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2011年11月8日(火)

【日本ファルコム30周年記念企画 Vol.5:メモリアル座談会(3) 1991~95年編】日本ファルコムが家庭用ゲーム機に進出した時代

文:電撃オンライン

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■ストーリーの完成度の高さが評価された『白き魔女』

編集Y まだまだ『ブランディッシュ』について語り足りないが、『ぽっぷるメイル』と『白き魔女』も思い出が多すぎるんだよなあ。

おぬ PCゲームだけでなく、SFCやPCEのゲームについても語りたいところです!

そみん いやあ、思い入れが深いゲームが多くて大変です。『ぽっぷるメイル』は僕も大好きで、PC、SFC、メガCD、PCEと、すべての機種で遊びましたし、ラジオドラマも聞いてました。そのラジオドラマを収録したドラマCDも買っていたんで、実家を探せば出てくるかなあ。

編集Y 発売前は、主人公のメイルが女性エルフの剣士という設定にシビれたもんだ。実際に遊んでみたら、トラブルメーカーの男性エルフのブラッキーのインパクトが大きかったな。

そみん ブラッキーはいいですよねえ。彼といい、『ブランディッシュ』のドーラといい、主人公よりも目立つキャラクターがいるゲームって大好きです。

おぬ 僕は『白き魔女』というか『ガガーブトリロジー』シリーズが好きなんですけど、実はPCでは遊んだことがないんですよね。セガサターン版やPSP版ではクリアしたんですけど……。当時の評判はどうだったんですか?

編集Y システムについては評価が分かれたんだけど、ストーリーについてはほぼ満場一致で大絶賛という感じだった。オリジナル版となるPC-9801版の戦闘はあらかじめ行動パターンを設定しておくセミオートバトルで、ちょっとクセが強かったんだよね。マップに高低差の概念があるのもちょっと複雑で、オレの周りでは難易度が高いと感じている人が多かった。なんだけど、もう、ストーリーの評判はすごかったわけだ。

そみん どのあたりが評価されていたんですか?

編集Y これはオレの個人的な感想だが、当時のゲームはマンガやアニメ的なノリの作品が多かった気がするんだ。別にそれが悪いわけじゃないけど、世界観の細部やリアリティよりも、とにかくおもしろさやスピード感を重視する感じかな。そういったなかで『白き魔女』のストーリーは、小説というか文学作品のような完成度の高さがあったと思う。例えば、世界観やキャラクターの描写に関する細かなリアリティとかがすごかったんだよね。普通のゲームだったら、主人公は勇者で、その目的は世界を救うこととか魔王を倒すこととか、もうその時点でファンタジーって感じでしょ。それが『白き魔女』では、主人公はどこにでもいる少年少女で、成人の儀式として世界を旅することが目的となる。前にも話したけど、この地味なスタートが信じられないくらいストーリーが盛り上がっていくわけで。そのギャップも含めて、リアルタイムで遊んだ人ほど衝撃が大きかったと思うね。

▲『白き魔女』のキャラクターたちもバッチリ紹介。Windowsでリニューアルされた際のイラストも掲載している。

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データ

▼『日本ファルコム30周年公式記念本 Falcom Chronicle』
■発売:アスキー・メディアワークス
■発売日:2011年11月8日
■定価:4,935円(税込)
※B5判640ページ
 
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■メーカー:日本ファルコム
■対応機種:PSP
■ジャンル:RPG
■発売日:2011年9月29日
■希望小売価格:5,800円+税

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