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2011年11月22日(火)

【ウィザードリィ パーフェクトパック 集中連載 Vol.1】おおっと! 大量の画面写真掲載で最終ボスまでポロリ!?

文:電撃オンライン

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■2人のライターが贈る新生『ウィザードリィ』のプレイレポート

 ここまではストーリーを中心に紹介をしてきたが、肝心なのはゲームとしてのおもしろさ。今回初めて新生『ウィザードリィ』をプレイした2人のライターによるプレイレポートをお届けしよう。果たして2人は、いったいどこに魅力を感じたのだろうか? 

▲『ウィザードリィ』自体の初心者と、シリーズ経験はあるが新生『ウィザードリィ』は初めてというシリーズファンの2人のレポートをお届けする。

[プレイレポート1]司祭の頼もしさにホレちゃいました♪

 恥ずかしながら、人生初の『ウィザードリィ』体験だったわけですが、なかなか歯ごたえを感じております。ベテランの『ウィザードリィ』ファンである先輩ライターは「どこでも自由にセーブできるから、難易度は低いほうだよ」なんて言ってましたが、自分は何度も全滅しちゃいました(笑)。でも、ようやくいろいろなセオリーがわかってきて、冒険が楽しくなってきたところです。

 というわけで、私の体験をもとに初心者が陥りがちなミスや、冒険に役立つマメ知識についてお届けしようと思います。まずは、“道具屋で買える地図は買っておけ!”。当たり前のようで、とっても大事なことです。地図を所持していればオートでマッピングをしてくれるので、迷宮探索がグンと楽になります。ただし、迷宮の地図は基本的に店に売っていないので、敵を倒した際のドロップアイテムとして集めることになります。次に、“キャラクターを作るときは高いボーナスポイントが出るまで何度も作り直せ!”。最初にプレイしたときは10ポイントくらいで満足していたんですが、最低でも20ポイント以上が出るまでねばるほうがいいです。かなり確率は低いですが、先輩ライターによると、「どんなに時間がかかっても高いボーナスポイントが出るまで妥協しないのは、『ウィザードリィ』シリーズの常識です」とのことでした。

▲移動した部分は自動的にマッピングしてくれる親切仕様。スミズミまで歩いて、地図を完成させるのは楽しいです。

 そして最後に、職業選びについて。『ウィザードリィ』は職業が多いので、どんなパーティ編成にするか悩んでしまいますが、ここで強くアドバイス。“必ず1人は司祭を用意しよう!”。そもそも司祭は攻撃系の魔術師呪文も回復系の僧侶呪文も使うことができるという、『ウィザードリィ』シリーズの伝統として優秀な職業です。さらに、本来は道具屋にお金を払わないといけない“アイテムの鑑定”を行えるため、司祭がいるとお金を節約できます。

 それに加えて本作では、“マジックウォール”という特殊なスキルを使えるのがポイントなんです(レベル16で習得します)。このスキルは、敵の攻撃を何回か無効にする障壁を張るというもの。戦闘中、必ずターンの最初に実行されるので、敵から攻撃される前に防御を固められる優れものなんです。しかも、使用回数に制限がないという神仕様! これから本作をプレイする人は、ぜひ司祭を育てて、“マジックウォール”の頼もしさを実感してみてください!! あ、ただし、あまりに戦力差がある場合は、簡単に“マジックウォール”を突破されてしまうのでご注意ください。 (『ウィザードリィ』初体験のライター I)

▲セオリーが見えてくると、一気に楽しくなってきます。まずは便利な“マジックウォール”を使える司祭を育てましょう!

[プレイレポート2]各職業の専用スキルを考えたパーティ編成が楽しい!

 主にファミコンやゲームボーイで『ウィザードリィ』をプレイした、ある意味で新参者のシリーズファンです。オレが遊んでいたころの『ウィザードリィ』は、冒険者のHPが1ケタとか2ケタくらいしかない時代だったんで、今回の新生『ウィザードリィ』のHPの多さに若干のカルチャーショックを感じました(笑)。それから、オートセーブじゃない点も少し驚きました。オレが遊び込んだ『ウィザードリィ』はオートセーブのものばかりだったので、迷宮の奥で思わぬ強敵と出会っちゃったときとか、全滅したらどうしようとビクビクしまくってましたからね。(ちなみに、別にオートセーブは『ウィザードリィ』シリーズのお約束というわけではなくて、オートセーブじゃない作品もたくさんあるとのこと。あくまで、一部の『ウィザードリィ』ならではの要素となります)

 そんなわけで、『ウィザードリィ』のプレイは約15年ぶりだったんですけど、一番ツボったのがパーティメンバーを編成する際の戦略性の高さ。もちろん、昔の『ウィザードリィ』でも、どんな職業でパーティを組むのかが重要だったんですけど、新生『ウィザードリィ』では職業ごとにスキルが用意されているのがポイント。例えば侍が使える“轟激刃紋ノ陣 ”というスキルは、威力は半減してしまうものの、通常は1体しか攻撃できない物理攻撃を1グループへと行えるもの。盗賊の“バックスタッブ”は、1ターン隠れたあと、敵に大ダメージを与えつつお金を盗めるといったように、職業ごとに特色あるスキルが用意されています。

 この他、君主が使える“ヒュージシールド”も重宝します。このスキルは、パーティメンバーをかばい、敵の物理攻撃をすべて使用者が受けるというもの。君主は強力な防具を装備できるため、うまくはまればパーティの被害を大きく抑えられます。本作の追加シナリオなどに登場する強敵は頭がいいというか、いやらしいというか、パーティの後衛にいるHPが低いメンバーを狙ってくることも多いので、この“ヒュージシールド”には何度もピンチを救われました。

▲ゲーム終盤は、死の危険をいかに減らすかが重要。HPが低い後衛メンバーも守ってくれる、君主の“ヒュージシールド”が心強いです!

 こんな風に、6人のパーティメンバーにどんな役割分担をさせて戦うかで、ゲームの難易度は大きく変わりますし、人それぞれの個性も出てくるわけです。個人的には、敵を即死させる効果を持った武器を持たせて、“轟激刃紋ノ陣 ”で敵グループを一気に蹴散らす戦い方がスカっとして爽快です。 (久々に『ウィザードリィ』をプレイしたライター S)

▲本編の最終ボスを倒して天狗になっていたオレの鼻をへし折った、追加シナリオの強敵ども。今回の『パーフェクトパック』の新ダンジョンも楽しみのような、怖いような……(汗)。

★★次回予告★★

 集中連載Vol.2は、ゲーム3本分のシナリオが詰まった『囚われし亡霊の街』について紹介します!(11月30日更新予定) またもや重要イベントのポロリがあるかも!?


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