News

2011年5月31日(火)

デジタライズド・ゲームブック『デッドエンド』は9月1日発売!! キャストも明らかに

文:電撃オンライン

『デッドエンド Orchestral Manoeuvres in the Dead End』

 アルケミストは、PSP用ソフト『デッドエンド Orchestral Manoeuvres in the Dead End(以下、デッドエンド)』の発売日を9月1日に決定した。

 『デッドエンド』は、デジタライズド・ゲームブックと呼ばれるシステムを搭載したアドベンチャーゲーム。段落ごとにランダムで配置されたパラグラフを読み進め、選択肢やダイスの内容でシナリオが分岐するゲームブックを、そのまま“デジタル”に落としこんでいる。実際のゲームブックのように、ダイスの目を無視して“ズル”をしたり、最初のパラグラフからパラパラと順に読み進めたりすることも可能となっている。

 開発は、PSP『セカンドノベル ~彼女の夏、15分の記憶~』を制作した“テクスト。(ウィザードソフト)”が担当。メインスタッフとして、PC用デジタライズド・ゲームブック『蠅声(さばえ)の王』(Lost Script)を手掛けたvanillaさんが原画を、大槻涼樹さんがシナリオをそれぞれ務める。ゲームの概要は4月28日の記事を参照のこと。

 なお本作には通常版の他、限定版が用意される。限定版には設定資料集が付くとのことだ。価格は通常版が7,140円、限定版が8,190円(税込)。

 また、登場人物のキャストも公開された。これまでに紹介していないキャラクターの説明とあわせて掲載する。すでに紹介しているキャラクターの情報は4月28日の記事で確認してほしい。

『デッドエンド Orchestral Manoeuvres in the Dead End』 『デッドエンド Orchestral Manoeuvres in the Dead End』 『デッドエンド Orchestral Manoeuvres in the Dead End』 『デッドエンド Orchestral Manoeuvres in the Dead End』
符御 是人(CV:岡本信彦)小林 鋼一郎(CV:新谷良子)手塚 酉穂(CV:茅野愛衣)拝坂 御木(CV:藤原啓治)
『デッドエンド Orchestral Manoeuvres in the Dead End』 『デッドエンド Orchestral Manoeuvres in the Dead End』 『デッドエンド Orchestral Manoeuvres in the Dead End』
阿久津(CV:杉田智和)コアトル(CV:中原麻衣)グレーテ(CV:大亀あすか)

『デッドエンド Orchestral Manoeuvres in the Dead End』

虚洞/ウツロ(CV:巽悠衣子)

 本来の名はウィツィロポチトリ、アステカ語で“蜂鳥の左足”。ウツロは略称。見た目は15~16歳の少女で、青を象徴とする吸血鬼。吸血鬼の中でも特に膂力(りょりょく)に優れ、武闘派として高い戦闘力を誇る。大ざっぱかつ明るい性格で、“強い奴が偉い”と考えている。

『デッドエンド Orchestral Manoeuvres in the Dead End』

ヘンゼル(CV:内田彩)

 巨大な戦鎚を振るう、年端のいかない少年の姿をしたウツロの従者。グレーテとは兄妹らしい。従者はその構造上、主に強く依存することが多いが、ウツロに対しても憎まれ口をたたく。とはいえ、命じられたことはしっかりとこなす。

『デッドエンド Orchestral Manoeuvres in the Dead End』

シトベ/屍戸部(CV:石田彰)

 シペ・トテック。赤を象徴色とし、喜(き)を象徴とする吸血鬼。ただし普段は両目を閉じていて、あまり表情らしきものは見せない。戦闘時は、肋骨のような防具が付いた左腕を武器に戦う。基本的にコアトルの命によって動くことが多い。顔や身体には、おびただしい縫合の跡がある。

『デッドエンド Orchestral Manoeuvres in the Dead End』

ブレッドクラム(CV:大久保英恵)

 シトベの従者で、いつもシトベの影に隠れておどおどとしている。粉じん爆発の原理を応用した、広範囲に影響を及ぼす爆炎系の方程式を得意とする、強力なスペルキャスター。ブレッドクラムは“パンくず”の意であることから、ブレッドクラムに限らず、従者には本来別の名があるのかもしれない?

『デッドエンド Orchestral Manoeuvres in the Dead End』

シパクトリ(CV:ゆかな)

 肢剥(シパク)とも呼ばれる、外見は10~12歳ほどに見える少女。他の吸血鬼がなぜか手厚く待遇している。自らの意志を示す様子はなく、常に看護師姿の喰屍鬼(ヘキセ)が付き従い、世話をしている。乗っている車椅子は自律性がなく、かなり旧式のもの。

『デッドエンド Orchestral Manoeuvres in the Dead End』

ヘキセ(CV:斎藤楓子)

 ドイツ語で“魔女”の名を持つ、シパクトリの従者(?)。全身に包帯をまとっており、おそらく喰屍鬼だと考えられる。従者は、紫外線を極端に苦手とする吸血鬼の昼間(ちゅうかん)の護りとして存在するため、それに耐えうる喰屍鬼。シパクトリと同様にほとんどしゃべらないので、何を考えているかはよくわからない。

(C)TEXT./Alchemist

データ

関連サイト