2011年9月2日(金)
カプコンは、2012年にリリース予定のPS3/Xbox 360用ACT『アスラズ ラース』の新情報を公開した。
本作は、カプコンとサイバーコネクトツーがタッグを組んで開発している新作ACT。絶対不利の状況に陥った主人公・アスラが、“怒(いかり)”をエネルギーにして逆境を乗り越えていく“体験型連続活劇”だ。従来のアクションゲームの枠にとらわれない、極限状態が生み出す破天荒なエンターテイメント作品として制作されている。
今回、これまで明らかにされてこなかった、本作の世界観やキャラクター情報が公開された。
“神国トラストリム”と呼ばれる唯一の巨大国家が、文明の中心となって支配する世界。工業的な近代科学文明と、精神的な宗教文明が融合した様式を持つ神国トラストリムは、“神人類”と呼ばれる上位階級が人間を支配し、厳格でありながらも文明的な階級社会を形成していた。
だが、この世界には神人類も手を焼くほどの問題が存在していた。大地の穢(けが)れから発生するとされ、神々や人間、文明を本能的に襲う魔物“ゴーマ”。何の力も持たない人間たちは、日々ゴーマの襲撃に脅かされながら、神にすがってかろうじて生き残っている有様だったのだ。
神軍を指揮する8人の神々“八神将”は、ゴーマの根源たる“ゴーマ・ヴリトラ”と血戦を繰り広げ、からくも勝利を収める。
アスラたち八神将の活躍によってゴーマ・ヴリトラを退け、つかの間の平穏を得た神国トラストリム。だが、神国トラストリムをつかさどる神皇が暗殺され、アスラがその犯人に仕立て上げられてしまう。すべてはかつての同胞である、八神将たちによる企みだったのだ! 愛娘は八神将に捕らえられ、妻ドゥルガも殺害されてしまう。
八神将たちの手でトドメをさされ、天から地に堕とされたアスラは、薄れゆく意識の中でかつての同胞への復讐(ふくしゅう)を誓うのだった……。
そして、一万二千年の時が流れた。
アスラ(CV:安元洋貴) | ||
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かつては神軍の将・八神将の1人だったが、同胞である7人の神々の裏切りにあい、娘が奪われ、妻も殺され、その命までも絶たれた。だが、死すとも消せぬ怒りに導かれ、現世へとよみがえる。尽きることのない怒りを具現化し、それを自身の腕と化して戦う。
七星天ワイゼン(CV:茶風林) | ||
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アスラを追い落としたかつての八神将たちは、一万二千年の時を経て、さらなる高みの存在・七星天となった。ワイゼンも、神国軍を率いる大将格・七星天の1人。七星天随一の巨躯と豪腕を誇り、その力は大型のゴーマを一撃で沈めるほどだ。
慇懃無礼(いんぎんぶれい)な口調で話し、難しい言い回しを好む。ベラベラとよくまわるその口を、拳で黙らせてやれ!
七星天ヤシャ(CV:諏訪部順一) | ||
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神国軍を率いる大将格・七星天の1人。冷静沈着で、文武に長ける。神速の体技を持ち、その実力は七星天の中でも抜きん出ている。永遠のライバルという彼に、果たしてアスラは勝てるのか!?
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