーたちをせん滅に向かう。金融街と繁華街は世界有数の超高層ビルが立ち並ぶ見事な都市。だが今は、無数の巨大クモたちの巣へと変わり果てている……。
このモードは、前述の“キャンペーンモード”をすべてクリアした後に、プレイが可能になる。構成は一見、“キャンペーンモード”と同じだが、たとえばキャンペーン3でしか現れなかった敵がリミックス1では出現するなど、すべてのミッションで別の攻略方法を求められることになる。
なお本日4月28日、プロモーションムービーがニコニコ動画内の“D3Pチャンネル”で公開された。ゲームが気になる人は、こちらもあわせてチェックしよう。
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