終戦後のイムカとクルトを描いた新エピソードなどを収録した『戦場のヴァルキュリア3 EXTRA EDITION』が本日発売

文：電撃オンライン

　セガは、PSP用S・RPG『戦場のヴァルキュリア3 EXTRA EDITION』を本日11月23日に発売した。

　本作は、今年の1月に発売された『戦場のヴァルキュリア3』に新要素やダウンロードコンテンツ（DLC）の一部など収録し、価格改定を行ったもの。追加の収録要素としては、新たなエクストラエピソード3本、ヒロインにスポットを当てた2つのDLC、予約特典に同梱されたDLC、モバイル特設サイト限定配信だったミッション“懲罰任務 制圧された港で”が挙げられる。

　また『戦場のヴァルキュリア3』のセーブデータは、基本的にすべての要素を引き継いだ状態で『EXTRA EDITION』をプレイ可能。引き継ぎ後も購入済みのDLCをすべて利用できる。ただし、従来作品（『戦場のヴァルリア』『戦場のヴァルキュリア2』）とのセーブデータ連動機能はなくなっていて、セーブデータ連動で入手できるキャラクターは、パスワードを入力して仲間にする形となる。なお体験版との連動要素については、2章以降になると自動的にアイテムを入手した状態となる。

▲“懲罰任務 制圧された港で”でのプレイ画面。エリア全面に設定された砲撃エリアを駆け抜けよう。

●新エクストラエピソード“空”

　現在、公式サイトでサウンドドラマとして配信されているエピソード。作中の重要キャラクターの1人であるグスルグを描いたエピソードで、彼の姉と名乗る女性が部隊を訪れるところから話は始まる。

▲征暦1935年10月。グスルグ亡き後、彼の葬儀を行ったクルト達の前に“グスルグの姉”を名乗る女性が現れる。

▲リエラが、そしてイムカが語るグスルグとの知られざるひと幕。グスルグの姉との出会いは、クルトの心に何をもたらすのか――。

●新エクストラエピソード“Home”

　主人公のクルトと、ヒロインの1人であるイムカ。終戦後の2人を描いたエピソードとなる。

▲復讐に生きた末、過去を思い、未来を見据えたイムカが出した結論とは……？　クルトとイムカの2人が決める1つ1つが、未来へとつながる。

●新エクストラエピソード“カリサの格言”

　ファンからの要望が多かった、カリサの断章が追加されている。ネームレスの補給を担う商売人・カリサの格言は「あるべきものをあるべき場所に」。それをひらめくに至ったエピソードが描かれる。

▲「お金様は神様」と商魂たくましいカリサ・コンツェン。戦闘面では、マルギット・ラヴェリが主役となる。

▲ミッションでは、指揮官としての自覚に目覚めたマルギットが作戦指揮を取る。彼女と部隊を勝利に導こう！

●収録されるDLC

　DLCとして配信された2つのエクストラエピソード“力の秘密”と“No.1は眠れない”が収録される。それぞれ、ヒロインのリエラとイムカにスポットを当てた断章だ。

▲リエラの持つ古いナイフ。そのナイフに秘められた想いとは……。彼女の持つ“ヴァルキュリア”としての力で、アスロン市を守ろう。

▲放浪の復讐者だったイムカには、寒さを嫌う理由がある。クルトは、寒さで眠れないイムカにある提案をする。

●予約特典の特別DLC

　予約特典に付いたダウンロードコードで入手するか、発売直後にダウンロード購入するかの方法で遊べたエクストラエピソードだ。将来を期待された天才クルト・アーヴィング。士官学校を卒業した彼の初陣が描かれる。

●セーブコンバートについて

　基本的に『戦場のヴァルキュリア3』でプレイした全要素を引き継げるが、以下の注意事項がある。コンバートする際には気をつけてほしい。

※基本的にすべての要素を引き継ぐことができる。
※過去に購入したDLCはすべて使用できる。
※ただし、連動要素やDLCに関してはPSPの仕様にもとづき、コンバートするPSP本体と『戦場のヴァルキュリア3』をプレイしたPSPが違うと取得したキャラやアイテムが、再度取得するまで使用できなくなる。
※今回追加要素として収録されているDLCについて、すでに購入/取得されている場合でも問題なく動作する。

(C)SEGA

データ

関連サイト

• 『戦場のヴァルキュリア3』公式サイト