2011年5月9日(月)
●リコグナイズドスペルのクールタイムと効果時間が同じなのはなぜか。スキルのかけ直しが手間になる。
山本:なぜかと言われると答えづらいが、企画チームの判断で現在の数値になっている。韓国サクライなどでバランスをテスト中なので、その修正がくる予定。ただ日本実装時には、日本向けに再バランシングされる可能性もある。
●ロイヤルガードの禁止スキルが多すぎるので早く修正してほしい。できることが少なすぎる。
山本:リフレクトダメージなど韓国でテスト中。禁止しているスキルがいつ復活するかは、修正された順に個別に実装するとその他スキルとのバランスが取れないため、調整済みスキルがそろった時点で、まとめて実装されると思われる。もうしばらく待ってほしい。
●スーパーノービスのスキル追加や強化ではなく、ノービス専用の上位職やノービス系専用スキルの追加予定はないのか。
山本:今のところ予定は無いが、こういった意見があったことはGravityに伝える。
●状態異常“深い眠り”への対抗手段がほしい。
山本:今まさに問題と認識しています。現状のスキルで何かしら対抗できるように、バランスを調整中です。
●ディボーションの効果範囲がプレイヤー間のレベル差10のままとなっている。公平パーティのレベル差と同じ、15以内の範囲にしてほしい。
山本:公平パーティは経験値を分配するのが目的であり、ディボーションのレベル圏内と別物として考えている。ディボーションは攻城戦において、レベル10差以内ならしてもいいというルールが企画意図である。
●クールタイムのあるスキルを使った後、3次職が戦闘不能になってもクールタイムのリセットがない。攻城戦などで頻繁に戦闘不能になると、スキルのかけなおしができない。
山本:スキルのクールタイムはプレイヤーが戦闘不能になっても、ログアウトしていても、スキルを使ってからの経過時間という設定であり、修正は考えていない。強力なスキルを使ってわざと戦闘不能になり、蘇生後すぐ連発という危険性もあるためである。
●ギロチンクロスのハルシネーションウォークが効果に対してデメリットが大きすぎる。
山本:必ず調整するという約束はできないが、意見の一つとして覚えておきます。
●3次職のバランス調整は、韓国テストサーバのものがそのまま実装されるのか。
山本:そのまま実装されるものもあれば、日本独自に再調整するものもある。
●実装未定コンテンツの実装時期(精霊、ホムS、拡張2次職など)
中村:早ければ6月の“RJC2011”で発表できるものもある。準備を進めているので待っていてほしい。
●サーバ統合やワールドエクスチェンジ(WES)について、実行や再開の予定はあるのか。
中村:WESのエンジン自体に不安な部分があり、キャラクタデータが安全にコピーできるものになりきっていない。所持アイテムが替わってしまうといった不具合のプログラムを修正中。そのため修正が完全に終わるまで、WESは停止したままとなる。いつ完成するのか伝えられないが、WESをやめてしまったわけではない。
サーバ統合については、サーバ統合したほうがよいと思っている人が、どれぐらいいますか?(会場の大半が挙手)
飯野:サーバ統合の話は何度もあがってきているが、いくつかのハードルがある。キャラクターの名前や名声値をどうするのかという問題を、クリアする方法が見つかっていない。そのためサーバ統合は難しく即座にやりますと言えないが、引き続き検討していきたい。
●禁止されているスキルの解禁予定、進捗を聞きたい。
飯野:解禁の時期が見えているもの、未定のものがあるので、整理してから公式サイトで発表させてほしい。
●何度か実施されたモンスターの配置変更にガンホーは満足しているのか。現状の狩場配置でキャラのレベルアップができるという認識なのか? 見た目は同じだが経験値を増やした、亜種モンスターを追加する予定はあるか。
山本:現状の配置変更で全部のレベル帯がまかなえているとは考えていない。レベル120以上向けの狩り場はないが、徐々に緩和されていくと思ってほしい。見た目が同じで経験値の違う亜種モンスター実装の予定はあるが、いつとはいえない。イベント専用モンスターを登場させていく。
飯野:配置変更自体、以前に比べれば頻繁に行っていると思う。今は高レベル向けの対策が多いが、定期的に低レベル向けも含めて、短いスパンで配置変更するべきと考えている。
●シグナムクロスが有効に働く狩り場実装の発言が過去にあったが、どうなっているのか。
中村:例えば機械人形工場などがある。シグナムクルスに限らず、この職のこのスキルが有効で遊びやすいマップというものを、少しずつ増やしていく。ただ増やすのではなく、遊び方の提案やコンセプトも一緒に公式サイトで伝えていきたい。
●次の大型アップデートはいつか
