12人対戦が可能！ 『ガーディアンヒーローズ』がXbox 360へ

文：電撃オンライン

　セガは、Xbox 360ダウンロード専用ソフト『ガーディアンヒーローズ』を今夏に配信する。価格は800マイクロソフトポイント。

　本作は、セガサターンで1996年に発売されて大ヒットし、今なお支持されている格闘アクションゲーム『ガーディアンヒーローズ』を、Xbox 360用にアレンジしたもの。開発は、オリジナル版を手がけたトレジャーが担当。Xbox 360版では、バーサスモードでの最大対戦人数が12人に増えた他、連続技などを研究できるトレーニングモードや、ネットワークランキングに対応したモードなども実装され、大きくパワーアップを遂げている。

▲画面比が16：9になったことで、広い画面で白熱の対戦を楽しめる。オンラインによる対戦も魅力的だ。

■物語

　いにしえの“剣の時代”より伝わるという“伝説の剣”をついに発見したハーンたち4人の冒険者。目的の達成を祝う彼らを突如、王国の兵が襲った。かつてより伝説の剣を狙っていた王国の影の支配者、暗黒魔導士・カノンの命令によるものだ。

　突然の夜襲の中で、抵抗する冒険者たち。その中には伝説の剣を守ろうと、王国を裏切りハーンたちと行動をともにする赤騎士団長・セレナの姿もあった。彼らと王国兵たちの戦いが町の外れにある墓場まで到達した時、伝説の剣へ向けて天から稲妻がほとばしり、剣の力で黄金の鎧に身を包んだガイコツがよみがえった。彼こそ、かつて剣の時代に王家を守るため最後まで戦った戦士だった。

　冒険者たちは、伝説の剣を手に戦うその不死英雄戦士（アンデッドヒーロー）とともに、世界を変える冒険へと旅立つのだった。

■登場人物

▲ハーン・サムウェル……元・王国青騎士団員。王家の姫を場外に連れ出したとされる罪で追放され、冒険者となった。伝説の英雄と彼の残した剣に強い興味を持ち冒険に出る。		▲ランディ・M・グリーン……自称・超魔導士。意志を持ち言葉も話せる使い魔“エド”と常に行動をともにする、熱血やんちゃ少年。

▲イブシ・ギンジロウ……いにしえに伝わる剣を求めて旅をしている忍者。パーティーのサポート的役割を担う冷静かつ打算的な年長者であり、血気盛んな仲間のなだめ役でもある。		▲ニコレ・ニール……自分の幸せのために神を信じる不埒（ふらち）な僧侶。ドジで天然ボケを発揮する楽観主義者だが、現実に対してシビアな目を持つ。

▲セレナ・コルセア……王国赤騎士団長でありながら、主人公たちのもとに駆けつけ、彼らの戦いの行く末を見届ける女戦士。剣やアンデッドなどの知識を持っている。		▲アンデッドヒーロー（不死英雄戦士）……かつて“剣の時代”に王家を守るために最後まで戦った戦士。“伝説の剣”によって復活した。冒険者たちと行動をともにする。

■生まれ変わった『ガーディアンヒーローズ』の特徴

　強弱のある攻撃、コマンド入力による必殺技、コンボを駆使した対戦格闘ゲームのような攻撃方法と、奥や手前に3つのラインを移動しながら戦うシステムが特徴的な『ガーディアンヒーローズ』。基本的なゲームシステムはセガサターン版を踏襲しているが、Xbox 360版ではセガサターン版のバランス、操作方法を忠実に再現した“オリジナル”と、Xbox 360向けにバランスや操作方法をチューニングした“アレンジ”が用意される。

▲セガサターン版をベースにしたシステムも選択できるので、オリジナル版のファンも安心だ。

▲マルチエンディングのストーリーモード。ここでは、敵を倒してレベルアップするRPGのような要素も盛り込まれている。オンラインでの2人同時プレイも可能だ。

▲セガサターン版では最大6人で対戦することができたバーサスモード。今作では、最大12人同時プレイが可能になった。使用可能なキャラクターは、最大45人にもなる。

▲ネットワークランキングに対応した新モード“アーケードモード”が追加。21体もの敵キャラクターが総出で次々襲ってくる。体力がなくなるまでに何体倒せたかを競う。

(C)SEGA

• 『ガーディアンヒーローズ』公式サイト