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2011年11月19日(土)

【Forza 4 集中連載 Vol.5】アスキー・メディアワークスで一番速いオッサンは誰だ

文:megane

 『Forza Motorsport 4』の発売から1カ月が経過しました。今年の年末商戦はタイトルラインナップが強力過ぎて、なかなかいろいろなゲームを遊ぶ時間がないかと思いますが、皆さん『Forza 4』を楽しんでいますか? 私はライバルモードでお金を稼ぎつつ、Ferrari 250 Testa Rossaが買える金額(800万CR)に近づいてはGT車両などを買ってしまい、なかなか目的のクルマが買えません。申し遅れましたが私、飯塚と申します。

Forza 4

 『Forza 4』では、フレンドやクラブメンバーと気軽にタイムアタックを競い合える“ライバル”モードが搭載されて、シングルプレイでもコースを周回する楽しみが倍増しました。ライバルモードは確かに楽しく、私もレベル30からレベル75になるまで一度もキャリアモードをプレイしていないほどです。

 しかし考えてみてください。レースゲームの意味を、そして本質を! 辞書でraceの意味について調べてみると“競走”とあります。もちろん速さを競うという意味ではライバルモードにも当てはまりますが、やはりレースゲームといえば誰かと競走をすることなのです。

 『Forza』シリーズは初代からオンライン対戦モードを搭載していますが、世界中の人たちを相手にするとなると、どうしてもかなわない相手が多すぎて心が折れてしまいます。しかし、普段一緒に仕事をしたり遊んでいたりして顔を合わせているようなメンバーとだったらどうでしょうか? より楽しめるに違いありません。

 (仲間内では)いったい誰が一番上手いのか、誰が一番速いのか。首都高には勝者はいないとよく言いますが、レースには必ず勝者が生まれます。この問題に白黒をつけるべく、電撃オンライン、電撃Xbox 360、週刊アスキー、ASCII.jpのレースゲーム好き5人が我こそと立ち上がり、己のプライドを賭けて戦います。

 この対戦会に集まったのは、電撃オンラインから副編集長のYK3、電撃Xbox 360からデスクのRustyと飯塚、週刊アスキーからアカザー、ASCII.jpから末岡の5人。社内ではいずれもクルマ好きで知られる5人ですが、レースゲームの腕前は果たしてどうか……!

▲ちなみに本作ではシステムリンクによるローカルLANでの対戦モードが用意されていません(分割画面での対戦のみ)。その事実に気づいたのはこの対戦会の開始1時間前でしたが、一か八かでつなげた会議室のLANがXbox LIVEにつながったため、LIVEを介したオンライン対戦にすることでなんとか事なきを得ました。

クルマの速さが異なる3つのコースをチョイス

 ほぼイコールコンディションで争われるタイムアタックとは異なり、複数人で走行するレースでは腕前だけでなく運の要素も大きくかかわってきます。1回のレースだけでは最速ドライバーを決められないのではないかということで、クルマのランクとコースをそれぞれ3つに分け、3回勝負のレースを行うことになりました。勝負に使われるコースとクルマのランクは以下の通りです。

第1戦:富士見街道フルコース Bランク(PI500まで)

富士見街道

 富士見街道は、日本の峠道をモチーフに作られた架空コースです。連続ヘアピンなど走り屋ならニヤリとしてしまうようなコーナーが数多く設置され、全長16km超のロングコースながらオンライン対戦でも人気の高いコースです。前半は箱根の七曲がりや榛名山を思わせるようなツイスティな登りコースで、後半は一転して直線とヘアピンコーナーで構成されたハイスピードコースとなっています。しかし、毎回走って思うのは、こんな急斜面の道路は坂じゃなくて崖ですよね……。

第2戦:サンセット ペニンシュラ レースウェイ R2ランク(PI875まで)

サンセット ペニンシュラ レースウェイ

 第2戦は『Forza Motorsport 2』から登場した架空コース、サンセット ペニンシュラ レースウェイです。アメリカ東海岸をイメージしたコースで、フルサーキットの全長は約4.5km。全体的に幅広のコースで、後半はオーバルコースと複合したスピードの出やすいコースとなっています。コースを取り囲むような観客席がアメリカのNASCARを思わせますね。この第2戦はチューニングカーではなく、あらかじめ用意されたGTカーの中から1台を選んで戦います。

第3戦:鈴鹿サーキット Aランク(PI600まで)

鈴鹿サーキット

 最終戦はやはり鈴鹿サーキットで決着! 鈴鹿は言わずもがな、日本を代表するサーキットの1つです。古くはアイルトン・セナとアラン・プロストの2年連続クラッシュが、最近ではヘアピンでの小林可夢偉のオーバーテイクなどが記憶に残っている人も多いのではないでしょうか。コース的には複合コーナー、S字、ヘアピン、ストレートなどが用意されており、難易度の高いコースとなっています。コース幅が狭くてレコードラインが細いため、オーバーテイクが非常に難しいコースです。

狭い峠道に5台のチューニングカーがひしめき合う!→(2ページ目へ)

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