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2011年8月11日(木)

電気外祭りの日本一ステージでPS Vita版『ディスガイア3』など新作が発表ッス!

文:電撃オンライン

 日本一ソフトウェアは、東京・秋葉原で開催中の“秋葉原電気外祭り2011夏”において、本日8月11日にステージイベント“第1回 日本一ソフトウェア電気外祭りステージ”を開催した。その模様を、写真とあわせてレポートする。

 イベントは、PS3用S・RPG『魔界戦記ディスガイア4』で風祭フーカを演じた三森すずこさんのライブからスタート。観客の盛大な拍手に包まれながら登場した三森さんは、7月21日に発売された3DS用ソフト『ビックリマン漢熟覇王 三位動乱戦創紀』の主題歌『漢字&熟語は摩訶不思議』をファンの前で高らかに歌い上げた。

 三森さんの歌が終わると、彼女のバックで踊っていたプリニーから、日本一ソフトウェア 代表取締役社長の新川宗平氏が登場。驚きに包まれる会場をよそに、新川氏は涼しい顔で「新作の発表を行います。まずはこの映像を見てください」と言い、PS Vita用S・RPG『魔界戦記ディスガイア3 Return』の初出しムービーを披露した。

“第1回 日本一ソフトウェア電気外祭りステージ” “第1回 日本一ソフトウェア電気外祭りステージ” “第1回 日本一ソフトウェア電気外祭りステージ”
▲“第1回 日本一ソフトウェア電気外祭りステージ”は、三森さんのライブからスタート。三森さんは『漢字&熟語は摩訶不思議』をノリノリで歌っていた。
“第1回 日本一ソフトウェア電気外祭りステージ” “第1回 日本一ソフトウェア電気外祭りステージ”
▲三森さんのバックダンサーとして登場したプリニーの中には、なんと新川社長が! 突然のサプライズに観客はビックリしていた。
“第1回 日本一ソフトウェア電気外祭りステージ” “第1回 日本一ソフトウェア電気外祭りステージ”
“第1回 日本一ソフトウェア電気外祭りステージ” “第1回 日本一ソフトウェア電気外祭りステージ”
▲日本一ソフトウェア 代表取締役社長・新川宗平氏▲『魔界戦記ディスガイア3 Return』プロデューサー・小酒井省吾氏

 映像では、“新要素を大量に引っさげ再降臨!!”“今回も命がけで笑いを取ります!!”という文字が流れ、追加キャラクター20人以上、追加BGM40曲以上などの新規要素が明かされた。“ラズベリル編”のシナリオも収録される他、大ボリュームの追加シナリオも用意されており、PS Vita版ならではの新要素も時間の限り詰め込むとのことだ。そして映像の最後には、“PlayStation Vitaと同時発売……のはず”の文字が。新川氏によると、PS3『魔界戦記ディスガイア3』の発売当初から携帯機で発売してほしいという声が多かったという。しかしPSPではスペック的に難しいので、PSPの後継機ではローンチで出そうと2年くらい前から決めていたとのことだ。

ディスガイア ディスガイア ディスガイア ディスガイア
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 続いて、『魔界戦記ディスガイア3 Return』のプロデューサー・小酒井省吾氏によるゲーム内容に説明に。ここでは、追加シナリオ“死立魔神学園編”に登場する新キャラクター・ステラとルチルのグラフィックが公開された。小酒井氏は、“死立魔神学園”の生徒会長・ステラは、ツンツンな感じのお嬢様風のキャラクターで、ラズベリルを越える不良少女のルチルは、猫又と人間のハーフと説明。今後、Web上で2人の声優当てクイズなどを予定していることを明らかにした。また、死立魔神学園編以外にも追加シナリオを予定しており、PS Vitaならではの正面&背面のタッチパネルを使用した操作も導入しているとのことだ。

“第1回 日本一ソフトウェア電気外祭りステージ” “第1回 日本一ソフトウェア電気外祭りステージ” “第1回 日本一ソフトウェア電気外祭りステージ”
“第1回 日本一ソフトウェア電気外祭りステージ”
▲PS Vita用S・RPG『魔界戦記ディスガイア3 Return』のプロモーションムービーが公開。PS Vitaのローンチタイトルになる予定だ。

