2011年11月24日(木)
『塊魂』は、塊(かたまり)をコロコロ転がしてフィールド上のいろいろなものをくっつけ、雪だるまを作るかのように塊を大きくしていくアクションゲームです。本作のポイントは、“塊を自由に変形させられる”という点。画面を直接触って親指と人差し指を開いたり閉じたり、または背面タッチパッドで開いたり閉じたりすると、塊が縦横にぐにょーんと伸びます。これがどういう場面で役に立つのか。プレイの感想と一緒に説明していきましょう。
ゲームをスタートすると、シリーズおなじみの“王様”が、なんと初の3Dモデルになって登場します。ゲームをプレイすると手に入る“アメ”を使って、王様の衣装をカスタマイズできるのだとか。本作は“王様推し”らしいです。そしてこれまたヘンテコなストーリーが語られ、チュートリアルのステージへ。ミッション内容が“『塊魂』をおもいだす”となっているのが、なんともシュールで笑ってしまいました。
▲本作のオープニングより。3Dモデルの王様がクールなダンスをキメています。 |
ここでは、まず操作方法を選択します。1つ目は、従来の左右のスティックを使ったキャタピラ操作。2つ目は、左スティックで移動、右スティックで視点を操作するモードです。このいずれかに加え、タッチパネルを直接触ってコロコロ転がす操作モードも常時使用できます。操作方法はいつでも切り替えられるので両方試してみましたが、個人的には2つ目のモードがいいなと思いました。また、タッチパネルも斬新な操作感が楽しいのですが、思ったように動かすには若干慣れが必要かも……と思い、今回はスティックをメインでプレイ。
チュートリアルのステージをサクッと終え、いよいよ最初のステージに移ります。序盤は小物を集め、塊が大きくなってきたら大きい物を巻き込んでいくというのが基本です。さて、ここでさっそく塊を横にぐにょーんと伸ばしました。序盤は広いフィールドに小物がたくさん落ちている場面が多いので、横にぐにょーんと伸ばすことで、床を掃除するクリーナーのようにコロコロまとめて物を絡め取れます。これは爽快! そして便利!
これで小物を一気に回収し、続いてちょっと大きな物を探します。すると、なんと狙いすましたかのように、縦長のスキ間が見えてきました。縦にぐにょーんと塊を変形させ、ラクラク通過。今作では、こういったスキ間が結構用意されているようで、広いフィールドでは横に、細かく入り組んだところでは縦に塊を変形させるといいでしょう。
▲変形が本作の大きなポイント。臨機応変にコロコロ転がすのが楽しいです。 |
3つほどステージを遊んだところで体験終了。塊を状況に応じて変形させるのが、実際に触ってみるとすごくおもしろかったです(笑)。そして忘れてはいけない本作の魅力の1つ“素敵ソング”。こちらもサウンドディレクターの方にお話を伺うと、今作の素敵ソングは12曲あり、うち2曲は過去作のリミックス、歌ものは5曲とのことでした。また、今作も先ほどの『リッジレーサー』と同じくサウンドに仕掛けがあるとのこと。塊の形を変えるとサウンドの音程が若干変化するそうです。うーん、プレイに集中していて全然気が付きませんでした……。次にプレイする時はそのあたりも注目したいですね。
また、本作は早期購入特典として、PS Vita用の保護フィルターが付きます。新型ハードを買ってきたら、まずは保護フィルターを、という人も多いのではないでしょうか。ローンチソフトにピッタリのすばらしい特典だと思います!
最後に、新しい動画をお土産にもらったので、あわせて掲載します。ヘンテコな魅力あふれる動画になっていますので、ぜひご覧ください!(カネキング)
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