本格3Dダンジョン学園RPGを楽しもう！ 『ととモノ。3D』プレイレビュー!!【最終回】

文：電撃オンライン

　7月7日に発売された、アクワイアの人気シリーズ『剣と魔法と学園モノ。（以下、ととモノ。）』の最新作『剣と魔法と学園モノ。3D』。ニンテンドー3DSでは初となる3DダンジョンRPGということで、同シリーズ初体験の編集者が、実際のプレイを通じてその内容をレビューしている。（第1回/第2回/第3回/第4回）

　なお、プロデューサーである原神氏より、彼の初心者プレイに対するツッコミをいただいているので、これからプレイしようと考えている人のヒントにもなれば幸いである。全5回のレビューも今回が最終回ということで、ぜひチェックしていただきたい。

　また、電撃からの攻略本も好評発売中！　本記事の“攻略本担当者の近況”コーナーでもお伝えしてきたとおり、担当編集・モリサワをはじめとするスタッフの血と汗と涙の結晶が、この1冊に詰まっている。ソフトと同時発売ながら、本作に関するすべての情報を掲載した“完全”攻略本なので、『ととモノ。3D』をじっくりやり込みたいプレイヤーにぜひオススメする。【攻略本情報はコチラ！】

■レビュー最終回は成長したキャラクターのデータ＆評価を発表

　『ととモノ。3D』の発売から早くも1週間が経過したが、全国100万人（推定）の冒険者の皆さんは、ダンジョンに潜りまくっているだろうか？　そろそろ「クリアしたぜ！」という成績優秀な“生徒”がちらほら出てくるころかもしれない。そこで、本レビューもそうしたタイミングに合わせ、私がクリア直前までプレイした状態の各キャラクターのデータを公開していきたい。これならレビューの最終回を飾るまとめの記事としても最適なのではないだろうか。もちろんストーリー的なネタバレはないので、安心して読み進めてもらいたい。

■パーティの中心人物がバハムーンからエルフに!?

　キャラクターデータの公開の前に、まず前回からの最も大きな変化をお伝えしておきたい。第1回のレビューでは主人公として自らの分身のつもりでキャラメイクし、常に最もよい装備を与えるなどしてかわいがっていたバハムーンが、諸事情により一般パーティメンバーに降格（私の脳内設定的に）。新・主人公は精霊使いのエルフに！

　なぜそうなったかというと、敵全体を攻撃する魔法が強かった、という身もフタもない理由が1つ。しかし、それだけでは、まだ我が心の主人公はバハムーンのままだったであろう。“強力な魔力で主人公を支えるエルフ”とともに戦う竜騎士という設定も、悪くないと思う。

　しかし決定打となったのは、戦闘中のコマンド選択の際に、1人目にエルフを置いておくのが便利だったという実務的な理由だ。1人目のエルフが全体攻撃魔法を選択→Lボタンを押してスキップバトル、という操作が非常に快適だったのである。

　そして、もう1つ最大のポイントが、本作のイベントシーンでは、なんと1人目のキャラクターのみが名前を呼ばれるからだ。イベントのたびにバハムーンとエルフの順番を変えるのも手間なので、結果的に常にNPCからは「エルフたち」と呼ばれることになったのである。そしてストーリーも終盤になるころには、すっかり私は「俺がエルフだ！」という気持ちになってしまっていた。バハムーンよ、スマン。大器晩成型のキミの真価を発揮する前に、こんなことになってしまうとは……。

　長くなったが、これが最大の変化であった。また、キャラメイク当時は後衛で盗賊役をまかせる予定だったドワーフは、すっかり狂戦士として前衛に定着。罠（わな）は高確率で食らうハメになっているが、彼の攻撃力は捨てがたく、「やはりドワーフはこうでなければ！」という結論に至ったわけだ。その他の細かい変化については、以下で1人ずつ説明していこう。今後のキャラクター育成の参考にしてもらえれば幸いである。

▲イベントシーンでは、すっかりエルフが主人公のような雰囲気。バハムーンと呼ばれることに慣れていたため、最初は違和感があったものだが……。人は変われるものだと実感。

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データ

関連サイト

• 『剣と魔法と学園モノ。3D』公式サイト