2011年11月25日(金)
ディースリー・パブリッシャーは、2012年3月に発売を予定している3DS用AVG『女の子と密室にいたら○○しちゃうかもしれない。』の新情報を公開した。
本作は、女の子と密室に閉じ込められる夢を見る“密室世界”と、学園祭で女の子を恋人にする“現実世界”の両方で展開する学園脱出AVG。背景や登場人物をフルポリゴンで表現し、すべてのシーンが裸眼立体視に対応しているという。探索シーンではアナログパッドによる見渡しに加えて、ジャイロ操作によって女の子をのぞきこむような視点で見ることが可能だ。
先日、ソフト概要やキャラクターを紹介したが、新機能が明らかになった。ジャイロやアルバムといったシステムから、序盤のステージまで、気になる情報が満載だ。
前回お伝えしたように、主人公のコウヘイは夢の中では“妖精さん”になる。その密室世界では、部屋を見渡したり、落ちているものを見つけたりすることはできても、物にさわったり、動かしたりすることはできない。また、女の子と一緒だが、会話することもできない。妖精さんができるのは、物の名前である“名詞”を女の子に伝えることだけだ。
秋篠(あきしの)かすみの向こうに、ろうそくが見える。気になるので、下画面に“ロウソク”と書き込もう。かすみにロウソクという言葉が伝わり、見つけてもらうことに成功した。ロウソクに火を付けたいので、アイテムを探そう。
部屋の中を見渡すと、小さな机を発見。机には引き出しがあるので“ひきだし”と入力して女の子に伝える。引き出しを開けると、そこにはマッチが入っていた。入手したマッチを使い、ロウソクに火を付けることができた。
入手したアイテムは、下画面の“持ち物”一覧からタッチすることで、文字を書かなくても簡単に言葉を伝えられる。何度も使うアイテムを手に入れた時は活用したい。
女の子に言葉を伝える時は、下画面に手書きで文字を入力する。この入力が煩わしくならないように、1文字目を書いた時、入力したことがあるワードの中から候補が表示される。この推測候補から選べば、簡単に言葉を再入力することができる。
候補だけでなく、手書き入力をサポートするさまざまな機能が存在する。その1つが手書き入力でありがちな“誤認識”を修正する機能だ。例えば“シ”が“ツ”と認識された時に、誤認識された“ツ”をタッチすると“シ”に直してくれるという。本作は個人の入力のクセを学習していくため、書けば書くほど認識精度が上がっていく仕組みだという。
▲手書き入力だけでなく、ソフトウェアキーボード、ローマ字入力にも対応している。 |
▲女の子との会話中に重要なワードが出てくると、ワードリストに登録される。ワードリストはいつでも開くことができ、文字入力時にワードリストがら選んで入力することも可能。 |
(C)2012 INTENSE (C)2012 D3 PUBLISHER
データ