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2011年10月4日(火)

ライバルモードは時間泥棒! 『フォルツァ モータースポーツ 4』体験版配信開始

文:電撃Xbox

 10月13日に発売予定のXbox 360用レースゲームソフト『Forza Motorsport 4』の無料体験版が10月3日に配信開始された。まずはゴールドメンバーシップ限定で配信され、7日よりシルバーメンバーシップにも配信される予定となっている。

 本体験版には、3台用意されたクルマから1台を選んで、1つのコースをCPUカーとともに走れる“クイックレース”モードと、3つのコースで決められたクルマを使用してタイムアタックが楽しめる“ライバル”モードの2つのモードが収録されている。ライバルモードは今作より導入された新たなモードとなる。

▲1つのコースを3つの車種で走れる“クイックレース”モード。▲3つのコースをそれぞれ異なる車種でタイムアタックできる“ライバル”モード。

アルプスコースの美しさをいち早く体験できる“クイックレース”モード

 クイックレースは、Mercury社の“1970年式Cougar Eliminator”、富士重工社の“2011年式 インプレッサWRX STI 4DOOR”、Ferrari社の“2010年式 Ferrari 458 Italia”の3台から1台を選び、スイスのLauterbrunnen(ラウターブルンネン)をモチーフにした架空コースを2周走れるようになっている。

cougar Eliminator インプレッサWRX STI Ferrari 458 Italia
▲アメリカ車&FR車代表。▲日本車&4WD車代表。▲ヨーロッパ車&MR車代表。

 なお、本モードでは自車、敵車合わせて12台と、前作よりも4台増えた台数で走ることになる。コースはハイスピードコーナーを中心に構成されており、背景のキレイさを実感しながら『Forza 4』のレースを手軽に体験できる、最もベーシックなモードといえる。

Ferrari 458 Italia
▲リアフェンダー&リアピラーからテールランプへのなめらかな造形が美しいFerrari 458 Italia。ボディカラーも変更が可能だ。
テレメトリ フリクション サスペンション
▲『Forza』といえば毎秒360回におよぶ物理演算をもとにしたテレメトリ表示機能。体験版でも十字キーの下を押すことで利用可能だ。▲走行時にタイヤのどこにパワーがかかっているかがわかる“フリクション”。▲サスペンションのダンパーの沈みがわかる“サスペンション”。
加速 タイヤ 熱
▲加速による荷重移動の様子がわかる“加速(ボディ)”。▲サスペンションのキャンバー角やタイヤ四輪それぞれの温度、現在の空気圧がわかる“タイヤ”▲タイヤ四輪の温度が外側、中心、内側でそれぞれわかる“熱”。

今作のヤバさが垣間見える“ライバル”モード

 ライバルは、ラウターブルンネンの3つのコースを、それぞれ決められたクルマで走り、全世界のユーザーおよびフレンドを相手にタイムアタックを繰り返していくモードだ。叩き出したラップタイムは速いタイムから記録され、全世界での順位が決められる。

▲世界最速市販車のカテゴリーに入る“Pagani Zonda CINQUE Roadster”。7300cc V12エンジンを搭載し、出力は約678馬力。駆動形式はMR。CHINQUEとはイタリア語で“5”を表し、全世界5台限定で生産された正真正銘のスーパーカーだ。
▲BMWが誇る高級スポーツサルーン“BMW M5”。5シリーズとしては6代目のF10型となる。4400cc V8エンジンにツインターボを搭載し、出力は約560馬力。駆動形式はFR。
▲“Ferrari F430”の後継車種となる“Ferrari 458 Italia”。458は4500cc V8エンジンであることを表している。出力は約578馬力で駆動形式はMR。

 全世界のユーザーとのランキングだけなら、従来作にも当然用意されていた。では、なぜライバルという名前で独立したメニューになっているのか。それは常に競争が意識されたモードだからなのである。ラップタイムが記録されるとフレンドのなかで自分よりも直近でタイムが速いユーザーがライバルとして表示される。コースを選ぶ際にも常に表示されるほか、タイムアタック中もそのユーザーの走行データがゴーストで表示される。どこかの誰かのタイムなら実感のない順位にしか興味が向かないが、フレンドが相手なら俄然やる気になり、ついつい抜いてやろうと燃えてしまうというわけだ。

▲コース選択時に自分よりも1ランクだけ速いフレンドが表示される。ここの名前が変更されていたときは自分のタイムがフレンドの誰かに抜かれたときだ。▲フレンド内ランキングの様子。▲全ユーザーのトップタイム。1位は脅威の1分38秒台!

 体験版ですら終わりの見えない『Forza Motorsport 4』。製品版ではこれに加えてスーパーカーを隅々まで見られる“オートビスタ”、自分なりの個性を主張できる“ペイント”、そして“オンライン対戦”などの時間泥棒なモードをたっぷりと楽しむことができる。もう来週には、その時間がやってきてしまうのである。

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