2011年9月6日(火)
チュンソフトは、PS3/PS Vita用として開発中の『真かまいたちの夜 11人目の訪問者(サスペクト)』の新情報を公開した。
『かまいたちの夜』は、スーパーファミコン用として第1作がリリースされ、以降も高い人気を集めているサウンドノベル『かまいたちの夜』シリーズ。本作『真かまいたちの夜 11人目の訪問者(サスペクト)』は、その最新作にして完全新作だ。マルチエンディング、マルチストーリー型のシステムを採用し、キャラクターとストーリーを一新して制作している。ネットワークにつないで、最大100人が同じ事件に挑む、新たなマルチプレイモードも搭載されている。
今回、『かまいたちの夜』シリーズの作品概要、本作のストーリーや登場人物、新モードなどが公開された。
選んだ選択肢によってストーリーが大きく分岐していく“マルチストーリー・マルチエンディング”というスタイルで、新たなゲームの可能性を提案したサウンドノベル。その中でも『かまいたちの夜』シリーズは、奥深い推理が楽しめるミステリーの本編と、豊富なサイドストーリーのバリエーションで、サウンドノベルの原型を作り上げた。
1994年11月 『かまいたちの夜』
舞台はスキー場にほど近いペンション“シュプール”。ガールフレンドと楽しい時を過ごすはずだった主人公・透と、宿泊客を待っていたのは、顔の見えない犯人が巻き起こす凄惨(せいさん)な殺人劇だった。
プレイヤーが行動を選ぶことで物語のエンディングが変化。選択を誤ると死体がどんどん増えていく……。サウンドノベルの礎を築いた一作だ。
2002年7月 『かまいたちの夜2 監獄島のわらべ唄』
ペンション・シュプールでの出来事から約半年。透と真理のもとに、リゾート地“三日月島”への招待状が届く。リゾートとはほど遠い陰うつとした島で2人が再会したのは、あの日の懐かしい顔ぶれだった。
その日は50年に1度来るといわれる“かまいたちの夜”。そんな中、島に伝わるわらべ唄になぞらえた殺人が発生する。シナリオ、映像、音楽に、各業界の逸材が参加した話題作。
2006年7月 『かまいたちの夜×3 三日月島事件の真相』
1年前の惨劇の犠牲者を供養しようと、再び三日月島を訪れたかつてのメンバーたち。しかし因縁の地で、一同はまたもや奇妙な事件に巻き込まれる……。
複数の主人公の視点から1つの事件を見つめ、それぞれの選択肢を選びかえながら真のエンディングを導き出していく。説明不可能な結末が話題を呼んだ、3部作完結編。
(C)CHUNSOFT
※画面は開発中のもの。
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