2011年11月16日(水)
イエティが開発中のXbox 360用ソフト『ルートダブル -Before Crime * After Days-(以下、ルートダブル)』のキャストインタビュー最終回を掲載する。
『ルートダブル』は、“infinity”シリーズや『I/O』などを手掛けたクリエイター・中澤工さんが原案・監督・プロデュースを務める新作サスペンスアドベンチャーゲーム。重大な事故が発生し、9人の人間が閉じ込められた巨大研究所“ラボ”を舞台に、救助に奔走するレスキュー隊員と閉じ込められた高校生の少年の2つの視点で物語が進行していく。
最終回では、琴乃悠里役の名塚佳織さん、鳥羽ましろ役の今井麻美さん、宇喜多佳司役の大川透さんのインタビューを掲載。作品の印象やキャラクターを演じてみた感想を伺っている。なお、次回からは中澤工さんのインタビューをお届けしていく予定なので、楽しみにしていてほしい!
▲名塚佳織さん |
――まずは収録の感想を教えてください。
言いにくい用語が多く、キャラクターを保ったまま言うのがとても大変でした。時間軸も行ったり来たりするので、演じ分けにも苦労しました。でも、その分やりがいのある仕事になりました。
――役が決まった時の感想を教えてください。
幼く引っ込み思案な役は久しぶりだったので、驚きましたがうれしかったです。
――琴乃悠里についての印象をお教えください。
“自分だけが我慢すればいい……”“自分が損をしても、みんなが幸せになれればいい……”という考えの持ち主。そうありたいと思っても、窮地に立たされるとなかなか難しいことだと思います。彼女は内気だけれど、とても強い少女だと思いました。
――もしも本作のキャラクターたちのような状況に立たされたとしたら、どうしますか?
冷静ではいられないと思います。どうするにしても、覚悟を決めるしかないですよね……。
――もしもBC(※)を使えるとしたらどうしますか?
極力使わない……ですかね。人の心に入り込むというのはなんだか気が引けるし、心に直接語りかけられるのに、答えてもらえなっかたら寂しいですから。
※Beyond Communication(ビヨンド・コミュニケーション)。『ルートダブル』の世界に存在する、言語を介せずに他者とコミュニケーションをとることができる能力。現在BCには、他人の心に声を送る“テレパシー”と、他人の心を読み取る“エンパシー”の2つが確認されている。
――作品の印象について教えてください。
収録は大変でしたが、時間軸がいろいろと入れ替わるのはとてもおもしろいと思います。バッドエンドになるとつらいので、皆さん頑張ってください。
――登場キャラクターの中で、気になるキャラや好きなキャラはいらっしゃいますか?
ましろちゃんですかね。悠里と真逆の性格の彼女は、悠里にとってとても大きな存在です。
――読者・ファンにメッセージをお願いいたします。
この作品を気に留めてくださってありがとうございます。皆さんの期待に添えるよう懸命に取り組みました。無事、生還できることを祈っております。
(C)イエティ/Regista
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