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2011年11月14日(月)

タイトルの“宴”のように盛り上がってほしい! 山本真ディレクターが『戦国BASARA3 宴』開発の1年間を振り返る

文:電撃オンライン

 カプコンから11月10日に発売されたPS3/Wii用ACT『戦国BASARA3 宴』。本作を手がけた山本真ディレクターにインタビューを行った。

『戦国BASARA3 宴』

 本作は、“関ヶ原”を舞台とした『戦国BASARA3』と同じ世界観を描いた新作。松永久秀や片倉小十郎、猿飛佐助、小早川秀秋、天海、最上義光、立花宗茂、大友宗麟らがプレイヤー武将になっている他、多数の新システムやモードを搭載している。“ドラマ&パーリー”をテーマに、圧倒的なボリュームを実現しているという。

 山本ディレクターは、ゲーム作品だけでなく、TVアニメやコミカライズなど、さまざまな『戦国BASARA』シリーズにかかわっている。今回はソフトの開発経緯やキャラクターについて、そして収録モードやタイアップなど、さまざまなことを語ってもらった。すでにプレイしている人だけでなく、興味があるけれどまだプレイしていない人も、ぜひチェックしてほしい。

◆とにかく派手な作品を目指した!

――『戦国BASARA3』は2010年7月に発売されましたが、本作の開発はいつごろから始まったのでしょうか?

 前作『戦国BASARA3』が発売された後から開発が動き出したので、1年ちょっとくらいですね。まずは8人のプレイアブルキャラから手を付けました。とにかく、十分な武将を用意したいと思ったので。その後、新モードや前作のキャラをいじり始めました。

――開発期間を考慮して追加キャラの数を14にしたのでしょうか?

 実は、武田信玄はスケジュール的に難しいと思っていました。なので、信玄以外で考えていたんですが、スタッフが「頑張るんで信玄を入れましょう!!」と言ってくれたので、入れることになりました。彼を入れて30武将。数字的にもキリがよかったので、実現できてうれしかったですね。

――本作のポイントはどこでしょう?

 “宴”ということで、ボリュームを用意しました。あと、『戦国BASARA3』はシリアスなところが多かったので、ストーリーからアクションまで、はっちゃけを足したいという思いがありましたね。

『戦国BASARA3 宴』
▲インタビュー中には、『戦国BASARA3 宴』をプレイし、映像も見せながら説明するという離れ業を行った山本ディレクター。

――オープニングも、かなり派手ですね。

 華やかなお祭りムードが満載で、ねぶた祭りを意識しているんです。ねぶたは、龍と太陽で東軍を、虎と月で西軍を模しています。『戦国BASARA3』がマジメな感じだったので、その反動でこれまでのシリーズで一番派手な映像にしようという気持ちが出ているかと。歌はおなじみのT.M.Revolutionさんで、タイトルも『宴 -UTAGE-』になっています。

――曲はいつごろ決めたのでしょうか?

 実は、T.M.Revolutionさんとのスケジュールが合わせられず、結構ギリギリのタイミングで決まりました。

次のページで新たなプレイヤー武将について掲載!

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