中村:6月のオフラインイベントでいくつか発表できる予定。
●装備品の職業制限は緩和されないのか(例:両手剣をナイトクルセイダー以外が装備できたり)。
山本:その職業ならではの装備であり、例えばウィザードが両手剣を振り回すのが『RO』としてアリなのかと言われると疑問に思う。
●DS版『RO』登場したシャーマンとダークナイトは追加はあるか。
山本:あくまでオリジナルキャラなので追加予定はない。
●攻城戦の人口減少を解消するための、サーバ間攻城戦のルール、代表選出、アイテム制限などの進捗状況を知りたい。
中村:今なお進行中なので現時点では非公開とさせていただきたい。
●R化後、遠距離攻撃耐性で魔法が軽減できなくなったのはなぜか。
山本:遠距離“物理”攻撃の軽減がもともとの目的で、たまたま魔法も軽減できてしまっていた。R化によって正しい形になった。
●モンスター配置変更による迷惑行為増加について。スカラバガーデン、タナトスタワーの配置変更の意図について明確な説明がほしい。
山本:目的は狩り場の一極集中をさけ、負荷を分散させるためである。
●ガーデンなどの高時給狩り場から、迷惑行為を行うプレイヤーが流れてきたと感じる。これは、ギルドダンジョンの経験値効率が落ちたことから、迷惑行為をするプレイヤーが増えてきたのではないか。
新津:愉快犯は元々人が多いところで迷惑行為をやるのが目的。ゆえに特定のマップに人が集中しないよう、分散を狙ってモンスターの配置変更を行った。
何が迷惑行為に当たるかという判断基準は大きくわけて2つある。固定狩りによるトレインは、狩りの手段の1つでありプレイスタイルゆえに迷惑行為ではない。ハラスメントが目的のトレインであれば当然対象となるが、その判断は難しく調査に時間がかってしまう。スクリーンショットによる通報は、事実の一部でありそれだけで判断はできない。証拠となるような動画の撮影ができる機能を、運営チームに提示するシステムを検討していきたい。クライアントそのものに動画を簡単に録画でき、PCに詳しくないプレイヤーでも、誰でも扱えるような体制づくりを考えたい。
●GMコールの実装は可能か?
新津:GMコール実装が、即トラブル解消の効率化につながるわけではないため、まずは迅速に対応できる環境づくりから優先していきたい。
●アカウントBANされたBOTの対処について、公式サイトでの罪状は公開可能か。
太田:BOTの対処は月1でサポートデータとして、前月分のアカウント措置(ワールド、人数、レベル帯)を公表している。BOTといえど具体的な罪状やキャラ名などは公表しづらい。原状は対処している以上にBOTが沸いており、システム面の強化に力を入れたい。
●盾の装備時のASPD低下を元に戻せないのか。
山本:計算式上そうなっているため変える予定はない。その代わり、この武器を装備したときにどれだけ基本ATKスピードがあがるかという、クラスごとに設定された数値は上方修正されている。
●両手杖のASPDが職によって変わってしまうのは仕様か? 例えば杖アイテム“クロノス”は、ハイウィザードとプロフェッサーで、同じステータス値でもアタックスピードが変わってしまう。
山本:先ほどの回答と同じで、クラスごとに変更しているため。仮に同じ武器をもってもクラスによって数字は異なる。
●武器のサイズ補正について。短剣など特定武器しか装備できない職業は、狩り場が限定されてしまう。
山本:今まで逆にサイズ補正があまり機能していなかった。R化以降しっかり反映されており、これは企画意図通りである。
●サイズ補正の厳しい武器についてメリットは付与できるか。
山本:既存の武器は難しいが、新規アイテムであれば可能。
●MATK格差について。ウォーロックとその他魔法職のMATK値の差が埋まらない。装備品のMATK追加以外で具体的な対策方法を、どう取って行くのか教えてほしい。また、ウォーロック以外の職でMATKの高い武器を実装してほしい。
山本:先日、新しい武器が追加されたがこれは第1弾であり、今後もMATK差の緩和を図っていきたい。それでも足りなかったらまた別の案を考えていく。
●効果が未実装のままのスキルはどうなってるのか(オリデオコン研究など)。
山本:詳細をGravityに確認して、後日公式サイトで回答します。
最後に中村氏は「即答できなかった質問および、会場で発表した以外の質問についても後日公式サイトですべて回答させていただきます。安心して『RO』をプレイしていただきたいという気持ちで、このイベントを開催しました。また改めて色々な形で、みなさまの質問にお答する機会を作っていきます」と挨拶を述べ、約2時間のQ&Aは終了した。
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