本格3Dダンジョン学園RPGを楽しもう！ 『ととモノ。3D』プレイレビュー!!【第2回】

文：電撃オンライン

■他のプレイヤーと交流できる

　ペットとの契約を終えた後は、“交流”システムについて解説される。これは、“すれちがい通信”で他のプレイヤーとの交流が行えるというもの。相手のパーティを確認できるほか、ダンジョンにそのパーティが出現するといったこともあるらしい。

　これまた本作からの新システムと聞いているので、いろいろ試してみたい気もする……が、よく考えたらソフトはまだ発売されていないわけで、街中ですれちがうことはできない。唯一、可能性があるとすれば、隣に座って攻略本の内容チェックを進めているモリサワ氏。しかし、攻略本の制作も最終局面が近づいており、若干目が血走っている。岸和田だんじり祭でならした彼をこの段階でイラつかせると大変なことになりそうなので、読者には申し訳ないが、ここは実際のプレイで試してみてもらいたい。

▲すれちがい通信用のプロフィール画面を編集できる。ちょっと書いてはみたものの、まだ交流可能な相手がモリサワ氏しかいないため、むなしくなって消した……。

■錬金で武具の強化が可能

　次に訪れた“購買部”では、自ら「モーディアル学園自慢の美人教師よ！」と宣言するルドベキア先生が、“錬金”の手ほどきをしてくれる。折れた竿と木くずを使って“物干し竿”を作成すると、「ああん、上手！」とセクシーな雰囲気でほめられる上、武具を強化できる“磨石”をもらえる。ちょっと錬金が好きになったような気がした。

　この錬金では、素材を使って新たなアイテムを作ったり、特定の武具を別の武具に強化したりできる。また、武具自体の攻撃力や防御力を上昇させたり（最大で＋9）、火や水などの属性を付与したりすることも可能だ。

▲錬金を教えてくれたルドベキア先生。フォルティ先生が何か言いかけたのが気になるが、今後のドキドキ発言にも期待していきたい。

■パーティ内の恋愛模様を構築できる相性システム

　錬金について教えてもらった後は、クエストを受けられる図書室やキャンプメニューの解説などを経て、“相性”についての説明を受けることに。相性は、パーティ内における人間関係を表現するシステムで、各キャラクターがどのキャラクターを好きで、どのキャラクターが嫌いかを設定できるというもの。プレイヤーの妄想をかきたてるためだけではなく、この選び方しだいで、さまざまなスキルが使えるようになる。ただし、複数のキャラクターから嫌われてしまうとパラメータがダウンするというデメリットも発生する。

　ここは手堅く“嫌い”の矢印を分散させて、逆に“好き”の矢印をなるべく1人に集中させることにした。皆に好かれる役割は、主人公のつもりでキャラメイクしたバハムーンである。

　その結果、両想いの男女で発動し、HPの最大値が増加する“クラスの噂”や、相性のよい4人で繰り出す“集中砲火”など、5つのスキルを利用可能になった。ところが設定し終えた後に、特殊なパーティ編成でのみ発動する“協力スキル”なるものがあることを知ってしまった。たとえば、男1人＋女5人、ドワーフ＋クラッズ＋フェアリー＋αなどといった編成だ。しかし、性別や種族はとっくの昔に決まっており、すでにその組み合わせは不可能……。私はそれらの協力スキルがあまり強力ではないことを祈りつつ、相性の設定を終えた。

▲図書委員の生徒であるノームのカルテ。中二病ド真ん中の発言を連発するが、とてもマジメなよい子だ。

▲相性を選択すると、それぞれのキャラクターが矢印で結ばれ、さまざまなスキルが発動する。赤色の矢印が“好き”、青色の矢印が“嫌い”を表している。相性は設定しないことも可能だが、設定する場合は必ず赤と青の2本の矢印を誰かに向ける必要がある。

■次回予告

　いろいろあったが、とにかくこれで準備は整った！　次回は間違いなく冒険に出られることだろう。いよいよ、さまざまなモンスターが待つ迷宮に踏み込んでいけるのだ。ちなみに隣のモリサワ氏は、誤字・脱字をはじめとするさまざまな罠が待つ（!?）攻略本の内容チェックという名の迷宮に踏み込んでいる。まだソフトと攻略本の同日発売を夢見ているようだが……。

　データページのチェックに追われ、そろそろ布団が恋しいモリサワです。終わんないです。チェックが。これだけデータが膨大ですと、自然と笑えてきそうで笑えなかったりします。今回のレポートがアップされるころにはすべての作業を終えていなければならないのですが、さてどうなることやら……。なんて言ってるヒマがあったら作業続けろよ！　って声が聞こえてきそうですので、ラストスパート頑張ります!!

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