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2011年8月30日(火)

パーティ編成での試行錯誤が楽しい! 『グランナイツヒストリー』プレイレポート

文:電撃オンライン

 どうも、黒船Mk-II(マークツー)です。今回は、マーベラスエンターテイメントから9月1日に発売されるPSP用RPG『グランナイツヒストリー』をレポートしていきたいと思います。

『グランナイツヒストリー』

■目指すは天下統一(ただし一兵士として)

 ゲームを開始すると、まずは自分が所属する国を3つの国から選択。プレイヤーは、選択した国の騎士団長として自分の部隊に所属する騎士たちを育てながら、自国領土拡大を目指して戦うことになります。それぞれの国については、以前の記事公式サイトを見てください。基本的に所属国は一度決めたら変えられないようなので、慎重に選んだほうがいいような気もしますが、今回は黒船Mk-IIの好みで悪人面のファウゼルが治めるログレス帝国にしてみました。

『グランナイツヒストリー』
▲天下御免の向こう傷がチャームポイント(?)のファウゼルさん。さんざん圧政を敷いていた前国王を倒した貫禄が出ています。……まぁ、主人公は自分なわけですが。

■ベースはオーソドックスな戦闘システムですが……

 所属する国が決まると、いきなり戦闘が開始。いわゆるチュートリアルという奴です。本作のバトルシステムは、ターン制のコマンド入力式を採用。日本のRPGとしてはオーソドックなシステムなので、今さら説明は不要だと思いますが、他のRPGと大きく異なっているのが“AP(アクションポイント)”の存在です。

『グランナイツヒストリー』 『グランナイツヒストリー』
▲戦闘は、ヴァニラウェアの御家芸ともいえる、2Dグラフィックによるアニメーションで展開。ちなみに、装備している武器やアイテムによってグラフィックが変化します。

 本作では攻撃やアイテムの使用など、なんらかの行動を起こすためには、このAPを消費する必要があるのですが、キャラクターごとではなく、パーティ全体で共有することになります。APは毎ターン一定量回復する他、敵を倒すことによって獲得できますが、考えなしにAPを多く消費するスキル攻撃などの行動をしてしまうと、そのターンは他のキャラクターが行動できなくなってしまうこともあるので、注意が必要です。

 さらにもう1つ、戦闘の戦略性を増す要素として“陣形”が用意されています。横4マス×縦3マスの12マスの中にキャラクターを配置するのですが、特定の配置にすると回避力が上がる、毎ターンHPが回復するといったようなボーナスを得ることができます。効果は強いけれど、どう見ても範囲攻撃の的にしか見えない陣形もあったりするので、悩ましい限りですよ。

『グランナイツヒストリー』 『グランナイツヒストリー』
▲スキル攻撃の中には、キャラクターの位置を1列下げて陣形を崩す(ノックバック)効果を持ったものもあり、陣形を立て直すか、そのまま押し切ってしまうかといった判断も必要になります。

■お待ちかね(?)のキャラメイク

 戦闘のチュートリアルが終わると、今度は自分の騎士団に所属するキャラクターの作成です。職業や最初に装備する武器といったゲームに直接かかわる部分から、髪の色や声といった趣味的な要素まで、自分好みに作成することが可能です。

『グランナイツヒストリー』 『グランナイツヒストリー』 『グランナイツヒストリー』
▲職業には、大きくナイト、アーチャー、ウィザードの3つがあり、さらに攻撃に特化した聖騎士(ナイト系)、支援行動が得意な狙撃手(アーチャー系)など、ベースごとにそれぞれ3種類の合計9種類が用意されています。
『グランナイツヒストリー』 『グランナイツヒストリー』
▲こちらがキャラクターメイク画面。個人的には「ボイスは男女共有だったらよかったのになぁ」と思ったり……。

 キャラクターは4人まで作成可能ということなので、見た目と攻撃力重視で、

 ・戦乙女(バランス型のナイト)
 ・狙撃手(支援攻撃が得意なアーチャー)
 ・聖職者(支援特化型のウィザード)
 ・魔女(攻撃特化型のウィザード)

という編成にしてみました。魔法使いって範囲攻撃とか得意そうじゃないですか。

⇒次ページではいよいよ出陣?

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