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2011年12月5日(月)

秋葉原の真ん中で“気持ちいい合体”について語る!? いろいろな情報が明かされた『アクエリオンEVOL』神話的製作発表会の模様をレポ!

文:電撃オンライン

 続いて、取材陣から寄せられた質問に答えていくことに。ここでは各質問とその答えをインタビュー形式で記載する。

――以前のシリーズ作品を知らなくても楽しめますか?

山本監督:知らない人がご覧になっても楽しんでもらえる自信はあります!

河森総監督:山本監督やシリーズ構成の岡田麿里さんに参加してもらったのは、前作を知らなくても楽しめるようにしようという思いがあったからです。そのために山本監督がとても頑張ってくれています。

――音楽を担当する菅野よう子さんに、どのような方向性で曲を作るよう依頼しましたか?

河森総監督:『アクエリオン』らしいインパクトもありつつ、今回はより青春路線、恋愛路線をイメージした曲をお願いしています。さわやかさと危うさを意識して作ってもらいました。ただし、それ以外にもかなり強烈な曲も入っています(笑)。エンディング曲もとても素敵な曲になっていますので楽しみにしてください。

――声優陣の皆さんに質問します。演じる上で注意している点はどこですか?

梶さん:アマタは気弱なところがありますが、心が優しくまっすぐ頑張っている主人公らしい主人公です。弱さを見せつつも、合体シーンや戦闘シーンではカッコよく見えるように意識しています。

茅野さん:ミコノは自分に自信が持てない女の子です。とても女の子らしいところが多いので、その部分を意識して演じています。自分に自信を持ちたいというところはちょっと似ているかもしれません。

花澤さん:ゼシカはとてもボーイッシュで場を盛り上げるタイプです。私自身はおとなしいタイプだったので、当時周囲にいたそういうタイプの女の子を思い出しつつ演じています。戦闘シーンではカッコよく見せたいと思って演じています。

内山さん:カグラはとてもワイルドなタイプですが、まったく正反対のタイプですので……。日常からちょっぴり乱暴に行こうかと思っています!(会場笑)

梶さん:やめてください!(笑)

中村さん:ミカゲはミステリアスなキャラクターで、僕自身もまだ彼のことをよくわかっていなかったりします(笑)。河森総監督や山本監督と話をしながら、役のイメージをつかんでいこうと思います。

河森総監督:某作品だと優柔不断だけど、今回演じてもらうミカゲはまったくブレずに我が道を行くタイプの役ですね(笑)。

――シリーズ構成に岡田麿里さんを起用した理由を教えてください。

河森総監督:素敵な青春恋愛模様を描写するところと、「この人はなんでこんなことを!?」と思わせるようなとんでもないことをやってくれるところが『アクエリオン』にマッチしているだろうと思いました。周囲からも岡田さんを推す声がたくさんありました。

山本監督:普通の展開じゃつまらないと思って岡田さんに参加してもらったのですが、おかげで相当とんがった作品になったという感覚はありますね。

河森総監督:岡田さんは放送できない展開をやりたがったりするので、シナリオ会議が止まることもありますね(笑)。

――各キャラクターには不思議な能力が備わっているとのことですが、どのキャラクターの能力を使ってみたいと思いますか?

梶さん:アマタは興奮すると宙に浮いてしまう能力を持っているのですが、飛べる能力はいいですね。ただ、女子と肩が触れたくらいで浮いてしまうので、そこは問題ですが(笑)。

河森総監督:アマタは“世界で一番地に足が着いていない男”という肩書きがあるくらいですからね。

茅野さん:私もアマタの能力がいいですね。私生活で困ることは多いかもしれませんが、それでも空を飛べるのはうらやましいですね。

花澤さん:カグラみたいに強気になりたいです。

梶さん:それは能力ではなく性格ですよね!?

中村さん:暴言を言いたいということですか!?

花澤さん:違いますっ!

梶さん&中村さん:出てます出てます! カグラ感出てますよ!(会場笑)

内山さん:シュレードのようにピアノを弾きたいですね。

梶さん:それも能力じゃなくて趣味、特技ですよ!?

――中村さんはいかがですか?

