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2011年11月7日(月)

SUPER GTチャンピオンドライバーが『フォルツァ4』をプレイ!

文:電撃Xbox

 『Forza Motorsport 4』のドライバーレベルが70に達し、プレイ時間が150時間になった飯塚です。さて、今年10月、約半年をかけて行われたモータースポーツバトル“SUPER GT”が今年のシーズンの幕を閉じました。SUPER GTは、性能の違いによってGT500とGT300という2つのカテゴリーに分けられており、それぞれのカテゴリーで勝敗を争われるレースです。このGT300カテゴリーにて“初音ミク”をボディに描いた痛車がシーズンチャンピオンを飾ったのをご存知な方は多いと思います。

 その痛車のハンドルを握るのは、クルマ雑誌『オプション』や『REVSPEED』などでよく知られる谷口信輝選手、そして2009年から初音ミク号に乗っている番場琢選手。

 今回はその谷口選手、そしてGT500でシリーズチャンピオンに輝いた“#46 S Road MOLA GT-R”に乗る柳田真孝選手、そしてGT500で“#17 KEIHIN HSV-010”に乗り、フォーミュラニッポンでチャンピオン争いを繰り広げた塚越広大選手の3人に『Forza Motorsport 4』をプレイしてもらいました!

▲3人のドライバーにそれぞれ自らのチームにゆかりのあるGTカーに乗り込んでもらいました!

 そもそもなぜこんなビッグな方々にプレイをしてもらえたのかというと、今週末(11月11日~13日)に富士スピードウェイで行われるレースイベント“JAF Grand Prix FUJI SPRINT CUP 2011”のプロモーションのために、アスキー・メディアワークスに来てもらっていたからなのでした。そこにこっそりとまぎれこんで、ちゃっかりと遊んでもらったというわけです。

 普段の運転とは全く異なるコントローラでのプレイということもあって、正直言うと、3人から「こんなのはやはりゲームだ」的なコメントが出てくるのではないかと思っていたのですが、3人とも「おもしろい!」というコメントが返ってきたので一安心。特に塚越選手は普段からこういうレースゲームをよく遊ぶようで、いち早くコツをつかんだようでした。

▲ほかの車種と異なり、R3クラスでのドライブとなった谷口選手(ほかの2台はR2クラス)。リアが落ち着かないZ4 GT3に苦戦していたようで、一周目はヘアピン後の200Rにあるカラーコーンをほぼすべてなぎ倒していた。しかし、それでもクルマを自在に操っていたのはさすがD1グランプリ覇者である。
▲元となった車両はXANAVI NISMO GT-Rだが、有志の方が作ったデザインをかぶせて#46 S Road MOLA GT-Rに。柳田選手はインパネ周りなどが実車そのものですごいと連発していたほか、景色が綺麗で何度も走っていたいと気に入ったようだった。
▲普段は#17 KEIHIN HSV-010に乗っているのだが、残念ながら『Forza 4』には収録されていないということで、同じホンダからTAKATA童夢 NSXをチョイスした塚越選手。ゲーム中の車内視点は実際のレース車両よりも見やすいという。

富士スプリントカップの見どころは
イコールコンディションでのレース!

▲左から谷口選手、柳田選手、塚越選手、そして後ろにはダンボー(手前はASCII.jpの末岡)。

 そんな3人のドライバーに富士スプリントカップの見どころを聞いてみた。

柳田選手「全車、ウェイトハンデがなくなり、さらにGT500と300の混走もない。レース距離は100kmでピットインもないので、純粋なイコールコンディションの白熱したレースが見られます。普段だったらピットインのタイミングとかGT300との絡みとかで途中から順位がわかりにくくなってたと思うんですが、このレースはその辺もわかりやすいと思います」

谷口選手「柳田選手の言うとおり、非常にわかりやすいレースなので、今までレースを見たことがない人とか、女性や子供さんにも見てもらいやすいイベントです。レースだけじゃなくて、タオルやグッズからフードコートの売り上げまでが対象になっている“応援合戦”とか、トークショーとか、とにかく朝から夕方までタイムスケジュールがギッシリなので、予選日もあわせて3日間楽しめますよ」

塚越選手「スーパーGTは見たことあってもフォーミュラニッポンを見てるって人は少ないかと思います。最高速度はSUPER GTマシンより速いんですよ。特別戦では最高速とベストタイムでそれぞれポイントが付き、その結果で決勝グリッドが決まるという特殊なルールになりますので、そちらも見どころのひとつです。日本最速マシンのスピードとエキゾーストを堪能してください」

もう1つの目玉レース“レジェンドカップ”にも注目だ

▲去年の富士スプリントカップで行われたレジェンドカップの様子。この中の何台が大破したのだろうか……。

 スーパーGT、フォーミュラ・ニッポンに加えて、もう1つ“レジェンドカップ”も見逃せません。これは現在では監督業をやっているような往年のレーサーたちが当時の迫力のままにレースを行うという、まさにドリームレースです。

 歳をとって丸くなったのかと思いきや、実際は逆でレース場にいるときから目がファイターのそれになってしまうらしいです。この白熱ぶりはドライバーズミーティングからすでに始まっていて、谷口選手いわく、その様子はちょっと公共に電波には乗せられないほどとのこと。今年はホンダのCR-Zを使ったワンメイクレースになるようですが、去年はロードスターが使われて何台か大破したようです。もう還暦を超えて何をやっているんですか!(笑)。ちなみに柳田選手のお父さん・柳田春人選手はフェアレディZを駆り、雨の日に滅法強いことから「雨の柳田」と呼ばれていましたが、去年のレジェンドカップで大クラッシュをして、ドクターヘリで病院に搬送されたそうです。

 そのほかのメンツも土屋圭市選手、鈴木亜久里選手、中嶋悟選手、関谷正徳選手、寺田陽次郎選手、高橋国光選手など、70年代から90年代のレースシーンで名を残した往年の選手ばかり! どんな熱い走りを見せてくれるのか、非常に楽しみですねぇ。

大会名
 JAF Grand Prix SUPER GT & Formula NIPPON FUJI SPRINT CUP 2010

開催日程
 2010年11月11日(金)~13日(日)
 11月11日(金) フリー走行・予選 / 11月12日(土) 決勝(1回目) / 11月13日(日) 決勝(2回目)

開催場所
 富士スピードウェイ(静岡県駿東郡小山町中日向694)

観戦料金
 前売り:5500円~/当日:6500円~

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データ

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