覇を争う勢力に荷担するハラキリエンジンとは？ 『忍道2 散華』で戦況を裏から操ろう

文：電撃オンライン

▲主人公のゼン。

　スパイクは、12月17日に発売するPS Vita用ACT『忍道2 散華（さんげ）』の新情報を公開した。

　『忍道2 散華』は、『忍道 戒』『忍道 焔』と発売されてきた『忍道』シリーズの最新作。立体的なステージを舞台に、敵に見つからないよう隠密行動を取り、忍者としての任務を成し遂げる緊張感と、その後に待つ達成感を味わえる作品だ。PS Vitaのタッチ操作もアクションの中に採り入れられていて、ボタンとタッチの両方を駆使したステルスアクションを体験できる。

　今回は、ハラキリエンジンや任務評価などのゲームシステムを紹介。また、作中で覇を争っている3つの勢力についても説明する。

■宇高多を巡って争う3勢力の大名たち

　物語の舞台となる宇高多の争乱に、里を裏切った同胞の影を感じた主人公のゼン。彼は、一命を救ってくれた飛鳥への恩に報いるとともに、仇敵への復讐を果たそうとする。ここでは宇高多を巡って争う3つの勢力と、その代表を紹介する。

▲一条 信輝（CV：森田 順平）　宇高多の地を治める大名・一条家。統治能力は高くなく、目先の混乱に動じては、お抱えの飛鳥忍者に依頼を出して事態の収束を図る。

▲風天寅三郎久秀（CV：檜山 修之）　一条譜代の家臣、風天家の長。一条家では“宇高多の大うつけ”と言われていたが、実は武勇知略に優れる。統治能力のない信輝に代わろうと反旗を翻す。

▲季判（CV：中原 麻衣）　寺社勢力・阿無璃他教の新たな教祖。何者かに消された前教祖に代わり布教に動き出す。前教祖の死体は見つかっていないが、消したのは一条だと信じている。

■ハラキリエンジンで3勢力に介入！

　『忍道』シリーズでおなじみのハラキリエンジン。宇高多に存在する3勢力に対し、プレイヤーが自由に介入することができ、それによって情勢や物語が変化する。どの勢力の依頼を受けたかで、各勢力の軍事力、兵糧、御蓮が変動。この影響は、フィールド全体にまでおよぶという。

▲任務を受ける画面。任務が各勢力に与える影響は、ここで確認できる。		▲忍者ステルスアクションを駆使して、任務の達成を目指そう。

▲任務が終了したら、3勢力や宇高多の地に起きた変化をチェックしよう。		▲プレイヤーに加担されない勢力からは、依頼を受けてほしいと言われることもある。

【戦局変化の例】

▲風天軍が兵糧不足に陥っている状態。例として、ここから3勢力それぞれの依頼を受けたらどうなるかを紹介する。

▲一条家の依頼。彼らは風天軍に追い打ちをかけようとしている。風天軍兵士は、食べ物にまつわる罠（忍具）に引っ掛かりやすくなる。

▲風天家の依頼。風天から“季判軍の兵糧を強奪しろ”と言われる。これを達成すると、風天軍の兵糧が復活！　一方で季判の兵糧は大打撃。

▲阿無璃他教の依頼。季判は、風天軍からさらに兵糧を横取りしようとする。兵糧を取られた風天軍の軍事力は、大幅に低下する。

■任務の評価方法は？

　任務には、さまざまなバリエーションのものが用意されている。例を挙げると、暗殺、全滅、決闘、偵察、護衛、輸送、泥棒、誘拐、救出などだ。任務終了時、任務の達成度と、得られた経験値や報酬を確認することができる。また、依頼時に設定された特約を守った場合は報酬がアップ！

　こうして経験値が一定以上溜まると、主人公はレベルアップし、SP（スキルポイント）が与えられる。SPを能力値に割り振って、主人公を自分好みに強化しよう。

(C)Spike/ACQUIRE All Rights Reserved.

データ

関連サイト

• 『忍道2 散華』公式サイト