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2011年9月29日(木)

本当に大変なことは戦争の裏で起きている!? PSP『ラグナロク~光と闇の皇女~』体験版『The First Ending版』プレイレポ

文:長雨

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■仲間が魅力的なのもポイント高いですよね~

 物語の楽しさは上で語りましたが、個人的に一番気に入っているのは魅力的なキャラクターたちだったりします。キャラクターデザインを手掛けるTomatikaさんの描くイラストがかわいいのは周知の事実ですが、各キャラクターたちの性格もいい味を出しているんですよ。

 トレーネ義勇団編では、リーダーで主人公の兄貴分にあたるトレーネと、しっかり者の女の子フィオナが仲間になります。この2人は、人々を守るために本当に一生懸命戦っているんですよ。その姿を見ていたら、自分も彼らに協力したいなという気持ちが自然と沸いてきました。でも、ごめんなさい。本命は、他の国にいたりします。

 普段は乙女ゲームなどの記事を担当しております私としましては、イケメンがそろった連合国家アウラがとても気になるんです。生真面目な性格の兵士・ユーリに、柔軟な思想を持った頼れる部隊長・ベルクト、いろいろと暗躍している気配のあるヴェーダとそれぞれ違った魅力を持つ男性が3人も登場するんですよ♪

 彼らがどんな活躍をするのか、すごく気になります。体験版ではほとんど会うことができないけど、ちらっと出てきただけで気になるシーンが満載でした。ちなみに、気の強いお嬢様・シンシアや箱入り娘として大切に育てられたアデレイド皇女など、女の子にもステキなキャラクターがそろっています。きっと好みのタイプが見つかると思いますので、公式サイトなどをチェックしてみてください。

『The First Ending版』 『The First Ending版』
▲私が一押しのキャラクターは、連合国家アウラいるユーリとベルクト。早く彼らの物語も見たいです。

■地道に撃破していくのが一番です

 さて物語を進めてキャラクターの活躍を見るためには、バトルに勝ってストーリーを進めていかなければなりません。このバトルが、なかなか歯ごたえがあるんですよ! 敵のAIが賢いせいか、それとも自分がヘタなせいか、たぶん両方のせいで、油断していなくてもよくキャラクターを死亡させていました。

 その大きな理由がうっかり間合いに入ってしまい、いろんな敵に攻撃されるような状況を作ってしまったせいなんですけど……。ちゃんと相手の移動範囲を考えて、ムダな動きをしなくなってからはちゃんと死ななくなりました。計画的に動いて、1体1体確実に撃破!! これさえ覚えておけば、S・RPGがヘタな私のような人間でもちゃんと進めるのでご安心ください。

 さて、慣れてくるとパーティに遊びを入れる余裕なんかが出てきます。本作のジョブは、全14種類(そのうちダークナイト、シャーマン、ジョンダ、カプラの4種類は、2周目から選択可能)もあり、それを自由に組み立ててパーティを作ることが可能です。

 個人的に気に入っているのは、クラウンとダンサーを入れて合奏させること。この2つを組み合わせることで支援効果が増しますし、何より踊っている姿を見るのが楽しかったりします。こうやって好きにパーティを組み立てて、自分好みのキャラクターを育てられるのはいいですよね。

 あと気にいってよく使っていたのが、仲間と協力して技を発動する“バーストストライク”です。この技は複数の敵を巻き込めるので、うっかり囲まれた時などに重宝します。また特定のジョブの組み合わせでバーストストライクを使うと、特殊な技が発動することがあるんです。この組み合わせを探すのも楽しくて、いろんなジョブで試してみました。他にもボーナス要素が付くシステムがあるので、探してみるのもおもしろいですよ。

『The First Ending版』 『The First Ending版』
▲パーティメンバーは、最大で8人まで出撃できます。どう組み合わせるのかは、プレイヤーの好み。戦闘に特化するも、バランスを重視するも思いのまま。▲バーストストライクは、エフェクトもハデ。まさしく、必殺技という感じです。

■そして物語は、製品版へ……

 この体験版では、『ラグヒカ』がたっぷり楽しめます。気になっている人はぜひともプレイしてみてください。しかし、これだけでは物語の真相やキャラクターの魅力のすべてを知ることはできません。気にいったら、ぜひ製品版もプレイしてみてくださいね!! ちなみに体験版のデータは引き継げるので、しっかりプレイしておくと製品版のプレイが楽になりますよ。私も、発売までにキャラクターをなんとか育てておきたいです。(ライター・長雨)

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