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2011年8月24日(水)

『仮面ライダーオーズ』最終回を飾る大黒摩季・幻の音源がCD化

文:電撃オンライン

『仮面ライダーオーズ』

 エイベックス・エンタテインメントより、CD『Anything Goes! “Ballad”』が10月19日に発売される。

 『Anything Goes! “Ballad”』は、8月28日にテレビ朝日系列で放映される『仮面ライダーオーズ/OOO』最終回のエンディングシーンで使用される同名楽曲を収録したCD。この楽曲は、同番組のオープニングテーマである『Anything Goes!』のバラードバージョン。歌い手の大黒摩季さんが活動休止直前に、番組のラストを想像しながら、ごく限られた数人のスタッフのみでレコーディングしたという幻の音源を使用している。

 CDにDVDの付いた形態も同時発売される。DVDでは、仮面ライダーオーズと大黒さんの出演するメイン曲MusicVideoを楽しめる。価格はCDのみが1,200円(税込)で、CD+DVDが1,800円(税込)。今回、大黒さんから『Anything Goes! “Ballad”』の楽曲やレコーディングについて、『仮面ライダーオーズ/OOO』に対してのコメントも届いているので、以下に掲載する。



大黒摩季さんのコメント

『仮面ライダーオーズ』

 今回のレコーディングは、活動休止直前の忙しい時期で、一気に詰め込まれていて、『Anything goes!』のミュージックビデオ、吉川晃司さんとの映画の主題歌『HEART∞BREAKER』のレコーディングや撮影の最中で、この楽曲を録音する時も、ディレクターとマネージャーに呼び出されて、「いつか使うからこれも録音しておきましょう」と言われて、ストーリーも何もない中、感動のシーンがきっとくるはずだと妄想しながら歌っていましたね。スタッフの勢いにだまされながら録音しました(笑)。

 年々スタッフにだまされるのが楽しくなってきて、自分自身でやっていると出来上がる完成形が、予想できるけど、いろんな人と仕事をしていると新しい驚きがあって、スタッフに身を委ねて、自分の想像していないものができあがっていくのが楽しかったです。今回の『Anything Goes!』も元々がすごく速い曲だったのが、スローバラードに変化していてこんな曲になるのかと驚きましたね。

 「大黒摩季の楽曲はこうだ!」とか、ファンのイメージや思い描いている像や期待にこたえたいという思いがどこかにあって、それを破っていく作品ができたと思います。『オーズ』の脚本やセリフが大好きで、歌詞のような決めフレーズがたくさんあって、大人も子どももしびれるようなことがあるんだろうなぁと思いながら歌いました。

 近年若いミュージシャンが歌うバラードは、あっさりした歌い方なので、大黒摩季らしくエモーショナルでこく歌うということで歌いました。かつての自分のソウルやロック風のくどさを最近は控えていたのですが、スタッフからほめられている内に、どんどんと乗ってきて、出来上がりは聞いてなかったので、最終回を視聴者と同じ気持ちで楽しみにしています。

 休業中にシングルが出るというのはありがたいことで、休んでから半年くらいは不安で、スタッフの人たちにも勇気づけられて、あせらないようにしていました。私は不器用だから同時にいくつものことができないから、今回のこの休業は後々スパークするための期間だと思います。今回、ミュージシャンを離れて一般の人になることで、『仮面ライダー』のすごさを痛感しました。

『仮面ライダーオーズ』

 被災地を訪問した際も子どもたちとの共通言語になって、若いころに私の歌を聞いていたお母さんたちは私を見て興奮しているけど、子どもたちは大黒摩季を知らないけど、『仮面ライダーオーズ』の歌を歌っているお姉さんと話すだけで、「オーズに会ったことある?」とヒーローばりの扱いを受けて、子どもたちとの会話のきっかけやオーズの話題で一緒にグリードの名前を話したり、ため口で今度の展開を子どもと真剣に話してましたね。

 その様子を見て、その親御さんたちも大黒摩季をさらに身近に感じてくれたみたいで安心しました。その力は絶大で、『仮面ライダー』40周年の歴史に小さいながらも名を刻むことが、栄えあることだということを業界にいるとわかりづらいけど、一般社会で生活することでものすごく体感することができました。

 最初は、藤岡弘さんの時代から『仮面ライダー』が止まっている私は、「平成ライダーって何?」と思っていたくらいで、仕事をするとわかってからライダーを一生懸命勉強して、そのすごさを改めて痛感しましたね。今、日曜の朝が楽しみなんですよ。『仮面ライダーオーズ』を見るのが。この前もアンクのセリフを聞いて、泣いてしまったくらい。

 今作では、プロデューサーの皆さんともお話して、仮面ライダーの気持ちをくみ取って臨んできたので、できるのならばなんでもやりたいと思っていました。だから、本当に何も見えない状況で録音していたこの楽曲が、こうやって最終回で使っていただいて、一年間視聴者としても番組を見てきて、主人公の映司に勇気づけられて、日々バイブルとして生活をともにしてきたドラマの最初と最後を担えるのは本当に誉れなこと。次の仮面ライダーへきちんとたすきをつなげていく役割で、映画の主題歌までさせていただいて本当によかったなと思ってます。子どもが『仮面ライダー』にはまっていつか「ママかっこいい!」と言われる日が来るんだろうなと思います。それを想像すると今からわくわくしてます。

(C)2010 石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映

データ

▼『Anything Goes! “Ballad”』
■発売元:エイベックス・エンタテインメント
■発売日:2011年10月19日
■価格:CD 1,200円(税込)/CD+DVD 1,800円(税込)

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