2011年6月20日(月)
ネクソンは、PC用MMORPG『マビノギ』の6周年記念オフラインイベントを、6月18日に東京・ラフォーレ六本木で開催した。
イベントには応募総数約2,000人から選ばれた、幸運な各サーバのプレイヤーたちが参加。当日はあいにくの雨模様だったが、欠席者はほぼなしの満席という大盛況ぶりだった。まずは『マビノギ』イベントに欠かせない存在、イソッチこと磯村知美さんの司会でオープニングを迎え、すぐに次期大型アップデートの発表がネクソン ゲーム運用チームの大塚宏美さん、マーケティングチームの佐野康行さんより行われた。
▲ネクソン大塚さん(中央左)、佐野さん(中央右)、司会の磯村さん(中央)。そして3人を取り巻くナオ&サキュバスの皆さん。 |
6月23日の実装が決定したジェネレーション14 シーズン3(G14S3)では、“ゴルバン”のストーリークエストが追加される。ゴルバンはC4G13から始まるシェイクスピアが題材のコンテンツの1つで、ゴルバンは誰も知らないシェイクスピアの未発表作品という設定。ストーリーに深くかかわるゴルバン、アシュリンらは紙人形で、横から見ると厚みのないペラペラの体だ。どうして彼らが紙でできているのかについては、ストーリーを進めていけばわかる。なおG14S3の進行は、G14のメインストリーム“ロミオとジュリエット”のクリアが前提条件となる。
▲何か黒いものがあふれ出している井戸。アシュリンの怒りはこの井戸と関係しているようだ。 |
▲あるダンジョンをクリアすると、いよいよゴルバンに出会える。 |
シーズン3のもう1つの大きな追加コンテンツが、演劇ミッション・神々の看守だ。4つの演劇ミッションが実装され、メインストリーム“ロミオとジュリエット”に登場したエイボンの看守・ブランとの戦いが待ち受ける。報酬として、ランスとシリンダー用新規エンチャント2種が用意されている。
メインストリーム関連のコンテンツとは別に、初心者向けの便利な機能が実装される。“将来希望システム”は累積100レベル以下のキャラクター限定で、戦士や魔法使いなどのクラスからなりたいものを選択すると、クラスに合わせた装備品と称号がもらえる。また、一定レベルに達すると自動でスキル習得やスキルのランクアップも行われる。その他、エルフとジャイアントのNPCに新規エモーションが追加されることも明かされた。
▲NPCの新エモーション。 |
イベントではさらにその先、ジェネレーション14シーズン4(G14S4)の内容も公開された。G14S4は、ダンバートン東に位置し交易で栄える町“カブ港”が中心となる。カブ港は今後G15へとつながる重要な町で、主要NPCは燈台守のアスコン、元船長にしてパブを営むアニックの2人だ。
▲アスコンは60代半ばの老人で、どこか寂しそうな目をしている。片目のアニックは30代。元船乗りでサバサバした性格らしい。 |
ムービーで紹介されたカブ港は魚釣りポイントが数多くあり、ここでしか釣れないアイテムと魚もある。桟橋の奥には船が停泊し、今はまだ乗船できないが、将来はどうやらこの船でどこかに移動できるようだ。夜になると灯台周辺にはランタンが灯り、周囲を美しく照らし出す。新実装のショートストーリーは、アスコンの悲哀に満ちた半生がテーマ。彼がなぜいつも寂しそうな目をしているのかが解き明かされる。
▲白い漆喰(しっくい)と木枠のコントラストが美しい、チューダー様式の家が並ぶカブ港。桟橋以外にも釣りポイントがあり、釣り好きにはたまらない町だ。 |
その他、料理・釣り・野生動物調教の結果を記録できる“収集日記システム”が導入される。単に料理や魚の種類だけではなく、収集した量と評価も別途記録されるため、コンプリートは相当難しそうだ。
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