2011年9月17日（土）

1位のキャラはドラマCDの主役に!? 第1回BSR48選抜総選挙が発表された『戦国BASARA3 宴』イベントレポ

　千葉・幕張メッセで開催されている東京ゲームショウ2011のカプコンブースで、11月10日に発売するPS3/Wii用ACT『戦国BASARA3 宴』のイベント“祭りだわっしょい！宴☆ステージ”が行われた。

　ステージに登場した小林裕幸プロデューサーは、先日のイベント同様に浴衣姿。まずはファンと一緒に本作のオープニングを鑑賞。T.M.Revolutionの新曲『UTAGE』に乗せてキャラが姿を見せるたびに、会場からは黄色い歓声があがる。映像は、ド迫力なねぶたを中心としたもので、華やかで宴らしい、見栄えのある映像になっていた。

　タイトルに“宴”というワードが入っている理由を聞かれた小林プロデューサー。『戦国BASARA3』の世界でもう一度ゲームを作る時にタイトルをスタッフから募集したアイデアは、100個ほどあったという。しかし、劇場版のタイトルとの兼ね合いで長い間寝かせていたのだとか。映画のサブタイトルが『The Last Party』に決まったのを受け、漢字にしようと考えて改めて候補を見たが、どれもイマイチで、山本真ディレクターと一緒に決めたのがこのタイトルだったという。「高級感があり、松永久秀にもマッチしている」と、自らが決めたタイトルを称賛した。

　この後は、新武将の紹介。久秀は『戦国BASARA2 英雄外伝（HEROES）』で出たが、本作でようやくプレイアブル武将となった。シナリオのタイトルは“蒐集（しょうしゅう）というものだが、いったい何を求めるのだろうか？

　片倉小十郎は、『戦国BASARA3』のオープニングで伊達軍が敗走する中で、何を思っていたかが描かれるという。猿飛佐助は、忍びとしての鋭さを見られる内容。毛利元就と大谷吉継の策略を集めようとしていて、風魔小太郎に会うのだとか。


▲他にも5キャラが参戦。熱いものからおもしろいものまで、多数あるとのことなので、期待しておこう。

　本作には登場するキャラ数は30。『戦国BASARA3』では16キャラで、本作で8キャラ追加されるので、頭数が少し足りない。ということは、どうやらまだ公開されていないキャラがいるようだ。未公開キャラについては、後日発表されるとのこと。


▲天下統一モード、日本遊戯モード、決戦モードが新たに登場。各モードは2人で楽しむことができる。


▲もちろん、前作からのデータコンバートが可能。さらに、本作で育てたデータの一部を前作で使うこともできるという。

　ここで門脇章人プロデューサーが登場し、久秀のストーリーモードを実際にプレイ。久秀はどっしりと歩くのが特徴で、アナログスティックを大きく倒しても、軽く走る程度だった。攻撃は刀と火薬を使った、これまで通りのもの。

　さらにタッグモードを紹介。ガードしながらジャンプという簡単なコマンドで、タッグを組んだキャラを切り替えられる。タッグモードはゲーム開始後にすぐには遊べず、使用条件も公開されなかったが、「30人いるのだから、大勢の武将を使ってくれれば……」という気になる発言が飛び出した。

　また本作のエンディングテーマを、『戦国BASARA クロニクルヒーローズ』に続いてDo As Infinityが担当する。タイトルは『黄昏（たそがれ）』で、ゆっくりとした曲調のバラードに仕上がっていた。


▲他にも、コラボ情報やコミック情報、グッズ情報などが紹介された。

　ここで、本邦初公開となる新企画・第1回 BSR48選抜総選挙を実施することが発表された。登場から7年となる『戦国BASARA』は出演キャラが48人になったことから、このイベントを開催することにしたのだとか。1位になった武将は、ドラマCDの主役に抜てきされる。さらに、CMへの起用やイメージビデオの制作も行われるそうだ。なお、選抜された武将たちもドラマCDに出演することができるという。

　応募方法は、11月10日に発売される『戦国BASARA3 宴』のソフトの中に入っている“投票券”を使い、投票するだけというシンプルなもの。詳細は特設サイトを参照してほしい。


▲「BSR48選抜総選挙の発表は不安だったが、反応を見て今日はゆっくり寝られます」と話していた小林プロデューサー。まだ他にも、ファンを驚かせる企画があるようだ。

■東京ゲームショウ2011 開催概要
【開催期間】
　ビジネスデイ……2011年9月15日～16日各日10：00～17：00
　一般公開日……2011年9月17日～18日各日10：00～17：00
【会場】幕張メッセ
【入場料】一般（中学生以上）1,200円（税込）/前売1,000円（税込）　※小学生以下は無料

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