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2011年10月18日(火)

【圧倒的無限書庫】コンパイルハートの新作『圧倒的遊戯 ムゲンソウルズ』が圧倒的に始動ッ! 新稲船Pインタビューをお届け!!

文:電撃オンライン

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 彗星のようにゲームシーンに登場した、プロデューサー・新稲船敬二氏。その謎に包まれた彼の正体を探るべく、コンパイルハートを通じてすぐさま取材交渉を開始した。熱意が通じたのか、新稲船氏はインタビューを快諾。フランクな態度でいろいろな話を聞かせてくれた。ここからは、都内某所で行われたそのインタビューの様子をお届けしよう。

『ムゲンソウルズ』

――はじめまして。早速ですが、『ムゲンソウルズ』のプロデューサーとなった経緯について教えてください。

 信じられないかもしれないけど、デスクで宛名書きをしていたら、いきなりボスに呼ばれて「君、プロデューサーをやってみないか?」って聞かれたんだ。正直、ボスがどうかしてしまったのかと思ったね。だって、僕はそれまでプロデューサー経験なんかまったくなかったんだよ? その場の勢いに押されて引き受けちゃったけど、おかげでいろんなことをイチから覚え直しさ。参ったよ。

――初めてのプロデューサー業務の印象は?

 やりがいはあるのは間違いないけど、思っていた以上にすごくハードだね。もう最近は「どうしたらユーザーに質の高いエンターテイメントを届けられるか」って、そのことで頭がいっぱいさ。

――まとめている制作チームについて教えてください。かなり豪華なスタッフが集まっているようですが?

 掛け値なしに一流のメンバーだね。こんな豪華なスタッフと仕事ができるなんて、すごくラッキーだと思っている。制作チームを車に例えるなら、今はフェラーリとかポルシェみたいなスーパーカーに乗っている気分だよ。乗りたいと思ったってなかなか乗れる車じゃないから、毎日が刺激的で興奮の連続さ。ただ、スペックは圧倒的なんだけど、ハンドルを握っているのがルーキーの僕だから、そこが唯一のウィークポイントかな(笑)。逆に僕がいいパフォーマンスを披露すれば、最高のゲームをユーザーにプレゼントできることを確信しているよ。

――なるほど。話は変わりますが、『ムゲンソウルズ』とはそもそもどのようなゲームなのかお聞きしても?

 これまでにないようなゲームだから説明しづらいんだけど……あえてジャンル分けするなら“圧倒的RPG”ってところかな。ほら、ゲームをプレイしていると、よく「自分だったらああするのに」とか、「ここはこうだったらもっとおもしろいのに」って思うことがあるよね? 『ムゲンソウルズ』は、スタッフのそういう欲求をすべて詰め込んで作ってるんだ。だからきっとハチャメチャでエネルギッシュなゲームに仕上がるはずさ。もちろん僕の欲求も含んでいるから、でき上がるのを僕自身ワクワクして待っているんだ。待ちきれないね。

――オススメのポイントなどがあれば教えてください。

 まだ言えないことも多いけど……現時点ではキャラクターかな。キャラクターに魅力があるとないとでは物語への没入感がかなり変わってくるから、そこはかなりこだわって作り込んでいるつもりだよ。とくに、主人公のシュシュには注目だね。彼女は物語が進むにつれて、とんでもないことになっていくんだ。そのあたりのキャラの広がりには期待してくれていいはずだよ。あとは、お色気シーンもプッシュしたいな(笑)。こういうサービス要素はやっぱり外せないよね。

『ムゲンソウルズ』

――ところで、テーマソングの作詞作曲を自ら手掛けられたということですが、本当でしょうか?

 うん、それにじつは歌も僕が歌っているんだ。テーマソングっていうのは作品世界の方向性を決めるうえですごく重要なファクターだから、ここだけは他の人の手には任せたくなくてね。曲と歌詞は、このタイトルがすべてにおいて“圧倒的”なんだってことが伝わるように作ったつもりさ。僕が歌に込めた熱い魂を受けとってくれるとうれしいんだけど……。

――ずばりお聞きします。稲船氏との関係は?

 彼のことはとてもリスペクトしているよ。ああいった業界の風雲児って他にはいないんじゃないかな。もちろん『ロック○ン』は昔から大好きだし、今でも僕の心のゲームの1つだよ。だから、僕にとって稲船さんは一種のアイドルのような存在といってもいいかもしれない。それに、彼は『超次元ゲイム ネプテューヌmk2』への出演でもわかるように、常に新しいことにチャレンジし続けている。そういうおもしろいことに飛びつく積極性ってすごくカッコいいよね。ほんと、最高にクールだ。

『ムゲンソウルズ』

――それでは、最後に『ムゲンソウルズ』へ期待している電プレ読者へメッセージをお願いします。

 タイトル通りの圧倒的なゲームにできるよう、スタッフが倒れるんじゃないかというくらいの熱量をもってとり組んでいるよ。夢を見なくなったら終わりだし、ジョーク抜きで100万人に楽しんでもらえるようなゲームにするつもりさ。この『ムゲンソウルズ』は、すべてのゲームへの挑戦なんだ。何かを目指すっていうんじゃなくて、圧倒して、ぶち壊して、その先へ行きたい。これからもバンバン情報を出して、発売まで駆け抜けるよ。まずはこれから年末年始にかけて、常識の壁を超える圧倒的展開をしていく予定だから、期待していてほしいな。

『ムゲンソウルズ』

【新稲船敬二プロフィール】

『ムゲンソウルズ』総合プロデューサー。一時は音楽の道を志すも、紆余曲折を経てコンパイルハートへ。さまざまな業界を渡り歩いた異色の経歴を持つ。



【テーマソング1番歌詞】

<♪長めでテンションあがる前奏♪>

圧倒的 (圧倒的) 圧倒的 (圧倒的)
ムゲンソウルズ!

今こそ立ち上がれ気高き魂よ
華麗に そう美しく敵を粉砕だ

自分以外のすべてを
ひざまづかせるその日まで

駆けろ走れどこまでも バンバンババーン
派手にゆくぞどこまでも バンバンババーン
後はテキトーよろしく バンバンババーン
絶対見たいTVが バンバンババーン

バーンバンババン バンバン バババーン
バーンバンババン バンバン 世界制覇 夜露死苦!

圧倒的 (圧倒的) 圧倒的 (圧倒的)
ムゲンソウルズ!

圧倒的 (圧倒的) 圧倒的 (圧倒的)
ムゲンソウルズ!

<以下2番へ続く>

『ムゲンソウルズ』

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