2011年11月25日(金)
11月13日、神奈川県民ホールにおいて、TVアニメ『TIGER & BUNNY』のイベント“TIGER & BUNNY HERO AWARDS 2011(昼夜2回公演)”が開催されました。
『TIGER & BUNNY』は、漫画家・桂正和さんがキャラクター原案&ヒーローデザインを、サンライズがアニメーション制作を担当したTVアニメ番組。“NEXT(ネクスト)”と呼ばれる特殊能力者たちが悪と戦う、スーパーヒーローたちの活躍を描いた痛快バディヒーローアクションです。
アニメ本編は9月に最終回を迎えましたが、“NEXT PROJECT”の第1弾にあたるイベント“TIGER & BUNNY HERO AWARDS 2011”が11月13日に開催されました。このイベントは、出演声優陣のトークや主題歌アーティストによるライブなど、盛りだくさんな内容の『TIGER & BUNNY』ファン感謝イベント。会場となった神奈川県民ホール以外にも、全国105館にライブビューイング会場が設けられ、3万5,000人以上のファンが参加する大規模なイベントとなりました。ここでは昼公演の模様を、電撃乙女部のまり蔵がお届けします。
【出演声優】(敬称略)
・平田広明(ワイルドタイガー/鏑木・T・虎徹)
・森田成一(バーナビー・ブルックスJr.)
・寿美菜子(ブルーローズ/カリーナ・ライル)
・楠大典(ロックバイソン/アントニオ・ロペス)
・伊瀬茉莉也(ドラゴンキッド/ホァン・パオリン)
・井上剛(スカイハイ/キース・グッドマン)
・岡本信彦(折紙サイクロン/イワン・カレリン)
・遊佐浩二(ルナティック/ユーリ・ペトロフ)
【出演アーティスト】(敬称略)
・UNISON SQUARE GARDEN
・藍坊主
・NOVELS
・珠妃
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開始直前には、アポロンメディア所属の技術者で声が小さいことでおなじみ、斎藤さんによる注意事項の説明がありました。説明の途中で、ステージ上の大型スクリーンに第19話“There’s no way out.(袋の鼠)”のワンシーンが映し出されると、会場からは大きな拍手と笑いが!
イベントは、虎徹とバーナビーよるスキット(ナレーション劇)からスタート。次いで、ロックバンド・NOVELSが、2クール目のオープニングテーマ『ミッシングリンク』を披露しました。
歌が終わると、出演声優陣がステージに登場。まずは平田さんが、「TIGER & BUNNYの、今日はメガネをかけずに頑張っちゃおうかなって思っているほう、平田です!」と次回予告風の自己紹介を行うと、他の声優陣も「TIGER & BUNNYの、今日はハンドレッドパワーがすでに発動しちゃっているほう、バーナビー役・森田成一です!」「TIGER & BUNNYの、ペプシNEXのCMをしているほう、ブルーローズ役・寿美菜子です!」と続いていました。
この他、ロックバイソン役・楠大典さん、ドラゴンキッド役・伊瀬茉莉也さん、スカイハイ役・井上剛さん、折紙サイクロン役・岡本信彦さん、ルナティック役・遊佐浩二さんも登場し、ステージ上に出演声優陣が勢ぞろい。残念ながら昼公演は欠席だったファイヤーエンブレム役・津田健次郎さんは、ビデオメッセージで「ファ~イヤ~ン」と参加。フリーダムに話す津田さんの様子に、他の出演者から「映像のほうがおいしくない?」といった声も挙がっていました。イベントの司会進行は、遊佐さんが担当。遊佐さんいわく、「ヒーローではないという曖昧(あいまい)な理由で担当することになった」とのことです。
ユーザー投票で決まった各ヒーローの“キング・オブ・名台詞”を発表する“HERO Introduction”のコーナー。前半は、スカイハイ、折紙サイクロン、ロックバイソン、バーナビー・ブルックスJr.の名台詞が発表されました。井上さん演じるスカイハイの1位は、「ありがとう! そして、ありがとう!」。「絶対コレしかないでしょう(森田さん)」「非常にスカイハイらしいセリフ(遊佐さん)」の言葉通り、会場も納得の1位でした。
「エントリーされているセリフが、ほぼネガティブですね」と岡本さんが話す折紙サイクロンの1位は、「よっしゃー、見切れたァ!」。この結果に岡本さんは、「彼の本業は見切れ職人なので、個人的に本望です!」と満足そうでした。男性ファンから声援が飛んでいたロックバイソンの1位は、まさかの「うし!」。このセリフは楠さんのアドリブだったそうで、発表されると観客から拍手とともに大きな笑いが起こっていました。
数多くの名台詞を残したバーナビーの1位は、第24話に登場した「いつか、虎徹さんに僕のチャーハンを食べてもらおうと思って、練習してるんですからね」。放映後半のクライマックスシーンでのセリフということもあり、他の出演者から「収録の時、すごく感動した(楠さん)」「本当に名台詞ですね(遊佐さん)」といったコメントが聞かれました。
“HERO Introduction”の前半が終了すると、虎徹、バーナビー、アントニオ、キース、イワンのスキットを挟んでライブコーナーへ。ロックバンド・藍坊主が、1クール目のエンディングテーマ『星のすみか』を披露しました。
→次のページでは、HERO Introduction 後編をお届け!(2ページ目へ)
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