海外の女の子に人気な理由とは？ 3DS『クッキングママ 4』開発陣にインタビュー

文：電撃Nintendo

■【料理以外のミニゲーム】子供たちがおもしろく思いそうなものを入れました

――新たに「お手伝いをしよう」というメニューが加わりましたが、窓ふきや雑巾がけなど、料理以外のお手伝いメニューを入れた理由はなんでしょうか。

M　日常にあって料理に関連性のあるお手伝いは、これまでのシリーズにはなかったものですし、おもしろいかなと思って入れてみました。

▲カラスやクルマをよけながらゴミをゴミ置き場に持っていったり、ぞうきんがけをしたりできる。これをプレイして大掃除を手伝う気になってくれたら、ママは大助かり。

――料理を組み合わせて楽しめる「組み合わせてみよう」モードのメニューが、『クッキングママ 3』までの普通の組み合わせ（卵と野菜を合わせてポテトサラダなど）とは違って、驚きの組み合わせ方になっているそうですが。

M　普通は組み合わせないメニューですが、子供たちが「この2つを組み合わせたらどうなるんだろう？」と楽しんでプレイしてくれたらいいなと思い、入れてみました。

▲うどん＋いちごチョコと、いかすみスパゲッティー＋焼き鳥。3D立体視で見るとリアルさが際立ち、大人が見ると引いてしまいそう。でも子供たちにはきっと楽しいのだろう。

――最大4人までの同時対戦も楽しめますが、ミニゲームを選ぶ基準はどんなところにあったのでしょうか。

M　開発の終盤で料理のミニゲームがすべて出そろってから、みんなで競えて楽しめるものという基準で、その中から対戦用のミニゲームを選定しました。

▲ダウンロードプレイにより、最大4人まで同時対戦できる。ママはチアガール姿で応援してくれる。

――今作ではママの衣装やアクセサリー、キッチン周りの小物も変更できますね。

M　自分だけのママができたら楽しいだろうなと思ったんです。さまざまな条件をクリアすると星の形をしたボーナスを獲得できて、それを集めると新しいアイテムを手に入れられるようになっています。

▲アクセサリー、衣装、キッチン周りの小物を変更できる。僕だけのママを作ろう！

――ちなみにママの表情は基本的に笑顔ですが、いろいろな表情やアクションを入れようという考えはなかったのでしょうか。

K　『クッキングママ』を発売した当初は認知度がまだなかったので、さまざまなポーズをさせるよりも、1つに固定して定着させるほうがいいと考えました。優しく、安心させるというイメージを大事にしています。

M　ママは、子供たちが手順に失敗しても次に進めるようにしてくれるし、怒ることもなくなんでも褒めてくれるので、基本的に笑顔になりますね。

※ゲーム写真はすべて『クッキングママ 4』の画面です。

▲いつも笑顔なママの年齢はヒミツだそう。こんなママがいれば、僕も料理人になれたのに……。

▲取材後記：声がマイクまで届きにくかったので苦労しました。

(c)2006, 2011 COOKING MAMA LIMITED / Published by OFFICE CREATE

データ

関連サイト

• 『クッキングママ 4』公式サイト