 『魔界戦記ディスガイア3 Return』のプレゼンが終わると、完全新作タイトル発表へ。新川氏は「まだ発表できることが少ないんですが……」と前置きした上で、新作タイトルのビジュアルを公開した。タイトルこそ明かされなかったが、キャラクターデザインを原田たけひとさん、音楽を佐藤天平さんが担当するアクションRPGになるとのこと。新川氏は「早ければ来月くらいには情報が出せるかも」と話し、「来年の早い時期に発売したい」と意欲を見せていた。

“第1回 日本一ソフトウェア電気外祭りステージ” “第1回 日本一ソフトウェア電気外祭りステージ”
▲完全新作のアクションRPGも発表された。タイトルなどの詳細は、今後の続報に期待しよう。

 新作のプレゼンが終わると、日本一の公式サイトで募集していた質問に出演者が答えるコーナーへ移行。以下に質問と回答を掲載する。

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――夏になると食べたくなるものは?

三森さん:からいモノ! タイ料理が好きなのでトムヤムクンを食べて、夏の暑さを吹っ飛ばしたいです。以前、自分で作ってみたんですがちょっとからくなりすぎてしまって……やっぱりお店で食べるのが一番ですね。

――PSP『クリミナルガールズ』を発売したキッカケは?

新川氏:もともと、(『クリミナルガールズ』を制作した)イメージエポックの新納(一哉)さんと何か作りたいねと話していまして。せっかく新納さんに作っていただくなら、他のメーカーにはできない日本一ソフトウェアならではの作品を作っていただきたいと思っていました。『クリミナルガールズ』は、女の子におしおきをするという新納さんの妄想が爆発したゲームとなりましたが、企画がおもしろいからいいかなとGOサインを出しました。

――『魔界戦記ディスガイア4』の追加シナリオ“フーカ&デスコ編”が出ますが、他のキャラクターにスポットを当てたものは出ませんか?

新川氏:“フーカ&デスコ編”も、8月31日にPlayStation Storeで配信される“暴君ヴァルバトーゼ編”にも、他のキャラクターはたくさん出てきます。彼らのファンも楽しめるシナリオとなっていますので、ぜひそちらで楽しんでいただければと思います。

――三森さんがフーカを演じていて共感した点は?

三森さん:フーカは、ツンツンしている一方で女の子らしい乙女チックなところがあったりと、そんな心のアンバランスさが女の子として共感できましたね。

新川氏:まあ、シナリオを書いているのは、女心がちっともわからない私なんですけどね(笑)。

三森さん:でも、すごく共感が持てるキャラクターでしたよ!

――ゲームの続編を出す時に気をつけていることは?

新川氏:気をつけることは2つありまして、1つ目は前作のファンを満足させること。2つ目は、初めて遊ぶお客さんも楽しめるように作ること。この2点にこだわって作っております。『魔界戦記ディスガイア4』も、『4』から遊んでいただいても問題ない作りになっています。

三森さん:私も『2』から初めてプレイしましたが、問題なかったですね。

“第1回 日本一ソフトウェア電気外祭りステージ”
▲質問コーナーでは、日本一ソフトウェアのゲームのことから三森さんの個人的なことまで、さまざまな質問が飛びだした。

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 イベントの締めくくりは、再び三森さんのライブ。『魔界戦記ディスガイア4』のエンディングテーマ『カナリア航海 ~little bird in your universe~』をしっとりと歌い、“第1回 日本一ソフトウェア電気外祭りステージ”は幕を下ろした。電撃オンラインでは、今後も『魔界戦記ディスガイア3 Return』や新作の続報をお届けしていくので、楽しみにしていてほしい。

“第1回 日本一ソフトウェア電気外祭りステージ” “第1回 日本一ソフトウェア電気外祭りステージ”
▲イベントのラストでは、三森さんが『魔界戦記ディスガイア4』のエンディングテーマ『カナリア航海 ~little bird in your universe~』を熱唱。観客から三森さんへ大きな拍手が贈られていた。
“第1回 日本一ソフトウェア電気外祭りステージ” “第1回 日本一ソフトウェア電気外祭りステージ”
▲イベント終了後にステージにたたずむ抜け殻(?)プリニー。このままどうなるのかと思いきや、新川氏と小酒井氏に連れられて退場していた。
“第1回 日本一ソフトウェア電気外祭りステージ”
▲本日のイベントの出演者。左から三森さん、小酒井氏、新川氏。

(C)2011 Nippon Ichi Software, Inc.

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