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2011年9月16日(金)

自分のプレイが物語をエスカレートさせる!! カプコンブースで『アスラズ ラース』を体験

文:電撃オンライン

 こんにちは、キャナ☆メンです。2日目を迎えた東京ゲームショウ2011で、またも来ましたカプコンブース。昨日の『ドラゴンズ ドグマ』に続き、本日はPS3/Xbox 360用ソフト『アスラズ ラース』を試遊してきました。

『アスラズ ラース』

 カプコンとサイバーコネクトツーがタッグを組んで開発している『アスラズ ラース』。“体験型連続活劇アクション”と銘打たれた本作では、絶対不利の状況に陥った主人公・アスラが、“怒(いかり)”をエネルギーにして、逆境を乗り越えていく物語やドラマが、アニメやコミックのようなノリ――まさに活劇形式で楽しめるというゲームです。

『アスラズ ラース』

 試遊コーナーでは、七星天と呼ばれるキャラクター・ワイゼンと戦う第5話“哀れな漢だ”と、やはり七星天の1人であり主人公アスラにとって武術の師であるオーガスと戦う第11話“貴公は貴公の道をゆけ”をプレイ可能。PS3とXbox 360で内容に違いはないですが、普通に並んでいると空いている試遊台を勧められるので、もしどうしてもプレイしたい話があるのならば、試遊直前に、スタッフさんにお願いしてみるといいかもしれません。

 ちなみに私は2回並んで両方プレイしてきました! それぞれの見どころを簡単に書くと、ワイゼンとの戦いでは、とにかく巨大化するワイゼンに注目! ゲーム画像を見るとわかりますが、「星と比べてこの大きさかよ!」と突っ込みたくなる彼とのバトルは、とにかく突き抜けています。試遊コーナーの天井には、“大権現ワイゼン入道”という文字と、巨大な指のオブジェが飾ってあるのですが、第5話をプレイ後にこれを見たら、思わず笑ってしまいました。

『アスラズ ラース』 『アスラズ ラース』
▲大権現ワイゼン入道。デカ過ぎる!!▲試遊コーナーの天井にある指。大きくて、最初は指と気付きませんでした(笑)。

 第11話では、とにかく意地と意地のぶつかり合いが見られる、という感じです。画像を見ただけでも、“漢(おとこ)同士の戦い”という言葉が浮かぶと思うのですが、第11話では、漢同士の戦いがどんどんエスカレートしていきます。ネタバレになるので詳しくは書きませんが、オーガスの漢ぶりが突き抜けてる! 単なる敵ではない魅力があると思います。

『アスラズ ラース』

『アスラズ ラース』

 “体験型連続活劇アクション”と銘打たれている本作ですが、体験版に関しては“アクションで体験する活劇”という形で、私の中では楽しんでいました。たとえばボタン入力に成功して、「アスラが相手を殴った! これで倒せるか!?」と思った次の瞬間にはアスラがピンチに追い込まれる。歯を食いしばるアスラ、そこからボタン連打でバーストゲージという必殺技ゲージのようなゲージをため、ドカンと一発逆転する! すると今度は、アスラがより大きなピンチに陥る!

 そうやってプレイヤーがアクションで介入することによって、話が進む、あるいは話の展開が変化する。自分が話を動かすから、ジャンルに“体験型”と入っているのかな、と感じました。ピンチと逆転が目まぐるしく入れ替わり、それがますます激しくなっていく展開は、“エスカレート”をトコトン突き詰めた1つの形だと思います。突き抜けた話や世界観が好きな人は、カプコンブースに立ち寄った際にプレイしてみてはいかがでしょうか。最後に本作の最新PVも掲載するので、そちらもご覧いただければと思います。


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■東京ゲームショウ2011 開催概要
【開催期間】
 ビジネスデイ……2011年9月15日~16日 各日10:00~17:00
 一般公開日……2011年9月17日~18日 各日10:00~17:00
【会場】幕張メッセ
【入場料】一般(中学生以上)1,200円(税込)/前売1,000円(税込) ※小学生以下は無料

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