中村さん:僕は小さい時に鳥になりたかったので、アマタ君の能力がいいですね。

 ここでトークコーナーは終了。スタッフ&声優陣と入れ替わる形でAKINO with bless4がステージに登場し、『創聖のアクエリオン』の後期主題歌『Go Tight!』と『アクエリオンEVOL』の主題歌『君の神話~アクエリオン第二章』の2曲を激しいダンスパフォーマンスとともに歌い上げた。その後再びスタッフ&声優陣が登場し、観客にあいさつをしていくことに。

●山本裕介監督
 1月の放送に向けて現場は熱く頑張っています! どうか皆さん楽しみに待っていてください。

●岩﨑篤史プロデューサー
 イベント終了後、スタッフは制作に戻ってガシガシと作っていきます。素晴らしい仕上がりになると思いますので、楽しみにしていてください。

●梶裕貴さん
 最近ではあまりない正統派のロボットアニメになっています。ですが先ほど河森総監督と山本監督が話していたとおり、岡田さんの脚本にはかなり驚くような展開やセリフがたくさんあります。男性も女性も楽しめる作品になっていますので、ぜひご覧ください。

●茅野愛衣さん
 今日は来ていただいてありがとうございました。スタッフと声優陣が一丸になって頑張っています。戦闘シーンのかっこよさはもちろん、岡田さんの脚本や、きっと出てくるであろう名言に注目していてください。

●花澤香菜さん
 このイベントに参加して、ようやく始まる実感がわいてワクワクしています。ゼシカは男の子っぽいところもありますが、お話が進むにつれて女の子らしい部分も出てきますので、ていねいに演じていきたいと思います。皆さん見てくださいね。

●内山昂輝さん
 岡田さんの脚本について皆さんが触れていましたが、僕は“ブッ飛び担当”なので、ぜひ見ていただきたいですね。他にも“どうかしている”キャラクターたちがわんさと登場する魅力的な作品です。ぜひご期待ください!

●中村悠一さん
 僕も魅力的なセリフ担当のキャラクターですので注目していてください。アフレコの時に声優陣で「なんだかわからないけれどおもしろいよね」と話している作品です。皆さんも初めて見た時にいい意味で「なんだこれ!?」と感じるんじゃないかと思います。ですから続けてご覧いただいて盛り上げてください!

●河森正治総監督
 情報を発表するタイミングが遅かったのでどうなるか心配でしたが、皆さんから力をいただきました。スタッフ、キャスト一同合体して頑張っています。何が飛び出すかわからないビックリ箱みたいな作品をお届けしたいと思っています。

 最後は合体時の掛け声を全員で叫んで終わることに。河森総監督の「念心!」に声優陣が「合体!」と続き、会場全体から「GO! アクエリオン!」と熱い叫びが響いたところでイベントは幕を下ろした。

→作品紹介や近日開催予定のイベント情報などはこちらから!(3ページ目へ)

(C)河森正治・サテライト/Project AQUARION EVOL

■TVアニメ『アクエリオンEVOL(エヴォル)』
【放送情報】
 テレビ東京……1月8日より毎週日曜 25:35~
 テレビ大阪……1月9日より毎週月曜 25:10~
 テレビ愛知……1月13日より毎週金曜 26:30~
 テレビ北海道……1月12日より毎週木曜 26:30~
 テレビせとうち……1月14日より毎週土曜 26:35~
 TVQ九州放送……1月9日より毎週月曜 26:23~
 ファミリー劇場……1月15日より毎週日曜 18:30~
 ニコニコ動画……1月16日より毎週月曜 24:00~


【スタッフ】(※敬称略)
 原作:河森正治、サテライト
 総監督:河森正治
 監督:山本裕介
 シリーズ構成:岡田麿里
 キャラクター原案:倉花千夏、石田可奈
 キャラクターデザイン:石田可奈、丸藤広貴
 アクエリオンデザイン:河森正治
 コンセプトデザイン:ロマン・トマ
 メカニックデザイン:ブリュネ・スタニスラス、高倉武史
 モニタグラフィックデザイン:笹倉逸郎
 メカニカルアート:天神英貴
 美術監督:吉原俊一郎
 CGプロデューサー:橋本トミサブロウ
 CGIディレクター:原田丈
 音楽:菅野よう子、大塚彩子
 主題歌:AKINO with bless4『君の神話~アクエリオン第二章』
 音響監督:三間雅文
 撮影監督:岩崎敦
 アニメーション制作:サテライト×エイトビット
 主題歌プロデュース:菅野よう子
 アニメーション制作:サテライト×エイトビット
 製作:Project AQUARION EVOL

【キャラクター&キャスト】(※敬称略)
 アマタ:梶裕貴
 ミコノ:茅野愛衣
 ゼシカ:花澤香菜
 カグラ:内山昂輝
 ミカゲ:中村悠一
 ジン:福島潤
 イズモ:安元洋貴
 シュレード:浪川大輔
 カイエン:鈴村健一
 アンディ:鳥海浩輔
 MIX:藤村歩
 モロイ:佐藤健輔
 クレア:???
 サザンカ:中島愛
 ドナール:諏訪部順一
 スオミ:小林沙苗

データ

▼『アクエリオン完全合体Blu-ray BOX』
■発売・販売:メディアファクトリー
■発売日:2011年3月23日
■希望小売価格:44,100円(税込)
 
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