2011年8月4日(木)
THQジャパンは、PS3/Xbox 360用ソフト『セインツロウ ザ・サード』を11月に発売する。
『セインツロウ ザ・サード』は、箱庭型の大きな街を舞台に高い自由度で遊び回れるクライムアクション『セインツロウ』シリーズの最新作。今作では新たな街“スティールポート”が舞台となり、ゲームならではのお遊びや無茶をたっぷり盛り込んでいる。その突き抜けた自由度は、シリーズ最高の“おバカゲー”ともいえるデキだ。
さらに、マルチプレイの対戦機能が廃止される代わりに、ゲーム本編を通じて遊べる協力プレイが盛り込まれる。『セインツロウ』らしい協力プレイ専用モードも搭載されるという。
▲VTOL戦闘機やクラスター爆弾といったハイテク兵器から、人間大砲のような笑える兵器、そして怪しいバットまで……武器だけでも自由度はかなりもの。 |
今回の記事では、ストーリーのあらすじとスティールポートの紹介、ゲーム概要の説明などを掲載する。
スティールウォーターを手中におさめた数年後。ただのストリートギャングすぎなかった“サード・ストリート・セインツ”は、今やブランドとしてのステータスを確立している。セインツ印のスニーカー、エナジードリンク、そして幹部ジョニー・ギャットの首振り人形までもが街中に売られているほどの勢いだ。
だが、スティールウォーターの王ともなれば、どうあっても出る杭は打たれる立場になる。今度は世界中に構成員を持つ伝説の闇組織“シンジケート”が、セインツに莫大な額の上納金を要求してきたのだ。
セインツを束ねるリーダー(プレイヤー)は、当然のごとくその要求を拒否し、シンジケートの本拠地“スティールポート”の街に殴りこみをかけた。かつて繁栄を誇った街はシンジケートに牛耳られ、犯罪まみれの都市に変ぼうしている。
セインツたちは敵を倒すためには手段を選ばない、戦車でスカイダイブを決めるもよし、衛星軌道上からミサイルの空爆を要請するもよし、バットを片手に敵の精鋭部隊と戦うのもオツなもの。スティールポートはセインツたちの遊び場、地上はおろか空も海も、セインツたちが現れればそこが戦場だ。
▲独自開発された新ゲームエンジン“CTG エンジン”によって、グラフィックも格段によくなっている。 |
スティールポートの街は、かつて労働者の街として栄えたが、巨大組織・シンジケートが街に入ると腐敗が始まった。今や街の司法・行政と経済は組織が牛耳り、都市のあらゆる収入は組織の息がかかった税理士や弁護士によって管理されている。街の住人は皆、真の支配者が誰かということを理解しているので、表だって抗議をする者もいない。
街の規模は、スティルウォーターのおよそ3分の2ほどだが、街中の施設はより充実している。街を構成する4つの島は特色あるエリアを抱え、それぞれが橋でつながってスティールポートという1つの街を形成。北東の島には空港、南西の島には港もある。またそれぞれの島には、ギャングが根を張り、セインツたちが倒さねばならない相手となる。
▲スティールポートの街は、地上、海、空のすべてが遊びの舞台。下着1枚でスカイダイブし、パラシュートで炎上したクルマに着地、そのままシンジケートのアジトに突撃! というハチャメチャな遊びも可能だという。シナリオの演出もかなり強化される。 |
▲殴る・蹴る・銃撃といったアクションから、コンボ技やジャンプ、ダッシュを組み合わせての戦い方も可能。金的をかましてかかと落とし、腹パンチで相手が倒れた横でポージング、といった『セインツロウ』らしいテイストもある。 |
キャラクターカスタマイズの面でもパワーアップ。グラフィックの強化にともない、プレイヤーの趣向を凝らしたカスタマイズが反映できる。今作ではさまざまなユニークコスチュームが用意される他、前作同様にギャング組織のコスチュームカスタマイズも行える。さらに新パラメーター・セックスアピールが盛り込まれ、乳揺れ表現などもサポートしているという。
▲凝ったキャラクターを作成すれば、シングルプレイはもちろん、協力プレイもより楽しめるはず。 |
最後に、『セインツロウ ザ・サード』のトレーラー映像を掲載する。以下の映像からゲームの雰囲気をつかんでほしい。
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